【祝・10周年】❤️大人気のLiSAさん🙋♀️🍒ミニアルバム”LADYBUG ”インタビュー!
- エンタメ
- さくら
- 2021.5.23
2020年の音楽界を席巻し、2021年に10周年を迎えた人気アーティスト「LiSA」さん!
今回は、5月19日に発売された10周年ミニアルバム「LADYBUG」についてたくさんお話を聞かせていただきました!
「LADYBUG」は日本語では「てんとう虫」という意味なんだそうです🐞♡
10 周年=「10(テン)」「10(とう)」にかけているそうで、LiSAさんのお茶目な素顔が見えますよね!
豪華アーティストさんの方々の楽曲提供に大注目です!!
大興奮のライターたちは、LiSAさんの秘話も、たくさん聞かせてもらいました・・・!🥺
私たちの質問ひとつひとつに、真剣に耳を傾けてくださって、時間をかけて真摯に答えてくださり、
本当に感動でした・・・!!😢
それではさっそくインタビュースタートです✨
『10周年ミニアルバム“LADYBUG”について』
さくら
10周年ミニアルバム「LADYBUG」はどんな作品になっていますか?
LiSAさん(以下、LiSA)
歌手として10年を歩いてきた先に、新しい11年目を皆さんと始めるという思いでつくりました。
これまで様々なアーティストさんの楽曲提供をしていただくことで、自分の可能性を拡げていただいてきましたが、
今回は10周年という節目ということで、多彩な豪華アーティストさんとのコラボレーションで、
新しい可能性がまた拓かれたと思っています。
ほの
豪華なアーティストさんとのコラボが決まった時の感想を教えてください。
LiSA
本当に嬉しいです。その中でも「Another Great Day!!」を提供してくださったB’zの松本孝弘さんは、
私が子供の頃から大活躍されている、誰もが知るレジェンドのような存在ですから、
楽曲提供のお話を聞いた時も、なかなか信じられなかったです、笑。
実際に、松本さんからいただいた楽曲のギターのフレーズを聴いて、ようやく「ほ、本物だ・・・!」となりました、笑。
それくらい信じられないことでしたね。
さくら
松本さんから楽曲提供をいただいた際に、印象的だったエピソードはありますか?
LiSA
はじめて曲をいただいた時にキーがとても高くて、
私は、「今後長く歌い続けるためにはキーを下げた方がいいのではないでしょうか」とご相談をしたのですが、
松本さんからは「このままのがいい」ということで、キーが下がることはありませんでした、笑!
松本さんが私に試練を与えてくださったんだと思い、全力で歌わせていただいただきました。
実際に歌ってみて思ったのは、ハードロックな所から始まり、Aメロはヒップホップ、Bメロはエスニックなイメージ、
そしてサビになると誰もが歌いやすいメロディーになっているなど、
聴き手を最後まで楽しませ続ける完成度の高いサウンドになっていることです。
そして、不思議と凄く歌いやすい・・・。さすが松本さんだと思いました。
ほの
ゆずの北川悠仁さんからも楽曲提供していただきましたね?
LiSA
私はゆずさんのライブがとても好きなんです。
ゆずのおふたりが奏でる曲の素晴らしさはもちろん、
お子さんから大人の皆さんまでみんなが一緒に楽しめるように工夫されていて、
私もいつも楽しませていただいていました。
そんな憧れのゆずさんのことを常々「大好き」と周囲に言って回っていたら、
いつのまにかそのラブコールがご本人たちのお耳に届いていました、笑。
私は、ゆずさんの「LOVE&PEACH」がとても好きなんですが、
悠仁さんがそうした明るいイメージの楽曲をくださったので本当に嬉しかったです。
ほの
MAH(SiM)さんとのコラボではいかがでしたか?
LiSA
MAHさんは私がソロデビューする前に地元でバンドをやっていた頃から活動されてきた先輩で、
私の「師匠」のような存在です。これまで楽曲提供をしていただいたり、
ライブで共演させていただいたこともあったのですが、ソロデビュー10年の節目に、
「そろそろ師匠に認めていただきたい、“合格のハンコ”をいただきたいな!」ということで、
コラボのお願いをさせていただきました。
まゆ
アヴちゃん(女王蜂)とのコラボもすごかったですね。
「GL」の歌詞の中にはLiSAさんご自身のお名前が入っていますがどう思われましか?
