“傷だらけでも咲き誇れ！”LiSAが想いを込めた新曲『紅蓮華』をリリース！《読者プレゼントあり?》

エンタメ
あみのｻﾝ
2019.7.2

今回EMMARYがインタビューさせて頂いたのは…

アニソン界のトップスターとして大活躍中！
話題のTVアニメ「鬼滅の刃」のOP曲を歌う

＼♡LiSAさん♡／

デビューから9年目に突入したLiSAさんが、7月3日(水)にリリースされる新曲『紅蓮華』では作詞を担当！

作品の世界観に合わせて、歌詞に込めた想いを教えていただきました(ﾟДﾟ)♡

その他、ライブツアーや最近のプライベートについても伺ってきたので、最後まで必読です…！！

直筆サイン入り“読者プレゼント”も頂きましたよ♡

それではスタート(∩∩)♡

◆ニューシングルについて

――まずは、TVアニメ「鬼滅の刃」とのタイアップについて心境をお聞かせください。

LiSA
『「鬼滅の刃」という作品はとても面白くて、私も原作を読みました！
登場人物達には戦う理由があって、鬼になってしまう人にも理由がある。鬼を倒す側の人には守りたい物があり、鬼達は逆に守りたいものがなくて世界に絶望している。人のせいにして、“こんな世界が悪いんだ！”と言ってしまう…現実世界にも置き換えられる物語だと思いました。
とても感情移入しやすく、オープニングテーマを作る際に、これはとても責任のある事だと思いました。』

――「鬼滅の刃」のオープニングである今回の新曲『紅蓮華』は、LiSAさんが作詞されたとの事ですが、歌詞にはどのような想いが込められているのでしょうか？

LiSA
『大事なものが無いと何をしていいのか分からなくなったり夢が無くなったりして、生きる希望が消えてしまうけれど、守りたいものや叶えたいもの、目標を見つけると“生きなければならない”という理由に繋がると思います。
でも、“生きなければならない”というのは、すごくしんどい事だと思います。
「目標を追いかけないといけない時」も「やり遂げないといけない時」も、気が付いたらたくさん傷ついて血だらけになって、そして紅蓮のような、蓮のような綺麗な華が咲くといいな…という気持ちを込めました。』

――MVは、二体の鬼とLiSAさんのみのシンプルな構成で、真っ白な背景に対して、宙を舞う赤い布がとても印象的でした。
MVの構成には、どのようなが意図が込められているのでしょうか？

LiSA
『「鬼滅の刃」の作中には、様々な鬼が出てきます。
私達も生きていく中で、邪魔をしてくる鬼や自分の中にいるサボりたいという鬼など、色んな鬼に出会っていくという意味を込めて鬼を2人出しています。』

MVのLiSAさんのメイクや衣装などが、鬼との繋がりを感じさせるかっこいい演出となっています。是非ご覧ください！

■『紅蓮華』MV

――表情や動きなどパフォーマンス面で意識された事はありますか？

LiSA
『自分が夢中になっている姿をカメラの前で表現出来たらいいなって思いました。
人って感情を露わにする時や守りたいものや目指したいものの為に必死になる時は、かっこいいとか綺麗なんて事を意識していられないですよね。その姿が第三者の目に映った時に「かっこいい」と思ってもらえたらなって思います。』

――『”PROPAGANDA”』と『やくそくのうた』についても、それぞれどのような曲か教えてください。

LiSA
『「”PROPAGANDA”」は英語の発音が難しかったです！学生の時に英語のバンドをやっていたんですが、海外の方と対バンする機会があって、自分の英語が恥ずかしすぎて…！そこから英語の曲を歌うのをやめました(笑)
「紅蓮華」は日本語の歌詞、「”PROPAGANDA”」は対照的にほとんど英語。元々好きだった海外の音楽のような曲を今なら出来るかなーと思って、「”PROPAGANDA”」を英語の曲にしました。

「やくそくのうた」は、UNISON SQUARE GARDENの田淵(智也)先輩が作ってくださったんです。
夏休みに入る時って“あの子はこういう事してるんだろうなぁ”って想像しませんか？
遠くにいても繋がっている感じがするのが信頼だと思うんです。
私が地方へライブに行く時と同じ感覚。毎日会えるわけではないですが繋がっている感じがする、そういう信頼がある人との歌にしたかったんです。田淵先輩には、そんな感じの曲を書いてください！とお願いしたら、すごく可愛い歌が出てきました！』

――７月のリリースを楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

LiSA
『「紅蓮華」は先に配信が開始されていて、テレビでも流れているので聴いてくださっている方がたくさんいると思います。“本当にこれ全部同じ人が歌ってるの？”っていうくらいそれぞれ違う楽しみ方が出来る楽曲が揃っているので、ぜひ全曲楽しんでほしいです。
これを聴いて、ライブにも遊びに来てほしいなと思います！』

◆お仕事について

――ツイートやブログに書かれていた「傷だらけでも咲き誇れ」というLiSAさんの言葉が印象的でした。LiSAさんにもくじけたり悩んだ時もあったと思いますが、そんな時でも自身を奮い立たせたものは何だったのでしょうか？

