【JK共感間違いなし!】注目ガールズバンド「ЯeaL」を聴こう!

Emmary編集部イチ推しの関西発のガールズバンド「ЯeaL」をご紹介します!!

作詞作曲を手掛けるRyokoさん(Vo.&Gt.)を中心に2012年に結成されたЯeaLは、
高いパフォーマンス力を武器に話題を集め続け、
メジャーデビュー前にして超大型フェス「SUMMER SONIC 2015」に出演!
2017年3月、3rdシングル「カゲロウ」が、TVアニメ「銀魂.」のオープニングテーマに大抜擢され、その後、「ポケットモンスター サン&ムーン」「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』など、数々のアニメ作品のテーマソング等を手掛けてきました。

そして2020年9月16日に、2枚目のアルバム『ライトアップアンビバレンツ』をリリース!!
勢いが止まらないバンドです!!!



何といっても魅力は彼女たちからみなぎるメッセージ性。
インタビューをしたEmmary編集部も、思わず熱い気持ちになりました。
JK共感間違いなし!!のバンドです!!

それでは、インタビューをお楽しみください♪



――バンドの結成経緯について教えてください!!
Ryoko
結成は中3の時で、歌も始めていない、曲も書いたこともない、楽器もない状態で、「売れるバンドつくりたい!」と思い立って、ネットの掲示板に、「私についてきたら売れるんで誰かバンドつくりませんか」と書いたんです。そこで、返事がきたのがFumihaです。


Fumiha
よくわからない怪しいサイトだったんですけど、笑。


Ryoko
Fumihaの友達だったAikaは「太鼓の達人」が得意ということで、受験勉強あると言っていたのを、無理やり私が説得して引っ張ってきました(笑)

Aika
誘われた時は軽い気持ちでしたね。
Fumihaにバンドやらへん?て言われて、Ryokoに最初会った時は、
かわいい「萌え萌え」な雰囲気で、「バンドやりませんかぁ~?」言われて、
まあやろっかなと思って始めたんですけど、いざやってみたらめちゃめちゃ本格的で、笑。



Fumiha
ここまで成長するとも思わなかったね。


――結成してどのくらい経ちますか?
Ryoko
8年くらいです。もともと仲の良かった友達どうしで始めたわけでもないので、ここまでやってこられるのが信じられないというか、感動していますね。


――アニメを中心に、数々のテーマソング等を手掛けていて、とても順調に思えますが、どうですか?
Ryoko
そんなことはないですよ。つねに踏んだり蹴ったりだし、ずっと戦っている感覚があります。
自分自身どこまでできるのか、もがいてきたという点でもそうですが、始めたばかりの頃は女子中高生がバンドをやるということに対して、「高校生のギャルがおしゃれでやっている」という感じだったりとか、曲も自分たちで書いてないだろと言われたこともありますし、女子がどれだけ技術を高めてもあまり評価されてなかったのがコンプレックスでした。ですから、つねに戦っている気持ちでやってきた10代でした。20代に突入して、ようやく認めていただけてきたように思いますが、それでもずっと戦っている感覚はありますね。


――エンタテイメントの世界を目指し続けるというのは、親御さんの反対などもありましたか?
Ryoko
中学校の頃から学校に行かずに反発し続けてきた人間なので。音楽をやるということに対しても、いまだに反対されているかな。ようやく「銀魂」の頃から協力してくれるようにはなりましたけれど。自分がこれで突き進もうと思ったら、誰かのせいにしてはいけないと思います。自分がやりたいと決めたら、自分がすべての責任を背負う覚悟で、周囲の反対を押し切ってでも続ければいいと思います。

Aika
私のお母さんはいまだに反対していますよ。親って、ずっと反対してくると思うんです。なんだかんだ、応援してくれているとは思うのですが、「ここまでやったから認めてくれる」ということは、ないと思います。やり続けることだけが大事なことだと思います。

Ryoko
自分の行動ひとつですべて変わると思うんです。仮に周囲に反対されて、辞めようと思うのだったら、それまでのことだと思います。それでもやりたいなら、すべてを押し切ってやるべきだと思いますね。

Fumiha
私が思うのは、最初の一歩を踏み切れない子は、「ついていける人」を見つける、というのはテクニックだと思います。私たちみたいに。仲間を見つけて動き出すっていう考え方も大事だと思いますよ。


