【リリィ、さよなら。】独占インタビュー!アーティストの知られざる苦悩とは!?《読者プレゼントも♡》

今回、JKライターがインタビューしてきたのは・・・

シンガーソングライターの

\♡リリィ、さよなら。♡/さん

「リリィ、さよなら。さんがどんな人か知らない…」

という方は、まずコチラの紹介記事を読んでみてくださいね♪↓↓

切ない歌詞が涙を誘う。シンガーソングライター【リリィ、さよなら。】さんをご紹介☆
https://emmary.jp/entertainment/20181220/

最後には“読者プレゼント”もあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!!

それでは早速スタート♪

◆お仕事について

――リリィ、さよなら。さんが歌手になろうと思ったきっかけを教えて下さい。

リリィ、さよなら。(以下:リリィ)
『中学校2年生の時、初めて付き合った子とデートでカラオケに行ったんです。
それまで、僕は人前で歌うのがすごく嫌で…。そのカラオケの時も、本当は緊張するし嫌だったんですけど、やっぱり好きな子の誘いなので、頑張って勇気を出して歌ったんです。そしたら「すごく上手いね!」と褒められて。

それから「ギター弾けないの?」と言われて猛練習したり、「自分で曲作ってみたら?」って言われて、曲作った事なんてなかったのに、当時知っていたギターのコードも5、6つくらいで頑張って曲を作ったりしました。
その時に初めて書いた曲が「夏のにおい」という曲で、今でもライブで歌ったりします。

実際に作ってみたら、それが結構楽しくて!そこから高校に入って、バンドを始めたんですよ。
高校1年生の夏休みに、軽音部で作ったバンドで、僕がオリジナル曲を作詞作曲して、コンテストに出たんです。
そこでグランプリは取れなかったんですけど、審査委員賞を貰えて、初めて友達とか家族とか、好きな子とかじゃなくて、ちゃんと音楽のプロの人に「君、いい曲書くね。」と、自分の音楽を褒めてもらえたんです。
そこが割と決め手で、それから曲をたくさん書くようになりました。
だから、”高校1年生の夏のコンテストで賞を取ったこと”が、歌手になるきっかけとして、1番大きな出来事だったと思います。』

――リリィさんにとって、”歌”とはどのような存在ですか?

リリィ
『初めてCDをリリースしてから3年くらい経つんですけど、年齢も20代後半になってきて、改めて歌ってなんだろうと考えることがあるんです。
CDを出す前は、本当に”音楽が好き、歌が好き”という気持ちだけでずっとやれていたけれど、実際に現実を見たり、数字を見たり、周りを見たりする中で、音楽が”楽しい”ものから、生きていく・食べていく上で、どんどん”しなきゃいけない”ものになってきてしまっている部分があります。

自分にはそれしかないから、どんどんそれが重たくなってきて…。つい最近ディレクターさんと話して、初めの頃の気持ちを思い出して、やっぱり歌って言うのは僕にとって楽しい場所であるはずだから、もう1回歌を「自分の1番楽しいもの」「幸せなもの」として楽しんでいきたいと思うようになりました。』

――先日、「降ってきたので、新曲を一気に書いた」とツイートされていましたが、歌詞やメロディーはどのような時に湧いてくるのですか?

リリィ
『散歩している時。あとはお風呂入っている時とか、ハイになっている時。ちょっとお酒飲んだ時とか、楽しいことがあった時。それこそみんなでクラス会行ったりとか、パーティーの後とか、いいことがあって気分がハイになっている時ですかね…。
でも一番は、好きなアーティストさんの歌を聴いたり、ライブに行った後の帰り道とか。自分の全身にアイデアがみなぎっているような気がするんです。やっぱりハッピーな時なんでしょうね。そういう時に曲は降ってきます。

詞については、自分の中で人生とか恋愛、友達、人間関係に関してすごく悩むことがしょっちゅうあるんでけど、そういう時に思ったこととか、心の中で渦巻いていたことを、1回冷静に整理整頓して自分を落ち着かせる時に、使う言葉を探したりするんです。
それをiPhoneのメモ機能にストックしていって、たまに見返すんですよ。その時に「これ、良かったな!」と思って、そこから膨らませて歌詞を書くことが最近は多いです。

