映画『蜜蜂と遠雷』で大抜擢!【鈴鹿央士】初めての映画撮影の心境を語る《読者プレゼントあり?》
- エンタメ
- みゆたろ
- 2019.10.3
史上初の快挙となる〈直木賞〉(第156回)と〈本屋大賞〉(2017年)のダブル受賞を成し遂げた話題作
『蜜蜂と遠雷』
映像化不可能といわれた本作が、豪華キャストと実力派のピアニストによって衝撃の映画化を果たしました!!!
10月4日(金)の公開に先駆けて…
今回EMMARYでは、作品のカギを握る主要キャラクター”風間塵”役に大抜擢された新人俳優
\♡鈴鹿央士 さん♡/
にインタビューをさせていただきました!
鈴鹿さんと“風間塵”の存在がまるでリンクしているかのように感じる一幕もありました(╹◡╹)♡!
◆作品について
——鈴鹿さんが思う本作の魅力を教えてください。
鈴鹿央士(以外:鈴鹿)
『クラシックというと少し敷居が高いように感じるかもしれませんが、この映画は気楽に観てもらえると思います。映画ならではのエンターテインメント要素もあり、かしこまらずに楽しんでもらえるのがこの映画の魅力です。』
——本作でメインキャストに選ばれる大抜擢でしたが、出演のオファーが来た時の率直なお気持ちを教えてください。
鈴鹿
『オーディションを受けたのですが、合格したことは事務所の社長さんからの電話で聞きました。学校にいたので「やったー!」って声に出したり、ガッツポーズをしたりは出来なかったのですが、とても嬉しかったです。
ただ、いざ合格した後に、どうしたらいいかがわからなかったです。』
——プレッシャーは感じましたか?
鈴鹿
『そんなになかったです。
映画がどんな風に撮られて、どう公開されて行くのかを知らなかったので、何もかもが新鮮でその雰囲気を楽しんでいました。』
——作品を拝見して、とても楽しそうにピアノを弾いている姿が印象的でした。ピアノに関するエピソードがあれば教えてください。
鈴鹿
『ピアノのシーンは楽しむのが一番だと思っていました。ピアノを弾けた方が楽しくお芝居もできるので、なるべく弾けるように練習しました。』
——お芝居とは別でピアノも練習されたのですか?
鈴鹿
『レッスンもありましたが、家でも練習していました。ピアノの前に座る姿からも、観ている人に伝わるものがあると言われたので、ピアノと一緒にいる時間をなるべく作っていました。
一緒にいるというよりも、何もしなくてもピアノの前に座っているだけの時もありました。』
——石川監督も「鈴鹿さんが風間塵そのものだ」と絶賛していましたが、役作りで意識したことはありますか。
鈴鹿
『オーディションの前に事務所の社長から「この役だからそんなに作りこまず、自分のままでいいんじゃないか」とアドバイスをもらいました。
だから、理屈っぽく考えることはせずに撮影に望むことができたと思います。何かを意識したというより、そのままの自分でいることを大切にしていました。
あとは、石川監督とお話する中で「それ!その仕草!」とか「今の表情!」(が風間塵っぽい)とか言ってもらえることがあり参考にしていました。』
——鈴鹿さんが思う風間塵の魅力について教えてください。
鈴鹿
『反発とは違う類の跳ね返す力があるところです。「この音楽ってこういうことでしょ?」という一般的な意見に対して、「いや、僕はこんな感じかな」って嫌味なく伝えられるところが素敵だなと思います。
作中では賛否両論あったとは思いますが、僕は愛されるポイントだと思います。』
——松岡さんとの連弾のシーンがとても印象的だったのですが、鈴鹿さんのお気に入りのシーンはどこですか?
