ユースケ・サンタマリア＆指原莉乃が語る劇場版『ONE PIECE STANPEDE』！！憧れ続けた「ONE PIECE」初出演の感想は？《読者プレゼントあり?》

エンタメ
はるメロン
2019.8.8

あの国民的アニメが3年ぶりに映画館に帰って来た！！！！！！！

その名も…

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』

アニメ『ONE PIECE』は、
今年で放送開始20周年(*´꒳`ﾉﾉﾞ☆

それに合わせて今回の劇場版も超豪華！！

なんと史上最多200人以上の声優さんが参加しているんです！

その中から、今回EMMARYでお話をお聞きしたのは、
本作にゲスト声優として出演されている

＼♡ユースケ・サンタマリアさん♡／
＼♡指原莉乃さん♡／

お二人とも昔からONE PIECEの大ファンだということで、作品についてとても熱く語っていただきました♪

最後には“読者プレゼント”のお知らせもあるので、お見逃しなく！

◆劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』について

――お二人が思う本作の見どころを教えてください。

ユースケ・サンタマリア (以下:ユースケ)
『登場する声優さんの数も過去最多で、もうやっちゃいけないことをやってしまっています。今回、漫画やアニメで追っかけてる人からしたら、夢の共演・夢の共闘の連続で、冒頭からクライマックスまで本当に見どころ。
これをやってしまって今後大丈夫なんだろうかって思います。次は何をもって来るんだろうってね。』

指原莉乃(以下:指原)
『本当に驚きの展開の連続で、瞬きすら惜しいくらいなので、ひとつに絞れないくらいたくさんの面白い瞬間があると思います。』

出演した声優さんの数を指原さんが所属していたグループ名に掛けて、ユースケさんが『総勢48名？』という場面も(笑)

お二人のコンビネーションが最高に面白かったです！

――ユースケさんが演じる《ブエナ・フェスタ》は、ザ・黒幕で、普段のユースケさんとは全く違う役柄だったと思うのですが、役作りはどのようにされましたか？

ユースケ
『やり方がわからなかったので、監督に聞いたんです。「芸能人で言ったらどんな声ですかね？」って。そしたら泉谷しげるさんみたいな声でって言われたんです。余計に分からなくなっちゃって(笑)泉谷さんみたいな声は出せないけど、俺が精一杯それを目指した声(笑)
あとは動いているフェスタを見て、そこから想像して録りました。結局考えて色んな声を出してみたけど、どれもピンと来ないし、監督がどれをOKするのかわからない。これ、お芝居と一緒でしたね。家でいくら準備していっても、「もっと早口で」って言われた瞬間にセリフが一気に飛んでしまうこととかあるんですよ。それと一緒で、今回も変に作りこんで行ってもダメなんだと。だから当日の俺に任せようって感じでした。でもさっしーはね、7つ用意してた。』

指原
『やめてください(笑)
でも、本当に練習はたくさんしましたね。練習の仕方すらわからなくて、何が合っているかわからなかったので、とにかく大きな声を出して練習しました。自分の中でアンちゃん(指原さんが演じた歌姫アン)の声が高い声なのかなと思ったのですが、地声が高い方ではないので、高い声をたくさん出していたら、猫にドン引きされました(笑)2、3年一緒にいる中で初めて聞く声だし、私が普段独り言とかも言わないからでしょうね(笑)』

ユースケ
『さっしーが演じるアンは、さっしーそのままでいいと思ってたのよ。そしたら、山ちゃん(山里亮太さん)もそうだけど、やっぱり変えてきてる。俺は、昔「薔薇色のブー子」で共演した時にさっしーの演技を見たんですけど、そういう感じで来るのかなと思ってたんですよ。俺の中のさっしーの芝居はあの時で止まってるから(笑)』

指原
『確かに、お芝居はあの時から変わってないです(笑)』

ユースケ
『でも、俺出来上がりを聞いた時、めちゃくちゃいいなと思った。すごく工夫してるのよ。普通にやってもいいところを、ちゃんと盛って来てる。語尾をパーンとはね上げたりしてるのね。アンというのが、自分が思っていたよりもずっと豊かなキャラクターに見えてました。それに比べて自分はこれでいいのかなと少し不安になりました。』

指原
『私は、実はまだユースケさんの声をちゃんと聞けていないので、とても楽しみです！！』

◆「ONE PIECE」シリーズについて

――お二人の中で、ONE PIECEのエピソードで一番記憶に残っているものはどこですか？

指原
『大人になった今と、子どもの時とで一番印象が変わったのは、サンジがルフィの仲間に入るエピソード。「くそお世話になりましたっ！」っていうセリフの。子どもの時は「何で泣いてるの？」みたいな。なんでお別れのシーンで、ここまで泣いて土下座しるんだろうって。でも大人になって読み返した時に、そりゃそうだわと思いました。感謝する気持ちや、もう会えなくなっちゃうかもみたいな気持ち、色んな気持ちがあってああなったんだなって。』