あとは急に、こういうフレーズとか、こういう文章を言いたいなって思って、それを入れたいがためだけに曲を書いたりします。
「シアワセな機械」という曲があるんですけど、多分そもそも”シアワセな機械”って言いたかっただけだったんだと思うんですよ。その当時、アンドロイド系の映画とか、アニメとかを観て、人間とアンドロイドの違いに凝っている時期に、「シアワセな機械さ」って言いたかっただけで。電車の中で一番のワンコーラス作って、当時の担当の人に見せたら、「”シアワセな機械”って言いたいんだったら、頑張ってその設定を最後まで持っていかないとダメだよ。」と言われて…。
その後に、どうしても”シアワセな機械”って言いたいし、歌いたかったから、頑張ってその設定を頭に残しつつ、歌詞に残して作ったということもありました。』

――今後、書いてみたい曲や、書く予定の曲はありますか?

リリィ
『今までは悲しい歌が多かったんですけど、年齢も大人になってきて、悲しい歌ばっかり聞くと胃もたれしてくるんですよ。
“切なさ”っていう今までの僕を知ってくれていた人達が良いって言ってくれる部分を無くすんじゃなくて、もう一個新しい側面として、今日も明日もハッピーみたいな、SMAPさんの「SHAKE」みたいな、とにかくハッピーで仕方ない曲を書きたいです。

それに、今まで結構バラードが多かったので、ロック調だったり、もっとライブで一緒に歌えるような、軽い気持ちで一緒に楽しめるような曲を来年以降はもっと増やしていきたいなと思っています。

あともう一個!恋愛がうまくいってないラブバラードじゃなくて、今日も明日もあなたが好きで…っていうハッピーなラブソングを書きたいです。
映画の「センセイ君主」みたいなキュンキュンする青春ものの主題歌にはやっぱり、TWICEさんの「I WANT YOU BACK」みたいなハッピーな曲が似合いますよね!
僕もああいう「ザ・少女漫画です!」みたいな、とにかくキュンキュンハッピーラブラブみたいな曲を書きたいです。』

JKライター
『少女漫画を参考に、歌詞を書いているという方がいるとよく聞きます!』

リリィ
『そうなんですね。やっぱり自分の経験とか恋愛だけじゃね…。
同じ業界で仕事をしている子達の中には、すごく恋多き子もいるんですど、みんながみんなそうじゃないし、少なくとも僕は…端的に言うと、モテない(笑)。

モテたいんですけど、バンバン恋をしているわけではないので…。恋したいですね。絶対その方がいい曲が書ける。
やっぱり独り身だったりとか、恋愛していない時期になると、ラブソングは捻り出さないと出てこないから。だから、表現者こそ恋するべきなんだなぁと、重々感じています。』

――リリィさんが、ライブ時に大切にしていることはありますか?

リリィ
『心が折れないこと!
いつもワンマンで、自分だけを観に来てくれるお客様ばかりのライブじゃなくて、例えばサーキットイベントとか、フェスみたいなイベントとか、それこそストリートやインストアライブ。
そういうライブでは、やっぱり初めましての人もいるから、途中で離れていったりとか、あんまり楽しくなさそうだったりとかする時は、心が折れそうになるけど、「最初から最後まで絶対にやりきるぞ!」っていう気持ちで、心が折れないようにっていうのは考えるようになりました。

昨年の10月にあった“大柴広己×Zepp DiverCity presents「SSW18-EAST」”というイベントの時に、会場も広くて色んなアーティストさんのファンがいる中で、心が最後まで折れずにやりきるっていうことをやった時は、やっぱりちゃんと届くんですよ。
逆に途中で声の調子が悪かったりとかで心が折れてしまうと、ほんの小さなニュアンスかもしれないんですけど、お客さんに伝わるんですよね。

だから、最初から最後まで気力を保って、「ありがとうございました」と言って、舞台を降りるまで、ずっと”リリィ、さよなら。”でいること。集中力だと思います。』

◆ご自身について

――普段はどのような曲を聴いていますか?