鈴鹿
『僕も連弾のシーンが好きです。すごくいい感じですよね。
そのシーンで僕が松岡さんにかける言葉と、窓から差す月の光の世界観がすごく良かったです。
石川監督から「言葉は文字にすると非現実的なものに感じられるけど、それを央士くんが発することで不自然じゃなくなって、観ている人にもすんなり入っていくと思う」と言っていただきました。自分でも確かにそうだなと思うところがあって、「この世界から誰もいなくなって、僕1人になっても、僕はピアノの前に座ると思う」というセリフはとても印象深いです。』
——共演者の方との撮影エピソードがあれば教えてください。
鈴鹿
『4人(松岡茉優さん・松坂桃李さん・森崎ウィンさん・鈴鹿央士さん)が揃うことが少なかったのですが、2〜3人で休み時間を一緒に過ごすことはありました。
僕以外の3人はインタビューで「ちょうどいい距離感で、程よく緊張感のある現場でした」っておっしゃっていたんですけど、どうやら僕はその雰囲気を感じ取れていなかったみたいです(笑)
皆さんに「今日どうですか?」とか「ご飯美味しかったですね」とか頻繁に話しかけてしまいました(笑)でも、皆さんがそれを受け入れてくれたから、お話をしている時間がすごく楽しくて、現場にいるのがとにかく幸せでした。』
——砂浜で4人が揃うシーンの撮影ではいかがでしたか?
鈴鹿
『4人が揃うのはこのシーンくらいなのでとても楽しかったです。でも、本当はドローンを飛ばしての撮影もする予定だったのですが、機械が不調で飛ばないというトラブルがあり、撮影の構図が変わりました。でもそれが逆に素敵なカットになったと思います。松岡さんも、空の色と砂浜の色のコントラストを見て「宇宙みたい」っておっしゃっていました。』
◆お仕事&ご自身について
——初めての映画撮影はいかがでしたか?
鈴鹿
『まず僕が思ったのは、映像になる順番通りに撮影するわけではないんだなということです。
あとは…差し入れが美味しいです!
一番印象に残っているのは、松坂さんから差し入れて頂いたデニッシュバーです。
現場には、お茶場っていうお茶やコーヒー、お菓子が置いてある場所があって、僕はそこにずっといました(笑)』
新人俳優さんらしいフレッシュなエピソードですね(*⁰▿⁰*)
私達も撮影順がバラバラだということを知って驚きました!
——演技をする上で大変だった事や壁にぶつかった事もあると思うのですが、どのようにして乗り越えましたか。
鈴鹿
『台本を読んでどうしようって悩むことも多くありましたが、引き出しを増やすようにとアドバイスをいただきました。「1シーンで出来ることのレパートリーがたくさんあるといい」って言っていただいたので、そのアドバイスを参考にしています。ほとんど、周りの方々に助けていただく事の方が多いです。』
——今後挑戦したい役はありますか。
鈴鹿
『次はサラリーマンをやってみたいです。身近な役柄を演じてみたいです。』
◆最後に
——EMMARY読者の女子中高生にメッセージをお願いします。
鈴鹿
『3年間ってあっという間だなと僕自身感じたので、楽しめるだけ全力で楽しんでください。
たくさん遊んでたくさん勉強してたくさん笑って、素敵な学生ライフを送ってください。
放課後に『蜜蜂と遠雷』を観に行ってもらえると嬉しいです。この映画は余韻がすごいので、公開日の10/4(金)に観て、土日は余韻に浸って、月曜日からまた現実に戻る…というのはいかがでしょうか?』
鈴鹿央士さん、
ありがとうございました♡
映画『蜜蜂と遠雷』は10月4日(金)公開です!!
今後の鈴鹿さんの活躍にも要注目ですね!
■映画『蜜蜂と遠雷』公式サイト
https://mitsubachi-enrai-movie.jp/sp/
■映画『蜜蜂と遠雷』公式Twitter
https://twitter.com/eiga_mitsubachi
東宝
©2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会
最後は、EMMARY読者限定のプレゼントのお知らせ!!
【鈴鹿央士さんサイン入りクリアファイル】
を3名にプレゼント!!
■応募締切■
10月16日(水) 終日
■当選連絡■
プレゼントの発送をもって、当選とさせていただきます。
≪応募方法≫
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③応募フォームに入力して応募完了!
たくさんの応募お待ちしております♥