JKだからこそ知っておきたい、神経性痩せ症って？

ライフスタイル
あずみん
2020.8.17

今、日本人女性200人に1人は『神経性痩せ症』だと言われています。

「神経性痩せ症」とは“食べなくなってしまう拒食症”とその反動から“大量に食べてしまう過食症”のことを指す、新しい病気です。
実はこの病気の特徴は発症者が思春期の女性であることです。

そう、まさに私達こそが最も気をつけなければならない世代なんです！

そんな「神経性痩せ症」についてわかりやすく解説していきます☺️

◯何が原因で発症してしまうの？

主な原因として「太らないために食べることをやめてしまう」ことが挙げられます。
極端なカロリー制限を行ったり、下剤を使って無理に体重を軽くする人も多いようです。
患者さんの多くが自分が痩せ過ぎていることに気づかず、もっと痩せようとしてしまうためどんどん症状が重くなってしまうんです。
また、無理なダイエットの反動で過食をして太り、さらなる食事制限をする悪循環に陥ってしまうこともあります(＞＜)

◯具体的にどんな症状が現れるの？

痩せたことに伴い、筋力低下や疲れを多く感じるようになります。
その他身体面の症状として低血圧、無月経、便秘、むくみ、産毛が濃くなる、皮膚の乾燥、不眠などがあります。
精神面の症状ではイライラが増す、恋愛に興味がなくなる、人との関わりを避ける、うつ状態などがあります。
つまり神経性痩せ症では体のほとんどに症状が出てしまうようです😭
最悪の場合、死に至ってしまうことも…

◯どのような治療をするの？

「神経性痩せ症」は専門の精神科、心療内科での治療となります。
臨床心理士と医師がタッグを組み、精神的な治療を行います。
完治には年単位の時間がかかり、患者さん自身が治るという気持ちを持たない限り治らないようです。
また症状が重い場合は入院となり2〜3年を病院で過ごすこともあります。

◯もし友達が神経性痩せ症かもと思ったら？

多くの患者さんは自分から病院に行くことはほとんどありません。周りの人が気づいてあげることが大切です。
しかし、友達本人に「痩せすぎじゃない？」「神経性痩せ症じゃない？」と言ってしまうと逆に不安にさせ、症状を悪化させていまいます。
だから学校の先生や自分の親など信頼できる周りの大人に伝えましょう！！私達の気付きが友達を救うかもしれません！

神経性痩せ症は誰にでも起こる病気です。自分と周りの人の命を守るため一刻も早い相談、治療を行いましょう！！