リリィ
『僕、物凄くJ-POPオタクで、実家に、中学校1年生くらいから集め出したCDが約300~400枚くらいあるんですよ。
オリコンの雑誌とかも毎週買っていたりして、チャートもよくチェックしていました。レコーディングスタジオとかに置いてあった、色んなレコード会社さんの情報やどんな新作が出るかとかが書いてある分厚い辞典とか…。
そういうJ-POPだったり、J-POPの業界にまつわる物を見るのが昔からめちゃくちゃ好きだったので、これっていうアーティストさんを一つ挙げるっていうのは難しくて。

ヒップホップも、パンクロックも聴くし、メロコアも、王道の歌モノも聴くし、最近は、作家の勉強としてアイドルさんにも手を出すようになってきました。

この仕事を始めさせてもらってから、アイドルのお友達が増えてきて、それこそ、こないだコラボライブをさせてもらった、ザ・フーパーズの未来くんや、一緒に音楽を作っている歌い手のグループROOT FIVEのリーダーのkoma’n(こまん)くんも、男性アイドルですし。

あ、あとMr.Childrenさんが好きです!』

JKライター
『ザ・フーパーズの未来さんと同じですね!』

リリィ
『そう!未来くんと曲の趣味が、ほぼほぼ同じだと思っていて。近いなと思ったのが、未来くんがソロライブでカバーしている曲、大体そのアーティストさんの僕が一番好きな曲だったり!

AAAさんの「唇からロマンチカ」とか。僕あれ、結構カラオケで歌うんですよ。AAAさんって、「恋音と雨空」とか、そういうメジャーな曲がある中で、あれを歌う未来くん、渋いなぁと思って(笑)』

そんな、お二人のコラボライブレポートはコチラ↓↓
【ザ・フーパーズ 未来×リリィ、さよなら。】ツーマンライブを潜入レポート♪
https://emmary.jp/entertainment/20181226-2/

――リリィさんの曲の中で、元気になりたいときに聴く、オススメの曲があれば教えてください。

リリィ
『「シアワセな機械」という曲があって、それはPVとかも作るリード曲として、初めて明るい曲を出したんですよ。
この曲、歌い出しから「自分が嫌い 自信だって無い」で始まるんですね。でも、それを肯定してくれる人がいるっていうストーリーになっていて、とにかくハートフルなので、温かい気持ちになれると思います!
ぜひカップルとかでも聴いてほしいです!』

――もし歌手になっていなかったらどんなお仕事をしていると思いますか?

リリィ
『僕、ずっと児童カウンセラーになりたくて…。
実は、その道で大学院まで行って、臨床心理士の資格まで取ろうとしていた寸前のところでデビューが決まったので、結局大学院には行かなかったんです。

若い子、特に10代の子たちって、自分ではわからないことばかりだったり、悩んでいてもどうしたらいいかわからなかったりして、それを理解してくれる大人が必要だと思うんです。

僕はたまたま高校の養護の先生が、すごく僕のことをわかってくれて、色々相談に乗ってくれていたから良かったけど、胸の中に色んなものが溜まってしまって苦しい子って、世の中にたくさんいると思ってて。

特に中高生とかはスマホを持っているから、嫌なこととかも見えてしまう。SNSとかもさ。あれ、余計に病むじゃん、見えすぎて。
「えっ?そことそこで繋がってたの?」とか、裏垢とか。だから今の子達はもっと心が傷んでいるんじゃないかと思うので、もし歌手じゃなかったら、そういう子達を助けてあげたいなと思いますね。』

歌だけでなく、現代の子ども達に向けてもこんなにも考えてくれているなんて、なんて優しい心の持ち主なのでしょうか(;Д;)

当事者として涙が出そうになりました…(´:ω:`)

――今年はどのような年にしたいですか?

