渋谷の街を作る！？🌱 博報堂【ミライの事業室】って何🤔✨？！
- ライフスタイル
- じゅぴ🐰
- 2021.3.24
博報堂って何！？ミライの事業室って何！？と何も知らないJKが多いと思います！
そこで、、、
今回は 博報堂のミライの事業室 について取材に行って来ました🙌🍒
今回お話を聞いたのは
【ミライの事業室 ビジネスデザインディレクター 大家 雅広さん】
💭そもそも、博報堂ってどんな会社？？
博報堂とは日本の広告会社。
広告会社は企業と一緒に広告をつくることが中心のお仕事で、
皆さんが日々見ているテレビCMやインターネット広告などを作っています😳😳
💭ミライの事業室について
じゅぴ
｢ミライの事業室で大家さんは具体的にどんなお仕事をされているのですか？
高校生にもわかるように、簡単に教えてください！！｣
大家さん
｢博報堂の中でもミライの事業室の仕事は、今までの広告会社の仕事（いわゆる広告をつくる）とは少し違います。
そんなミライの事業室の中で、私はスマートシティと言われる新しい街づくりをしていく仕事を担当していて、色々な人たちを巻き込みながらこんな街があったらいいなというのを実現させるべく仕事をしています。
例えば、広い公園があったとします。そこに遊具があるから遊具で遊ぶ、のではなく自分たちで新しく菜園を作ったり、自分たちが使いやすいように遊具を設置して、より楽しい公園にしていこうというような、使う人たちの意思を反映させて、その人たちの力でこれからの街づくりができるように新しい仕組みを作ろうと日々仕事をしています。｣
みん
｢ミライの事業室のホームページに書いてあったのですが、今まで他の会社の仕事を支援する事業開発支援から、自ら事業を開発する側に立場を変えたのはなぜですか？｣
大家さん
｢今までは他の会社の仕事がうまく進むようにお手伝いや宣伝することが中心でしたが、自分たちが自らオーナーになって事業を開発すると、多くの企業を巻き込んだりすることができるので、より世の中を動かすことができるのではないかと思っています。
広告の仕事は、ポスターをデザインする人、テレビCMをどこで流すか考える人、その広告効果を計算する人、CMで着る衣装を考える人、、、と一つのテレビCMをつくるのにも沢山の人が関わるので、調整（プロデュース）していくことが重要です。
事業開発には、多くの人を巻き込んで調整することが必要なのですが、長年そうした仕事をしてきた僕たちの得意なことなので、自ら立場を変えたということもありますが、世の中から求められて変わったという部分もあると思っています。｣
じゅぴ
｢ミライの事業室のサイトではクリエイティブ・リーダーシップという言葉が何度も見られましたが、
クリエイティブ・リーダーシップとはなんですか？｣
大家さん
｢クリエイティブ・リーダーシップは、「これいいよね！」というようなビジョン（夢・目標）を提示できる力、人を巻き込む力だと思います。
高校生の身近なことでいうと文化祭が近いかな。文化祭って自分たちで企画して、先生を説得したり、みんなに参加してもらえるようにしていくことが必要だと思うんですけど、そんな風にみんなを引っ張れる人はクリエイティブ・リーダーシップを持っていると言えると思います。｣
みん
｢学校でSDGsの目標について勉強して関心があるのですが、博報堂の仕事ではどんなことを解決できる可能性がありますか？｣
大家さん
「SDGsは地球のみんなで解決しましょうという話だと思うんですけど、自分たち一人ひとりの暮らしからは遠いと思われがちですよね。
博報堂では、「生活者発想」と呼んでいるのですが、実際に使う人や暮らす人の視点で共感してもらえるかを考えて、解決したいと思ってもらえるかとか参加したいサービスにできるかが重要だと思います。
例えば「海の生態系を守ろう」と言われるより「いつまでもおいしいお刺身を食べられるように」とか、“それなら参加したい！”と思えるように簡単な言葉や表現に翻訳することも仕事だと思っています。」
💡「ミライの事業室」について、詳しい情報はこちらから‼️
💭 まちづくりアプリ｢shibuya good pass｣とは？？
じゅぴ
｢このアプリを作ったきっかけやどう使っていくのか、どういう人がターゲットなのか教えてください！｣
大家さん
｢shibuya good passはその街に住む人や使う人の“あったらいいのにな”“こうなったらいいのにな”という思いから街を作れるような仕組みになっています。
今回は渋谷ですが、そこに住んでいたりその場所を使っている人のアイディアを用いて、生活者にできることを街や社会のために活用できるようにするためのアプリです。
