【日経ギャルズ】美容医療の求人がコロナ前の6.2倍に! 医師の月給141万円と医療現場への影響
【日経ギャルズ】2026年10月11日(日)日経新聞朝刊ーー求人がコロナ前の6.2倍に! 医師の月給141万円と医療現場への影響
こんにちは!あきです🌺
Netflixで配信中の『ダウンタイム』が話題になっているので今日は美容医療に関する記事を取り上げます💉
SNSでも美容施術の体験談やクリニックの広告を見かけるようになり、美容医療は以前より身近な存在になっています。
でも今、注目されているのは施術を受ける人だけではありません。実は、美容医療の現場で働きたい医師も増えているんです…!
美容医療の求人がコロナ前の6.2倍に!
美容医療の市場が拡大するなか、働く人を募集する求人も急増しています。
求人ビッグデータを手がけるフロッグのデータによると、医師・看護師・事務職などを含む美容医療関連の求人は、2026年4月時点で2627件。2019年4月の421件と比べると、なんと約6.2倍に増えています!
美容外科を掲げる診療所も増加しています。厚生労働省の調査では、2023年の施設数は2016施設で、2020年の前回調査から44%増えました。
コロナ禍を経て美容医療の需要が高まり、業界そのものが大きくなっています。
医師の月給は約141万円?一般の医療と40万円以上の差
医師が美容医療に引き寄せられる理由の一つが、給与の高さです。
2026年4月時点の正規雇用の医師の平均月給は、美容医療関連の求人で約141万円。一方、美容医療以外では約99万円でした。
その差は、月40万円以上!
もちろん、実際の給与や働き方は勤務先や仕事内容によって異なります。さらに、美容医療は今後も市場の拡大が見込まれています。米ボストン・コンサルティング・グループは、世界の美容医療市場が2024年の200億ドルから、2028年には270億ドルに成長すると予測しています。
需要が伸び、求人も増え、給与面でも魅力がある。美容医療に人材が集まる背景には、こうした事情があるんです。
でも、医師が美容医療に集まると何が問題?
美容医療に医師が集まることで、ほかの医療現場に影響は出ないのでしょうか?
厚生労働省の指標では、人口10万人あたりの医師数は東京都が358.6人なのに対し、青森県は194.4人。東京都は青森県の約1.8倍です。
さらに、美容外科医も都市部に集中しています。人口10万人あたりの美容外科医数は、東京都が3.5人。全国平均の1.0人を大きく上回っています。
もし地方の病院などで働いていた医師が、待遇の良い美容クリニックへ転職する動きが広がれば、もともと医師が不足している地域や診療科で、人材不足がさらに深刻になる可能性があります。
特に、外科・救急科・産婦人科など、医師の負担が大きい現場への影響が懸念されています。
卒業後すぐ美容医療へ? 「直美」も課題に
もう一つ注目されているのが、「直美」と呼ばれる進路です。
これは、医学部卒業後の2年間の臨床研修を終えた医師が、そのまま美容クリニックに就職すること。
美容医療を選ぶこと自体が問題というわけではありません。ただ、医師が幅広い診療経験を積む前に美容医療へ進むケースが増えることで、医療現場全体の人材バランスや、医師の経験をどう確保するかが課題になっています。
厚生労働省は対策として、2026年4月、保険医療機関に3年間勤めることを病院や診療所の管理者の要件に加えました。
一方で、専門家からは、勤務医の過酷な労働環境を見直さなければ、根本的な解決にはつながらないとの指摘も出ています。
実際、厚生労働省によると、年960時間以上の残業をしているとみられる勤務医は2025年時点で15%。外科や救急科、産婦人科などでは19〜25%に上ります。
医師が働き続けられる環境を整えることも、大切な課題です。
美容医療が身近になる一方、トラブルも増加
美容医療の拡大に伴い、施術を受ける側にも気になるデータがあります。
国民生活センターに寄せられた美容医療サービスに関する相談は、2024年度に1万744件。5年前の5.3倍に増えました。
美容医療の多くは保険適用外の自由診療で、施術内容や価格、医療機関の対応などにも違いがあります。
厚生労働省の有識者検討会では、学会を通じて医師の質の向上を促すといった改善策がまとめられました。ただ、学会に所属していない医師もいるため、対策が十分に行き届くかは課題として残っています。
美容医療を選ぶときは、SNSで見た症例や価格だけで判断せず、施術のリスクや副作用、説明内容などを確認することが大切です。
「美容医療が成長すること」と「医療全体を守ること」を両立できる?
美容医療は、自分の悩みを解消したり、自信につながったりする可能性のある医療です。需要が高まること自体を否定する必要はありません。
ただ、医師が待遇や働き方を理由に特定の分野へ集中すると、地域や診療科による人材の偏りがさらに広がるおそれがあります。
考えたいのは、美容医療を規制するかどうかだけではなく、医師が働き続けやすい環境をどうつくるか、患者が安心して施術を受けられる仕組みをどう整えるかということ。
美容医療の選択肢を広げながら、必要な医療を誰もが受けられる環境も守る、といったバランスが問われています。
あき
【JDライター】 音楽やオシャレなものが好きなあきです💕お散歩をしながらご飯屋さんを見つけたりショッピングをすることが大好きです!皆さんに興味を持ってもらえる記事を作れるように頑張ります✊🏻 -