リリィ
『昨年は大きく状況が変わったり、そこからの再出発の年だったので、すごく自分の人生とか音楽とか、とにかくずっと悩んでいた1年だったんですよね。

なので、2019年は悩むだけじゃなくて、もっと自分の音楽や人生に対して、それを取り巻くものや人達の事も含めて、全部を楽しめるようになりたい。もっと楽しい1年にしたい。

やっぱり自分が楽しくないのって伝染しちゃうし、自分も周りもハッピーな感じになるといいなと思います。』

――今年は上海でライブされるということなのですが、どんなライブにしたいですか?

リリィ
『初めて中国にライブしに行かせてもらうので、正直ちょっとまだ僕も未知の領域という感じなんですけど、色んな中国のアプリとかで見たら、僕の曲が再生回数の多さだけじゃなくて、YouTubeのコメント欄にも6000、7000件とか“いいね”が付いていて。「なんか中国で先にバズっとるやん!」と思って、すごく嬉しかったです。

中国の方々から、両手に抱えきれないほどたくさんのプレゼントを頂いたりとか、寄せ書きや手紙も頂いたり、それだけじゃなくて、ネットからも色んな人からの祝福とか「いつも好きです」みたいなメッセージも頂いて。

中国にそんなにお客さんがいるっていうことを今まで知らなかったので、緊張はしますけど楽しいことしかないだろうなと思っています。

ただ1つ不安な点があって…中国語が難しい!(笑)

この前、上海でのライブのために中国語でコメント動画を撮ったんですけど、日本語にないような発音がまぁ多いんです(笑)。英語で言う”th”みたいな。

本当に難しくて。中国語もちゃんと勉強しなきゃなと思っています。』

中国語の発音を面白おかしく真似してくれました(笑)
このかわいらしいキャラで、中国人のお客さん達とも仲良くなれること間違いなしですね!♡

――「2019年には、絶対にこれをやるぞ!」という目標はありますか?

リリィ
『あります!昨年フリーになって、どうしても活動の規模が大幅に縮小してしまって、折角CDを出させて頂いたのに、ツアーができなかったんですよ。

ライブも100人ちょいぐらいの規模で、何回かソロライブをするくらいしかできなかったので、2019年は、東京・大阪、出来たら地元の熊本とか、2、3箇所でもいいので、ちゃんと”ツアー”という形で、ワンマンライブをやりたいなと思っています。』

◆最後に…

――EMMARY読者の女子中高生に向けて、メッセージをお願いします。

リリィ
『10代の多感な時期って、失恋したり恋したり、友達と喧嘩したり仲直りしたりで、とにかく毎日色んな事が起こったり、思ったりすると思うんですよね。

その、すごく色んな感情が生まれる時期に、リリィ、さよなら。の歌はとても合うと思っていて、例えば、今日はこんな気分だから、この曲を聴こうとか。

歌詞が物語調になっていて、このお話を聞くぐらいの感覚で、恋してる人・してない人、ハッピーな人・そうじゃない人、その全ての人に対して、青春のお供になれると思うので、ぜひ聴いてほしいです!』

リリィ、さよなら。さん
ありがとうございました!!

お話を聞く中で、本当に心が優しい方で、音楽に対して真摯(しんし)に向き合っている方なんだという事が伝わってきました!

そんなリリィ、さよなら。さんは、
熊本県民テレビ主催の音楽フェス「HAPPY JACK」
3月16日にご出演します!!

●HAPPY JACK 2019ホームページ
http://www.kkt.jp/event/happy_jack/livecircuit/timetable.html

このインタビュー記事を読んで、リリィ、さよなら。さんに興味を持ってくれた方は、ぜひイベントに行ってみたり、楽曲を聴いてみてくださいね♡

最後に読者プレゼントのお知らせです!!

【リリィ、さよなら。さんのサイン入りクリアファイル】

を抽選で3名様にプレゼント♡

■応募締切■
3月18日(月) 終日

■当選連絡■
プレゼントの発送をもって、当選とさせていただきます。

応募は締め切りました。

たくさんのご応募ありがとうございました!

はるメロン

メロンと大好きな音楽が生きがいの高校3年生、はるメロンです! 読者の皆さんと同じ目線で、共感できる記事をたくさん書けるように、頑張ります!少しでも、みんなのJKライフに花を添えられたらいいな♪
Twitter:@EMMARY_melon