LiSA
『待っていてくれるLiSAッ子のみんなです。
「歌手になりたい」とか「武道館に行きたい」という夢は、ずっと歌が好きで叶えたかった夢ですけど、この先もＣＤを出して、みんなとライブをして遊びたい！っていう夢や、活動を続けていきたい！その為に生きなくちゃいけない、生きていきたい！って思うのは、一緒に遊んでくれたり音楽を楽しんでくれたり、自分が好きなものを一緒に好きでいてくれる仲間がいるからなんだと思います。』

――LiSAさんにとって“LiSAッ子”の皆さんはどのような存在ですか？

LiSA
『LiSAッ子がいなかったら、私は今、歌を歌っていなかったと思います。』

――LiSAッ子に助けられたなぁと実感する時はどんな時でしょうか？

LiSA
『思い返すといっぱいあります！
以前ライブ中に突然声が出なくなったことがあったんです。急に不安になったり、生で起きるトラブルがあったり…そういう時にフロアのみんなから「自分達が頑張らなきゃ！」っていう熱気が凄く伝わるんです。だから、この人達と今日はきちんと成功させるぞ！って気持ちになります。』

――まさにそのLiSAッ子達も楽しみにしている全国ホールツアーが「紅蓮花」のリリース日（７月３日）からスタートします。LiSAさん史上最多の公演数になるワンマンライブツアーについて教えてください。

LiSA
『今回のライブタイトルは「LiVE is Smile Always～紅蓮華～」というタイトルで全国を周ります！
アジアツアーを周って、色んな海外もたくさん行かせてもらいました。私の楽曲には、英語の曲もありますが、令和最初にお届けするライブのイメージは、ズバリ“和”です！』

――先日開催された「SACRA MUSIC FES」では、2日目のシークレットゲストとして登場され、藍井エイルさんともコラボされましたが、いかがでしたか？

LiSA
『エイルちゃんとは、デビュー時期もそんなに変わらなくて、同じSACRA MUSICでずっと仲良くさせてもらってます。
でも一緒に歌う機会が全然なくて、彼女がお休みから復活した時に「いつかお互いの曲をできるといいね」と話していたんです。
お互いにシークレット出演だった先日のSACRA MUSIC FESでそれが実現しました。』

とてもパワフルな二人の歌声は、今でも忘れられません！

――活動９年目に入られたLiSAさんですが、まだまだ“こんなことに挑戦したいんだ！”という目標があれば教えてください。

LiSA
『ここまで来たらドームまでみんなと行きたいですね！飛んだり、動くトロッコにも乗りたいかな。』

◆プライベートについて

――前回インタビューをさせていただいた時は、「スプラトゥーンにハマっている」と伺ったのですが、1年経った現在はどんな事にハマっていますか？

LiSA
『今は、カメラとキックボクシングにハマっています。
デビューする前に、みんなが毎日アクセスできる場所があるといいなと思って、ブログを毎日更新していたんですけど、毎日書くのはすごく大変でした。人に言いたくない事ももちろんあって、何を書こうかと思った時に、写真で何かを書いていこうと思ったんです。
写真を撮るようになったら、カメラにハマっていきました。人を撮るのはすごく難しいですね。』

先日行かれていた海外旅行では、いっぱい写真を撮ったそうです( ^_^)/❤︎
その時の写真はLiSAさんのインスタグラムからチェックできます！

――先日旅行されていたパリとスペインでは、どんなところへ行かれたのですか？

LiSA
『パリは舞台を観に、スペインは美味しい物を食べに行きました！
大きなマッシュルームのカサの中にオイルやガーリックが入ったやつがすごく美味しかったです！スペインは、食べ物がなんでも美味しくて、美術館もあるので生きているうちに行った方が良いですよ！』

LiSAさんが食べたというマッシュルームがコチラ⇓

出典：https://twitter.com/

見た事ない大きさのマッシュルームですね(笑)
とても充実された旅行だったようです(^^)/

――LiSAさんの好みの男性像を教えてください。

LiSA
『今も昔も、自分がカッコイイなと思う人の事をみんなはカッコイイって言わないんです(笑)
どんな人に対しても優しい人気者よりも、逆に他人への関心が薄そうな人にすごく興味ありますね。誰も見た事ないその人の顔を私は見てみたいなって思います。』

――今月はLiSAさんの誕生日(6月24日)ですが、どんな一年にしたいですか？

LiSA
『（今までは）未来の事がずっと不安で…。
先に何があるんだろうとか、
自分の体が動かなくなるんじゃないかとか、
歌が歌えなくなるんじゃないかとか、
色んな不安がずっとありました。
ガムシャラに一生懸命で、すり減ってすり減って…という生き方しか出来なかったんです。
だからこそ、体を壊したり途中で挫折しそうになったりするんだなぁと思った時に、振り返ってみて「私はもう少し自分の事を理解しなきゃいけない」と思いました。

自分が出来ない時は、ちゃんと「できない」って言うべきだし、何かを人に任せてみたり、きちんと自分のやり方で長く続けていける方法を探せるように頑張りたいと思います。』

◆最後に…

――EMMARY 読者の女子中高生にメッセージをお願いします。

LiSA
『無理にやりたくない事は「やりたくない」ってたまには言ってもいいと思います。今は、今しかないので楽しんでください！』