新世代ラッパー【Rude-α】インタビュー!「武道館まで連れて行きたい」1stアルバム『23』リリース!!
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- はるなり
- 2020.3.4
音楽好きの若い層から注目を浴び人気急上昇の新世代ラッパー
\★ Rude-α さん ★/
3月4日(水) にリリースされる1stアルバム『23』は、今日までの等身大の思いを詰め込んだ一作です。
今回EMMARYは、ご本人からアルバムリリースに向けての心境を伺ってきました!
◆アルバムについて
――制作を経て、改めて今どのような心境ですか?
Rude-α
『「やっと完成した…」って思います。新曲も加えながらのアルバム制作だったんですけど、収録曲はすでにリリースしていた7曲と新曲7曲の計14曲ですが、これは最初から決めていたわけではないんです。新曲は、20曲くらい作ってその中から選びました。思い返せば凄い数の曲を作っていたなと思いますね。
自身初めてのアルバムということもあったので、終わってホッとする気持ちといろんな期待を寄せています。これがヒットして人生が変わってくれたらいいなって思います。そんな思いでいっぱいです。』
――新曲は選び抜かれた7曲だったんですね!1曲目の「アイスクリーム」はどんな曲でしょうか?
Rude-α
『「アイスクリーム」(2月8日配信)は、恋をすると何やっていてもその人のことを考えてしまう、純粋に恋をしている人達のことを歌っている曲です。
サビで「おかしくなる君のせいで」ってフレーズを入れているんですけど、かっこつけているんじゃなくてここはちょっと可愛い感じのMっぽさがあって、学校とかめんどくさい時でも好きな子が出来ると急にこの日常が楽しくなる、そんな気持ちを表現してます。聴く時は、好きな人を思い浮かべてほしいですね。』
――「23」という曲は、アルバムタイトルにもなっていますが、どんな想いが込められている一曲ですか?
Rude-α
『ちょっと現実的な話になってしまうけど、23歳になったら急に区民税の請求とか来始めて、そういう節々に“あぁ俺もう大人なんだな“ってことを実感したんですよ。
それ以外にも、例えば地元(沖縄)に帰った時に、友達が結婚してて子供もいて、そういうのを見ると「俺はいつまでも夢(音楽)を追いかけてていいのか?」って正直思う瞬間もあるんですよね。でも友達が「テレビ見たよ」とか「音楽聴いてるぜ」とか言ってくれるとそれも嬉しいし、自分の原動力にもなる。
みんな大人になっていくけど、大人になっていく友達のことも熱くさせるような、いつになっても子供の頃に戻すような音楽をする、そういう自分自身の気持ちを書いたのがこの「23」。いろんな自分の心情を綴っています。』
――Rude-αさんは、ご自分で作詞作曲されていますが、制作する上で何か意識されていることなどありますか?
Rude-α
『これは人によって様々で、もしかしたら同じ作り方をしている方もいるかもしれないんですけど、俺の場合は曲を作る時最初にメロディーから考えることを優先しています。
メロディーをつける時に、日本語でも英語でもない”宇宙語“を使っています。それっぽく聞こえる言葉を使ってメロディーを作って、それに歌詞を付けていきます。
響きを重要視してて、耳障りがいいかとかサビはキャッチーな方がいいなとか、聴いた人が想像しやすいように大きい言葉にしたり、自分だけの曲にならないように心がけてます。』
実際に、「wonder」の曲を通して”宇宙語“を聞かせていただきました!
歌詞がなかなか思いつかない時は、公園で一人考えたりもするそうです!
――アルバムの中でJKにオススメの曲を教えてください。
Rude-α
『「It’s only love」は、「オオカミちゃん」を観てくださった方にはもちろん、そうでない方にも聴いていただきたいです。
「アイスクリーム」は、よかったらLINEのBGMに設定してください(笑)』
――ツアーでは、どんなライブにしたいと考えていますか?
Rude-α
『「今日来てよかったな」って思ってもらえるライブにしたいですね。
そのうち「ライブのチケット全然取れないんだけど!?」ってなるかもしれないよ!今のうちに来といた方がいいですよ!(笑)』
――初めての全国ツアー、ここで1つ、意気込みをお願いします!
Rude-α
『初めての全国ツアー…!
自分はORANGERANGE(沖縄出身のロックバンド)みたいになりたいって思ってから音楽をしているんですけど、ファンの人達を見ていると少しは近付けている気がしてますね。
僕のライブはHIP-HOPのライブとはちょっと違っていて、若い子達が多いですがお父さんやお母さんにも楽しんでもらえるライブになっているので、ぜひ家族や友達を誘って来てほしいなと思います。』
◆ご自身について
――今年の5月でメジャーデビューから1年となりますが、デビューから今日までのご自身の中で気持ちの変化はありましたか?