LiSA
アヴちゃんの曲は、人々が口に出してはいけないと思って隠している「悪い気持ち」を、
代弁してくれているような気がしています。
そんな、人の奥底にある部分を引き出すアヴちゃんに、自分の気持ちを託したいと思ってお願いしました。
だから嬉しかったです。ライブで遊んでいる私とお客さんを想像してくれたのかなと思いました。
これまで様々なアーティストさんに多彩な楽曲を提供していただいたけれど、
中でも、「GL」は、アヴちゃんフィルターで私の新しい一面を引き出してくれたと思っています。
ほの
LiSAさんは、映画「地獄の花園」の主題歌にもなっている「Another Great Day!!」を作詞されています。
特に注目してほしい歌詞などありますか?
LiSA
Bメロの「本気(ホンキ)で生きてる私は本気(マジ)美しい!!」です。
人って、本気で生きているから本気で怒るし、部活も本気でやっているから負けたら悔しいし、
本気で恋してるからフラれた時には泣くんだと思うんです。それは美しいことだと思います。
毎日を一生懸命生きて、本気で泣いたり怒ったり笑ったりしている皆さんが自己肯定できるように、
少しでも私が後押しできる曲になれたらうれしいです。
さくら
LiSAさんがプライベートで本気(マジ)になっていることはありますか?
LiSA
野球観戦です!!自分が応援していただくことは多いのですが、自分が何かを応援する経験があまりなかったんです。
そんな中、大人になってはじめて野球にハマりました。本気で頑張ってる人たちを本気で応援する・・・
嬉しいことも悔しいことも選手や一緒に応援している人達と分かち合うって本当に素晴らしいと思います。
さくら
ライブのような一体感があるのでしょうね!
まゆ
「LADYBUG」の‘完全数量生産限定盤’には、豪華な特典グッズが入っていますね。
10周年で、「10個の特典(テン)グッズ」というこだわりがあってお茶目な内容で面白いですね!
LiSA
グッズは、毎回愛情をもって考えています。
企画会議では、「LADYBUG」=「てん(10)とう(10)虫」にかけて、
私とスタッフのみんなで「大喜利」のようにネタ出しをしました!
まゆ
特に注目してほしいものはありますか?
LiSA
やっぱり、「お弁当(10)巻くやつ」ですね・・・!
まゆ
おもしろい・・!
LiSA
はじめは「頭部(とうぶ=10ぶ)に巻くやつ」にするか悩んだんですよ、笑。
ほの
たしかに!ライブでも手首や頭に巻けるかもしれないですね。
まゆ
これから出してみたいグッズはありますか?
LiSA
扇風機かな!意外と大変なんですが、諦めずに開発を続けていきます!笑
いつか実現するかもしれないので、楽しみにしていてください!
まゆ
これまで一番好きだったグッズはありますか?
LiSA
タオルやTシャツ、ペンライトのようなライブの王道アイテムは、多くの人が持ってくれています。
あとは、ライブに来る方って荷物が多いこともあるので、そうした方々にも喜んでもらえるように、
実はリュックを出し続けているんですよ。毎回のライブごとに改善に努めています、笑!
ライブでは、ぜひリュックの進化に注目してほしいです!
ほの
今回のミニアルバムや髪色、グッズなど「赤」のイメージがあるのですが、やっぱり「赤」がお好きなんですか?
LiSA
「赤」好きですね!以前は、ピンクだったんですが、どんどん楽曲を重ねるにつれて、髪色が濃くなっている気がします、笑。
まゆ
ビジュアルの話になったので、関係ないのですがひとつ質問させてください・・・!
さっきからLiSAさんの目がすごくかわいくて気になるのですが・・・カラコンは何使っていますか!?
LiSA
LARMEのハニースウィートです。とっても乾きにくいのでオススメですよ!
さくら
今回10周年ということで、デビュー当時と「自分は変わっていない」と思うことはありますか?
LiSA
ソロデビューしたのが23歳だったんですが、覚悟を決めてデビューに向かっていくために
「嘘をつかないこと」を心に決めました。自分の名前のついた作品に対して皆さんがお金を払ってくれるというのは、
私のことを信じてくれている、ということだと思うんです。
だから、ひたすら誠実に、自信を持てるモノ(曲)しか自分の名前で出さない、そういうライブしかしない、
と心に誓ってやり続けています。
さくら
すごい・・・!
LiSA
ちなみに変わったところは、ずっとラーメンばかり食べていたんですけど、最近では1週間に1回になったことです、笑。
ほの
LiSAさんが、歌手として1番大切にしていることはなんですか?
LiSA
皆さんが、ふとした時に思い出せる楽曲や、皆さんの人生の「何か」になれる楽曲を増やしたいです。
だから新しい曲だけじゃなくて、すべての曲が、聴いている人の人生に、いつの日か重なってくれたらいいなと思っています。
まゆ
アーティストさんは語彙力が豊富なイメージがあるのですが、
LiSAさんは作詞をするにあたってどんな努力をされてきたのですか?
