映画『泣きたい私は猫をかぶる』より【志田未来】インタビュー!”一歩踏み出す勇気をくれる “本作の魅力は!??

「このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、<私>に戻ることができなくなる――」かぶると猫へと姿を変えられる不思議なお面をもらった中学2年生のムゲは、放課後になると、猫になって大好きな日之出に会いに行く……。《猫》の世界を通して繰り広げられる、《私》を見つける青春ファンタジー作品 

映画『泣きたい私は猫をかぶる』

 

 

その突飛な言動でクラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている笹木美代(ささき・みよ)役

\♡志田未来 さん♡/

にインタビューさせていただきました!!共演者とのエピソードや志田さんの中学・高校生活などについてお伺いしました!

 

ぜひ最後まで読んでくださいね♡

 

◆作品について

 

――この作品の脚本を読まれた時の率直な感想を教えてください。

 

志田未来(以下:志田)
お面をかぶったら猫になれるというプロットをいただいて、そのテーマだけですごく面白いと思い、先が気になって台本を読み進めていました。ファンタジーの良さが詰まっているだけでなく、人間の悩みや、生きていく上で大切なことをしっかり描いている作品だと思いました。』



――録り終わった後の本作をご覧になってからはいかがですか。

 

志田
大切な人に「ありがとう」や「好きだよ」とか、普段口にしない言葉でも今伝えたいと思わせてくれる作品なので、大切な方と一緒に見ていただきたいです。それから、一歩踏み出す勇気を与えてくれるので、何か迷っていることがある方には、特に観ていただきたいです。』


――志田さんの目から見て、今回演じられたムゲはどんな女の子でしたか。

 

志田
『ムゲは本当に明るい中学生の女の子ですが、実は取り繕っている部分があったり、言いたいこともあって自分の中で葛藤はあるけどそれを出さない…子供っぽく見えて、すごく大人なのかなと思います。私自身も中学生の頃は、大人に言えないこと、言いたいけど言えないことがあったので、ムゲの気持ちに共感できるところがありました

 

――そんなムゲを演じるにあたって心がけたことを教えてください。

 

志田
『収録する前に、本読みをやらせていただきました。監督から「ムゲの声は作り込みすぎないように。自分の声を生かして自然にやってほしい。」という指示をいただいたので、アニメだからといって意識しすぎず、いつも通りのお芝居を心がけて演じていました。』


――本作は、同級生の日之出役を演じる花江さんとお二人でアフレコされたとお聞きしました。実際にアフレコされてみていかがでしたか。
 

志田
『隣で花江さんのイケボを聴けるのがとても贅沢だなと!!(笑)一人より二人のシーンが多かったので、私自身も感情移入しやすかったですし、台本も読んでるだけじゃわからないムゲの気持ちが、ブースに入ることで分かることもあり、花江さんと収録出来てよかったです。』

 

――花江さんに助けてもらったことや刺激になったことはありましたか。

 

志田
『映像を見ながらの読み合わせもあったのですが、他の方の声が入っていなかったので、私が自分のセリフを入れるタイミングが分からなくなってしまって。その時に、花江さんが他のキャラの声も全部読んでくださったんです!本当に素敵な方だなと思いましたし、本当に贅沢な時間でした(笑)。何より、花江さんの感情の入れ方や声の出し方は、隣で見させていただいて本当に勉強になりました。』


 

――猫として演じるシーンもありますが、猫の声はどう練習をされていたのですか?

 

志田
『スマホの録音機能を使って、これは猫に聞こえるのか?とか…(笑)あとは、感情を猫の声で表現するのが難しくて、現場でも何度もチャレンジしなおしました。』 

 

――お面をかぶって猫の姿になる、というのが本作の見どころの1つだと思います。もし、志田さんが猫のお面を手に入れたら、どんなことをしますか。

 

志田
『私はベッドの上でひたすらゴロゴロしたいです!(笑)家にいると、洗濯したり片付けたりご飯作ったり、やらなきゃいけないことはたくさんあるので。人間だと文句言われるけど、猫なら文句言われないのかなって(笑)』

 

――こんなお面がほしいとかはありますか。

 

志田
『何でも良いですか…?

 

……自分の妹のお面()
私、妹が大好きなんです!何をしているのか誰と会っているのかいつも気になってしまって・・・。結構頻繁に連絡するのですが教えてくれないので、妹のお面をつけて妹の友達がどんな人なのか知るために会いに行きたいです(笑)』


――ムゲと日之出の恋模様について、志田さんは演じながらどう思っていましたか。

 

志田
お互い想い合っていても、自分の感情に気付けないっていうのは学生の頃ならではなのかなと思っていて、そこは本作の甘酸っぱいポイントだと思います。日之出が自分の気持ちに気付いた時の表情が忘れられないです。ムゲとしてお芝居しているので、なんだか私が嬉しくなりました(笑)やっと気付いてくれた!って。』




――志田さんの感情が一番入り込んだシーンを教えてください。

 

志田
『最後の日之出とのシーンは感情が入りました…!現場では今までスクリーンを見てセリフを言っていたのですが、監督から「そこは花江さんと見つめ合って言ってください」と演技指導が入りました。ラストシーンのセリフは、ムゲのドキドキと私のドキドキが重なって、作り物じゃない私の感情とムゲの感情が入り混じった一言になっています。』

 

――“人としての生きづらさ、大変さ”と“猫の自由気ままさ、楽さ”の対比が印象的ですが、志田さんは大変な思いをした時や辛いなと感じた時、ご自身をどう奮い立たせていますか。

 

志田
『壁にぶち当たったりとか辛いなと思った時は、家族に話したり友達とご飯に行ったりします。人と会って話すことがリフレッシュになっています。』

 

◆最後に… 

――EMMARY読者の女子中高生へメッセージをお願いします。

 

志田
『自分の中の葛藤やモヤモヤが自分でも気付かないうちに積もっていってしまうこともあると思うんですが、そんな時にこの作品を観ていただければ、一歩踏み出す勇気を教えてもらえると思います。ぜひ悩みの多い中高校生の皆さんにもぜひ観ていただけたらうれしいです。

 

志田未来さん、ありがとうございました!!

 


お面をかぶると猫になれてしまうという、ちょっと不思議な設定の本作。
志田未来さんが必死に練習されたという猫の声も、とても気になりますね!ムゲと日之出の恋愛物語にとどまらない、友達や家族、自分が支えられている大切なものに気づく二人の世界がどう変わるのか、大注目の作品です!

 

アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、Netflixにて6月18日(木)より全世界独占配信!




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