例えば、渋谷にはひまわりを植える活動をしているまちづくり協議会があって、僕も参加しているのですが、長年の活動の中でこの活動自体の高齢化がすすんでいます。
活動は持続しながらも、お年寄りの方たちの負担を減らして、新しい世代の人にも参加してもらえる仕組みが必要です。
そんな時に若い人も高齢な方も、誰もが自分のアイディアで街を変えられたら素敵だと思いませんか？
渋谷には若者の集まるエリアというイメージがあると思いますが、古くから住み続けていらっしゃる方も実は結構います。
今は色々な新しいサービスが増えて、その場所に住んでいる人や利用している人が求めていることも少しずつ変わってきていて、それに合わせて街の在り方も変わっていく必要があると感じています。そんな中で、一人ひとりの気持ちを汲み取れる、街づくりの仕組みを作りたいと思ったんです。
Shibuya good passのターゲットは、渋谷に住んでいたり利用することがある人、アイディアを持って楽しんで街づくりをしてもらえる人です。｣
みん
｢今回は渋谷という都会で、あまり地域性がないような感じがしたのですが、なぜ渋谷を選んだのですか？｣
大家さん
｢渋谷というとスクランブル交差点や渋谷駅といった若者の街をイメージされがちなんですが、実は渋谷という街は、他の街と変わらないくらい高齢者の方も住んでいますし、子育てをしている人、働きにきている人、買い物に来る人、文化の発信拠点など様々な側面が見られる街です。さらに僕たちは渋谷区が掲げる「ちがいをちからに変える街」というビジョンにも共感をしていて、いろんな人たちの想いを力に変えて、その違いを楽しみながら、街づくりをしていきたいと思っています。
まずは発信力のある渋谷で始めますが、他の街でもこのようなサービスを提供していきたいと思っています。
また他の地域で展開する時にも、good passを通してその地域の特性を際立たせて街づくりをしていきたいですね。｣
ぁぃ
｢shibuya good passをJKにおすすめするならどんな機能をおすすめしていただけますか？｣
大家さん
｢JK公園とかどうですかね…！
自分たちで掃除もするし、管理する。やりたいことやつくりたいものがあったら自分たちで発案してスポンサーを見つけて、自分たちで全てやる。自分たちの自治、JK自治によって成り立つ公園があったら面白いんじゃないかなと思います。地域や企業の人たちも楽しんで関わってくださると思うんですよね。
いろんな人がやりたいことに手を挙げて、仲間を集めることができるというのがこのgood passでやりたいことなので、それがJKの皆さんにもおすすめできる機能です。」
ぁぃ
「確かに良さそう！面白そうですね！色々なアイディアを考えてみたくなります！」
💡「Shibuya good pass」についての詳しい情報は、こちらから‼️
最後にJKからいくつかの提案をさせて頂き、その場での議論も盛り上がりました！！
今回は博報堂さんに取材させて頂きましたが、何もわからない私たちに詳しく教えていただけました！
ミライの事業室ではこれから渋谷に住んでいる人向けに様々なサービスを提供していくことがわかりました！
私たちもこれから自分の住んでいる街にもっと素敵な提案ができるように様々なことに目を向けながら日常を過ごしていきませんか？🙆♀️🌷
博報堂さん、今回は貴重な経験をありがとうございました！！
《今回取材した女子高生》
じゅぴ（JKライター・高１）
今回は取材させて頂きありがとうございました。ホームページを見てもなかなか理解できなかった私たちに、わかりやすく丁寧に解説していただけて、ミライの事業室にとても興味を持てました！私たちも利用する渋谷という町がもっと素敵に発展していけたらいいなと思います！
みん（JKライター・高１）
高校生の私たちにも分かるように一つ一つ丁寧に説明してくださってありがとうございます。
社会が変わっていくことで、広告会社をはじめとする色々な会社の役割が変わっていくんだな、と実感し、面白かったです。
あずみん（JKライター・高１）
ミライの事業室と博報堂さんが目指していることをよく知ることができました！私たち高校生でもできるプロジェクトや企画があればチームシンデレラでも参加してみたいなと思いました！ありがとうございました🙇♀
ぁぃ（JKライター・高２）
今回は広告会社とは何かということから、ミライの事業室のことまで、たくさん知らなかったことや興味深いお話を聞けて、今まで考えなかった未来の社会について考えるようになりました。
貴重なお時間をありがとうございました。
《今回取材した会社》
株式会社 博報堂
👉博報堂 公式サイト
👉ミライの事業室 サイト
👉Shibuya good passサイト