Rude-α
『そうですね…メジャーデビューしてからの変化はまだ具体的には分からないですけど、でも子供の頃から観ていたテレビで、レーベルのロゴが出てから自分の曲が流れるというのは感慨深いです。
デビューしてから忙しかったり、「オオカミちゃん」に出て自分のことを知ってくれる人が増えてたり、1200人もワンマンライブに来てくれたり、前に一歩ずつ進んでるなと思いますね。でもこれは、自分一人の力だけではないし音楽を続けていけば続けるほど、関わっていく人達が増えていくのも変化なのかな。
バンドメンバーやサポートしてくださってる人達に、最終的には武道館まで俺が引っ張って連れて行けたらなんてこと思ってたりします。スタッフの人達を泣かせたいなってね(笑)
デビューしてから、より一層頑張ろうという思いは増えてますね。』
――まさにその頑張りを抱えて、この2020年はご自身にとってどんな一年にしたいですか?
Rude-α
『そうっすね…音楽的には今言った武道館。ここでやるよっていうのを発表する年にしたいなって思ってます。今年は武道館いくでしょ!というレベルにまでもっていけたら良いなと…というか今年中には決めたいですね!2020年は、高みを目指すという意味でもそういう年にしたいです。
プライベートでは、2週間くらいオーストラリアとか海外に行きたいです。亜熱帯の植物が好きなので、湿度が高くて変な植物が咲いてるところを汗をかきながら歩きたいなって思います(笑)』
――高校生時代のRude-αさんはどんな男の子でしたか?
Rude-α
『高校生の頃は一人でいることがかっこいいと思ってました(笑)周りはみんな流行り曲を聴いている時に、僕は「みんなとは違う音楽聴いてるから」みたいな…ちょっと痛いヤツだったと思いますね。高校生の頃はちょっと変な子でした(笑)全然モテなかったので「オオカミちゃん」に出て失った青春を取り戻すような感じでしたね。』
――そんなRude-αさんが思う、自分らしい生き方とは何でしょうか?
Rude-α
『俺の主観ですけど、日本には同調圧力が強くあるなと感じるんですよ。時にはそれが身を守ることもあるとは思うんですけど、昔から俺は“常識”に囚われたくないって思って生きてきたから、夢がないからって無理に夢を探したり、誰かに合わせる必要もないって思いますね。
夢なんかなくても、自分の友達とか家族とか大切な人を大切にして、大切な人たちと笑ってることが一番重要なんじゃないかなって思います。俺らしい生き方は、「夢を持ちましょう」とか「常識を持ちましょう」っていうよりも、自分をここまで育ててくれた人は誰なのか、泣いてる時に支えてくれた人は誰だったのか、そこをちゃんと知ることだと思ってます。』
◆最後に…
――EMMARY読者の女子中高生に応援メッセージをお願いします。
Rude-α
『俺は好きだった女の子が、評判の悪い男子と付き合ったのを見てすごく悔しい思いをしたことがあって、その時に音楽で絶対見返してやるって思ったんですよ。サッカー部とかみたいに”かっこいい肩書き“に負けることが多かったけど、やっぱり反骨精神っていうのは人を動かす原動力になるんですよね。
たぶん今、先生に理不尽なこと言われたり友達に悪口言われたりして悔しい思いをする時もあるとは思うんですけど、その悔しさもそのまま返すんじゃなくて、自分の原動力に変えきったらいいと思います。後々になって、自分を動かしてくれたことって何かなって考えた時に、先生たちの厳しかった言葉とか同級生のイキッた態度とかに対する「見とけよ!」って思いからだったりするんです。今では感謝しています。
高校生である時間ってすごく短いし、絶対に戻れないから今のうちに色んなことを味わって、青春を謳歌してください!』
Rude-αさん
ありがとうございました!
カッコよく歌い上げるイメージとは対照的に、Rude-αさんはとても気さくな方でした!
ユーモアなトークで笑いを誘ってくださり、終始とても楽しいインタビューとなりました (╹◡╹)♪
新曲を交えた期待の1stアルバム『23』は、3月4日(水)リリースです!!
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■リリース情報
『23』
【収録曲】
M1.アイスクリーム
M2.wonder
M3.Itʼs only love
M4.ハレルヤ
M5.Tokyo Circus
M6.Sorry
M7.LIFE
M8.23
M9.Boy Meets Girl
M10.Take me back
M11.会えない夜
M12.Back to you
M13.グッバイベイビー
M14.春の風