――周囲の反対を押し切ってまで続けるって、すごい行動力ですよね。

Ryoko
楽器もないし曲も作ったこともないしバンドもやったことはないけれど、私には絶対やるという信念と、絶対に「上に行ける」という確信がありました。学校生活や集団生活になじめず、ずっと反発してきた人間だったのですが、行動する力は誰よりも持っているという自信がありました。周囲から、「お前には何もできひん」と言われようとも、絶対成功するんだという気持ちでネットの掲示板に書き込んで、それに対してメンバーがついてきてくれました。思い返せば、8年間むちゃくちゃなこと言ってきました、それこそ、すごく大それたことを言ってきたから、最初はメンバーからも反発や疑いもありました。一つずつ叶えていく中で、徐々にメンバーも信用して、「Ryokoのやりたいことやったらいいよ」という関係性にまでなれたと思います。

――むちゃくちゃなこととは何ですか?
Ryoko
思い出すのは、中3から高1になる春休みの間、まだバンド結成3か月なのに遠征ライブに行こうと言ったことですね。全部ひとりでスケジュール組んでしまって。バンドとして良いことだから、やろうと言って、受験とかも無視して、バンドやるってこういうことやから、って言って半ば無理やりに。ライブハウスに電話して無理やり入れてもらったりしていました。他にも東京行って勝手に企業に打ち合わせに行ったり。メンバーからしたら、なんやこいつ、という感じになっていましたね。でも、そういうことを経てレーベルが決まったり、サマソニ等の大きなフェスへの出演が決まったりとか、そういうことを経て、とりあえずついていこうという空気になってくれたと思っています。私は、むちゃくちゃだと思ってないんですけどね。バンドをやるにあたっては、当然のことだと思ってました。バンドのために生きていこうと思ったら、できないことはないんです。そのスタンスでやってきたんで。

Aika
今では、「もっとめちゃくちゃせえへんの」って言うくらいになったよね、笑。

Ryoko
ついてきてくれるのも才能なんですよね。やれるやれへんじゃなくて。それは2人のすごい所だと思います。


――今回のアルバム「ライトアップアンビバレンツ」について教えてください!
Ryoko
アルバムを出すのは3年ぶりなんですが、3人でできる今の精一杯だったり、コンセプトも「光と影」としているのですが、人の内面をえぐるような、それでも最後には救いになることを目指したアルバムになっています。今まではわかりやすいものを届けたいという想いが強かったんですが、これまで自分の中で見せていなかった素の感情をなるべくそのままえぐりとって表現したいという想いで出しました。


――アルバムの聴きどころについて教えてください!
Ryoko
1枚のアルバムを通して、ひとつのストーリーなので、1回は最初から最後までを通して聞いてほしいです。

Aika
私が推している曲は、「Dead or Alive」ですね。歌詞もすごくいいです。レコーディングの時の話になるのですが、ドラム1発撮りなんですよ。これは、知り合いの方から「ドラムが歌っている」と言われて、うれしい表現やなと思っています。

Fumiha
サイレンサーを推しています。歌詞を見ていただきたいですね。

Ryoko
特に、中高生に聴いてほしい曲は、「サイレンサー」と「Discord」です。「サイレンサー」は、孤独を感じている様子を表現している曲というか、すべての物事に対して「変わらないで」と願っている曲です。「Discord」は、学校生活や集団生活の中で自我がわからなくなったり、社会の中で疎外感を感じたりとか、そういうふうに追い詰められた時には、特にこの曲を聴いてほしいと思います。誰かの心を救う力があると信じています。

Fumiha
曲を書いてる人が学校に行ってないっていうのが、励みになるかな、笑。

Ryoko
世の中の当たり前を受け入れるのか?反発するのか?周りに合わせて自分を押し殺してしまうのは違うと思うので、そういう良い意味で、励みになればいいなと思ってDead or Aliveを書きました。何をするにも反発するくらいの気持ちがあるなら殻を破ってほしいと思うし、誤解を恐れずに言えば、「死ぬくらいの覚悟」があれば何でもできると思う。そこまで真剣に考えられるんやったら生きていけるよと、私は思います。


――ものすごく熱いメッセージ、心に響きます。最後に女子高生への応援メッセージをお願いしたいです。
Ryoko
高校生の間に感じることって、「その時にしか感じられない」貴重なものだと思います。みなさんが将来や人間関係に悩んだり苦しんだりしている時も、ЯeaLはずっとここで音楽鳴らし続けているので、みなさんは、自分の進むべき道を、たくさん考えて歩んでいってください。


――ありがとうございました!!

 

インタビューをさせていただいて、ぜひ女子高生にも触れてほしいバンドだと思いました!!
ぜひ「ライトアップアンビバレンツ」聴いてみてください・・・!!


チームシンデレラ

チームシンデレラ

日本最大級の女子高校生チーム『Team Cinderella』
シンデレラフェスを主催する約100名のJKメンバーが、交替で“イマドキ情報”をお届けします!