LiSA
言葉は全然得意じゃなかったです。漢字も苦手でした。作詞はデビューしてから始めました。
最初はカッコつけて書いていたんですが、カッコよくつくろうと思うんじゃなくて、
ダサくてもいいから、自分の素直な気持ちを書くことが第一歩かなと思います。
それから、自分の心の理由を自分で探すために、言葉を書いていく練習をしていった気がします。
『LiSAさんのJK時代は?』
さくら
LiSAさんの女子高生時代はどんな女子高生でしたか?
LiSA
私は学校生活を窮屈に感じていて、もっとオシャレしたいし自由に過ごしたいなと思っていました。
放課後の方が好きでしたね。放課後になると制服をアレンジしてスタジオに行ってバンドの練習をしている、そんな子でした。
さくら
どんな経緯で歌手になろうと思ったのですか?
LiSA
歌手への憧れはもともとあったのですが、岐阜に住んでいたこともあり、
芸能界やエンターテインメントの世界に現実味がなくて、ずっと人に言えなかったんです。
でも、高校3年生になって周りのみんなが夢を語り出した時に、自分の夢とはじめて向き合って、
「私には音楽しかない」と思いました。それが歌手の夢へのスタートでした。
まゆ
歌手って、幼少の頃からトレーニングを積み重ねた人しかなれない、というイメージだったんですけど、違うんですね・・・!諦めかけているJKもまだ間に合うかもしれないですね。
さくら
親御さんに話した時は、どんな反応でしたか?
LiSA
話したことないですね。
さくら
ええ・・・!?
LiSA
言わなかったです。上京する前日に初めて母に言いました。
「自分でお金を貯めました。東京に行きます。家も決めたので、契約書にハンコを押してください」って、
家を出る直前に言って、めちゃくちゃ怒られました、笑。
さくら
すごい行動力ですね・・・。
ほの
夢をつかむまで、大変ではなかったですか?
LiSA
孤独でした。新しい場所で自分の居場所を探すって、大変なことだと思います。
私は岐阜から覚悟を持って出てきたので、必死でオーディションを受け続けていました。
すごく孤独を感じていたのですが、今あらためてこの10年を振り返ると、
「私が人に喜んでもらえることって何なんだろう?」と考えながら一つひとつ誠実にやっていく中で、
徐々に居場所ができたんだと思います。自分に恥じないように生きていくことが大事だと信じています。
さくら
最後になりますが、、今年のEmmary はセルフプロデュースをテーマにしています。
「自分らしさ」を見つからずに悩んでいる高校生が沢山います。
LiSAさんなりの見つけ方やアドバイスあれば是非教えてください。
LiSA
「自分らしさ」が何かという答えを出すのは、とっても難しいですよね。
もしかしたら、自分がそれまで長所だと思っていなかった部分が、実はチャームポイントになったりするかもしれないですね。
私自身は、それこそ「カッコいい!」と言われたくて最初はパンクバンドをやっていたんですが、
ソロデビューして最初に巡り会ったアニメソングというフィールドで「可愛く歌ってください」と言われて、
「エ~~~ッ!!」ってなりました、笑。最初は戸惑いがありましたよ。
でも、この出会いが今の私をつくりあげているわけですから、
客観的に見た「自分の良さ」って、もしかしたら自分がずっと避けてきた部分だったのかも、と思うんです。
もちろん自分が好きなものをやり続けられることはとてもいいことですが、
もし悩むことがあったなら、色々な可能性を探ってみて自分の幅を拡げるのは、一つの手だと思います。
私は10周年という節目で、色んなことにチャレンジして、自分の新しい可能性を拡げていきたいと思います!
JKの皆さんも頑張ってください!!
全員
LiSAさん、ありがとうございました!!
10周年を迎えたLiSAさんですが、既に新たな一歩を踏み出しているようです!
私たちの話にまっすぐ丁寧に答えていただいたLiSAさんに惚れ惚れしてしまいました♡
本当に贅沢な時間をありがとうございました・・・!
パワフルで最高にロックなLiSAさんにこれからも注目です!✊️
そんなLiSAさんが発売したミニアルバム「LADYBUG」は絶賛発売中です!🐞♡
さくら
【JKライター】テニス部の好奇心多めの高校3年生のさくらです!🌸 可愛い!素敵!真似したい!みんながそんなことを思って貰えるような記事を作っていきたいです❁*.゚