ユースケ
『俺はね、ビックマムとの戦いのシーン。明らかに敵わないから、“どう戦う”のかなと思ってたの。そしたらなんと、その話ってビックマムから“どう逃げる“かって話だったんです。普通の少年漫画って、ちょっと自分よりも強い相手に勝って、だんだんレベルアップしていくと思うんだけど、ビッグマムが強すぎるんですよ。ルフィって今まで、相手が強くても色んなことが味方してなんとか勝ってきたんだけど、ついにラッキーじゃクリア出来ない相手と戦ってるのよ。そういう意味では、「ホールケーキアイランド編」はすごかったなと読み返して改めて思った。』

――お二人は「ONE PIECE」の大ファンだということですが、作品のどこに1番惹かれていますか？

指原
『元々所属していたグループに、小学校6年生や中学校1年生の子がいて、その子たちに私が学生の時に読んでいた漫画の話をしたら、「知らない。なんですかそれ。」って言われるのが当たり前なんですよね。
でも「ONE PIECE」は20年くらい最前線を走り続けているから、どの世代の人喋っても、それが最新で古くないっていうのがすごいなと思います。』

ユースケ
『これだけ続いているから、今回の映画のようなストーリーをやれるわけでしょ。最初からこれだけ長く続く保証はないのに、尾田さん(ONE PIECEの原作者)は1話から伏線を張っていた。でもこれだけ続いて、尾田さんのやりたいことを全部詰め込んでいる。そして伏線を張り続けているんですよ。回収されていない伏線が山のようにあるのに関わらず、また新たな伏線がでてきちゃったりしてる。
その凄まじく広大な世界観が素晴らしいですね。俺は「ロード・オブ・ザ・リング」とか、目じゃないくらいに思ってますから。世界中に通用する日本が産んだ宝です。』

――原作の舞台の中で行けるとしたら、どこに行きたいですか？

指原
『私はシャボンディ諸島かな。回答が女子ですね(笑)』

ユースケ
『シャボンディ諸島は、天竜人がオークションとかしてなければいい場所だったんですけどね。そういう意味では最も危険が少ないのは、ウォーターセブンなんじゃないかと思う。変なやつがいないから。空島みたいな高いところに行くと高山病になっちゃうし、海とかは怖いですね。
昔、仕事でスキューバダイビングで30mくらい潜っただけでパニックになっちゃったから(笑)俺は滝とかが好きだから、ウォーターセブンいいなと思う。』

トットランドなど、誰かが支配している島も嫌なんだそうです。

とってもリアルに考えて回答してくれたユースケさん！

さすが原作ファン！！

――食べてみたい”悪魔の実”はなんですか？

指原
『本当は、自分が演じているアンちゃんの“ビジョビジョの実“(映画の中に登場します！)が、人に夢や希望を与えられる感じでいいなと思ったんですけど、それ以外なら、“ホビホビの実“。副作用で食べた時の年齢から見た目が変わらなくなるし、能力も一見ちょっと弱そうに見えるけど、おもちゃになっちゃうみたいな。』

ユースケ
『女の子ってやっぱりそうなるのね。美容系というか。』

指原
『私は普段戦わないですからね(笑)』

ユースケ
『俺はめちゃくちゃリアルに考えちゃうな。“ニキュニキュの実“は身の回りの色んな危険を跳ね返せるでしょ。体調が悪くなった時のダメージも跳ね返せる。やっぱり健康維持とかそっち系になっちゃうのよ。マルコの不死鳥とかさ、一番いいのが人の傷を治せるんですよ。だから人のためにもなるし、金儲けも出来そう(笑)
不老不死とか戦う能力は興味ないですね。知っている人がどんどん死んでいくのは寂しいし、凄まじい攻撃力を手に入れても軍事利用されるだけですしね。』

◆最後に･･･

――EMMARY読者の全国の女子中高生にむけて、人生のアドバイスをお願いします！

指原
『今結構色んなことで悩んでいる子も多いと思うんですけど、それを乗り越えた先に楽しいことがたくさんあります。自分も中学校に行ってなかったりするんですけど、高校以降、大人になってからがすごく楽しいので、将来の自分に向けて今は頑張ってほしいです。』

ユースケ
『今も楽しいだろうけど、大人になったらもっと楽しいんですよ。大人になるのを嫌がる人もいるけど、大人になったら全然楽しいのにっていつも思うのよ。
でも、大人になったらやらなきゃいけないことも増えるからね。今の君たちが一番守られてて、好きなことができる時だから、勉強ばかりしてないで遊んでていいよ。
あと、お母さんとお父さんは大事にしなさいよ！反抗期とかがあっても、大人になってからしっかり恩返しできるから。』

ユースケ・サンタマリアさん
指原莉乃さん
ありがとうございました！！