10 月22 日(金)公開！映画『ビルド・ア・ガール』を今見るべき3つのポイント🎬💛

エンタメ
チームシンデレラ
2021.10.15

文才と想像力を武器に大人社会に飛び込んだ高校生・ジョアンナが、失敗や挑戦を繰り返しながら、がむしゃらに成長していく青春ストーリー！！

青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』がいよいよ10月22日(金)より公開！！

主人公が高校生とのことで、どんなストーリーなのか気になる人も多いかと思います♪

そこで今回は映画『ビルド・ア・ガール』の主演女優、監督、原作者が語る、
“今だからこそ見るべき3つの理由”を特別にご紹介します✨

ポイント①
主人公はごく普通の女の子

主人公のジョアンナは公営住宅に住んでいる、スタイリッシュとは無縁の女の子。

ジョアンナを演じたビーニー・フェルドスタインはこの映画について、このように語っています✨

「この作品は10代の女の子にとって非常に重要な作品だと思う。
ただの10代の女の子ではなく、公営住宅に暮らしている10代の女の子を主人公にしているから。しかも太っていて、スタイリッシュとか美しいという言葉とは無縁の10代の女の子なの。でも、彼女には才能がある。その才能とは、文章を書くことと元気いっぱいなこと。彼女は目的を達成するためにいろいろなことを経験しなければならないけど、最終的には自分が望む人生を実現させるの。」

これまでの映画のヒロイン像とは全くことなる全く異なるジョアンナの姿が、
女の子たちにとって大きなモチベーションや励みになりそうですよね！

ポイント②
現代社会で起こっていることをすごく巧妙に寓話化

SNSの存在により、だれもが人を傷つけることができる環境に今の10代がいる。

そんな世界中の10代に向けて自分らしい生き方を示すのがこの作品。

原作者のキャトリン・モランは、作品の重要なメッセージについてこのように語っています。

「優れたものを見つけて『これは素晴らしい。ここに未来がある。自分に喜びを与えてくれる』と言うこと。嫌いなものについて何かを言う必要はないの。自分に喜びを与えてくれるものだけに関心を払うことを学べば、残りの人生を支えてくれるはずよ。

冷笑的な態度は、特に若い人にとっては、最初は大人や他の冷笑的な態度から自分を守るための殻になる。でも、冷笑主義という殻の問題点は、その中にいたままでは成長できないということ。とても制限があって、成長もできなければ、ダンスもできない。どこかの時点で、冷笑主義の殻を破って、再び何かを信じるようにならなければならないの。実は、それが密かにこの映画の本質的なテーマになっているのよ。

若いのに冷笑主義者を気取ってオンラインで生きていると、最後には命取りになるということね。その殻を破って『これが自分の好きなものなんだ』と言わなければならないのよ。」

SNSの中で生きる私たち世代にとっても、刺さる作品になりそうですね！

ポイント③
自分に自信が持てない若い女の子たちに語りかけている

本作はまさに全世代の女性たちのための作品と語るのは、監督のコーキー・ギェドロイツ。

「この映画は、多くの人に語りかける作品だわ。今まさに10代を生きている15歳、16歳の女の子たちは、スクリーンに大げさなバージョンの自分を見ることになる。それに、90年代を生きていた彼女たちの母親世代にとっても、自分たちが16歳だった頃のことを懐かしく思い出させてくれますはずだわ。」

「私はこの作品を、自分に自信が持てない若い女の子たちに語りかけるようなものにしたいと熱望していた。『へまをしたって、悲惨な経験をしたって、悲惨なものを生み出したって、自分をもう一度作り変えることができる。立て直すことができる』と訴えかけているの。」

と明かすように、本作はまさに監督自身も作品に込められたメッセージに勇気をもらえた作品に仕上がっています✨

◆ストーリー

1993年、イギリス郊外に家族7人で暮らすジョアンナは、底なしの想像力と文才に長けた16歳の高校生。

だが学校では冴えない子扱い。そんな悶々とした日々を変えたい彼女は、大手音楽情報誌「D&ME」のライターに応募。
単身で大都会ロンドンへ乗り込み、仕事を手に入れることに成功する。だが取材で出会ったロック・スターのジョンに夢中になってしまい、冷静な記事を書けずに大失敗。

編集部のアドバイスにより“嫌われ者”の辛口批評家として再び音楽業界に返り咲くジョアンナ。過激な毒舌記事を書きまくる“ドリー・ワイルド”へと変身した彼女の人気が爆発するが、徐々に自分の心を見失っていき……。