新曲は『白猫プロジェクト』エンディングテーマ!安田レイさんリモートインタビュー!
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- 2020.5.27
新曲『through the dark』をリリースした安田レイさんが、登場です♡
――新鮮ですね、こういう(リモートの)感じ。
「今、(リモートで)一件取材うけました(笑)」
――新曲『through the dark』がTVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE(ゼロ・クロニクル)』(TOKYO MX ほか)のエンディングテーマに決まった時のお気持ちを聞かせてください。
「原作となる同名のゲームは世界的に人気があるもので
初のアニメ化のエンディング主題歌の話をいただいて“
これは嬉しいお話しだな”って。
どんな風に映像化されるのか、ファンの皆さんもみんな楽しみに
している。その中で、エンディングで、何か私なりのメッセージを投げかけたい、という思いで楽曲制作がスタートしました。
楽曲制作時は、アニメ作品が出来る前のプロットを読ませていただき、そこからどういったテーマにしようか考えました。」
――曲を作る上で、参考にしたことやテーマはありますか?
「主人公のアイリスという女の子が登場するんですが
同じ女性として尊敬できるところがたくさんあったんです。
彼女はすごく純粋で、何か1つ決めたら突き進む力、守り抜く力
があるんです。曲を作るときに、そこに安田レイのエッセンスを
つけ足したいなと思っていました。
そこで、アイリスの目線でもあり、“遠距離恋愛の時の気持ち”
というのをミックスさせた歌詞にしました。
遠くにいる、離れている人を愛する気持ちが大きなテーマに
なっています。遠距離の時って会えない時間があると
会いたい気持ちが膨らんでいく人もいれば、本当にその人のことが好きなのか疑問が浮かんできてしまう人もいると思うんです。
自分の気持ちに迷いが生まれてきているけど、でも“すごく会いたい、触れたい”って気持ちをサビで絶頂になるように表現しているのがこの楽曲のポイントです」
――楽曲をもらった時、メロディーなどはどんな風に感じましたか?
「曲をもらった時に、ダイナミクスを感じる曲だなと思いました。その音から歌詞が生まれてきました。静かなところから曲が壮大になっていくのが、聞いていて私自身、ゾクゾクしました。 “今遠くにいる愛する人”が、闇の中で逃げ場がない時、私の光であなたを見つけて救い出したいというメッセージを込めました。」
――今回の楽曲はジャケットも今までのカラフルなものからガラっと変わって、モノクロになりましたね。自分自身も、新曲リリースで心境の変化はありましたか?
「去年くらいから、自分の中でも意識し出したんですが、20歳でデビューして今までずっと”足し算”で生きてきたんです。今年の4月に27歳になって、ここからは、”引き算”をして生きてもいいかなって思うようになったんです。それが今回の楽曲『through the dark』でも表現できていると思っています。」
――今回、ここは難しかった、悩んだというところはありますか?
「今回の歌詞は感情だけじゃなくて、情景が浮かぶようにしたいねっていうのを意識しました。今回は特に時間をかけて、何度も書き直しました。サビはすぐ決まったんですが、AメロBメロは悩みながら作ったり。自分で歌詞を組み立てて“もっとこうしたらメッセージが伝わりやすいんじゃない?”とかスタッフさんと何度も打ち合わせしましたね。。」
――今までの楽曲から、さらに「安田レイ」像が熟成された感じがあります。
「今回は大きく自分自身の変化を表現できた楽曲だと思います。20歳の楽曲と並べて聞いてみると、声のトーンや年齢、今までの私自身の経験が、自分の自信につながっているのかなと思います。経験値ってすごく自分の力になるんだなって。声も変わっていっているので、これからもどんどん変わっていくのが楽しみです。」
――今回の曲のこだわりポイントを教えてください。
「サビで英語を意図的に多用しました。今までの曲はほとんど日本語なんです。英語の“音“と一体化することによって楽曲のメッセージ性が増したと思います。やってみてよかった。ラスサビの前にシャウトする部分があって、感覚は洋楽を歌っているようで気持ちよく声が出ました。”私こんな声出るだ!”って。サビの英語の部分にも引っ張られて、今まで知らなかった自分がいましたね。今振り返ると、なんだか、この歌が、”英語にしろ“って言っていたような気がします!」
――今回は、力強い女性像、女性が憧れる女性象を歌っていますよね。
「そうですね。強さもあるけど、弱さも実はある。自分は無敵だなって思う瞬間も、デリケートな部分もある。そんなに強さを大きく表現しているわけではないんですが、強さのなかにある繊細さは意識していますね。」
“こんなに「STAY HOME」楽しんでる人見たことない”って言われます(笑)
――カップリング曲『true colors』はどんな楽曲ですか?
「この曲は実は、何年も前に書いた自分のメモをもう一回組み立て直した歌詞なんです。テーマは“鳥かごの中に閉じ込められた私”です。『鳥かご』という言葉は直接的には使っていないんですが、小さな世界にいるフラストレーションを表現しています。誰や自分に決めつけられて外に出られない鳥が勇気を出して世界に飛び立っていく、飛び立っていった世界を表現しています。“こんな世界が待ってたんだ”とか、新たになにかチャレンジする人にエールをおくる歌です。自分の人生は誰かの人生ではないから、“やって後悔のほうが良くない?”って。“なにも考えずに飛び出してこうよ!”って。リリースの季節が春ということで春の曲を書きたくて、書き留めたメモを読んで、春の新たな生活に重なる部分があると思ってこの歌詞をもう一回組み立て直しました。」
――今後の目標はありますか?
「まずは…、やっぱりライブがやりたいですね。同じ空間で生の音でライブを安心して届けられる日が早く来てほしいです。早く延期のライブの日付を言えるようになりたいですね。」
――今の社会の状況で、読者の高校生も不安がたくさんあると思いますが、読者の高校生に応援メッセージをお願いします。
「学校行って、部活とかカラオケ、ファミレスとか、毎日のこと…。当たり前のようにあった毎日、それにいきなりぽっかり穴があいちゃって。ストレスだと思います。でも、会えない時間だからこそ、友達のと絆を再確認して、改めて感じることができる時間だと思ってポジティブにとらえていけたらいいですよね。この時間に、自分は何をしたらどのくらいいい女性になれるか、メイクでもファッションでもいいし。研究して、友達にまた会った時に心からキレイになって再会できる予習期間みたいにとらえられれば少しは楽になるかもしれないし、毎日をポジティブに生きていけると思います。」
――安田さんはおうち時間をどのように楽しんでいますか?
「洋服リメイクやDIYなど、今までできなかったことができる時間にしています。新しい趣味を探したりとか。日々の様子は、Twitterにアップしていますけど、“こんなに『STAY HOME』楽しんでる人見たことない”って周りの人からも言われますね(笑)Twitterに書いていた“ネットショッピングが止まらない曲”もデモ段階だけどできてますよ(笑)」
――最後にメッセージをお願いします。
「新曲『through the dark』/『true colors』、どちらもポジティブに生きるためのヒントが隠れている曲だと思っています。少しでもハッピーに毎日を乗り越えていけるよう、一緒に頑張りましょう。」
チームシンデレラ
日本最大級の女子高校生チーム『Team Cinderella』
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