【JK映画レビュー】韓国のベストセラー小説原作映画「82年生まれ、キム・ジヨン」、待望の日本公開!
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- みん
- 2020.10.8
こんにちは!みんです🧚
韓国で130万部突破した大ベストセラー小説を原作とした映画が10月9日(金)から日本で公開されます!
その名も「82年生まれ、キム・ジヨン」!!
韓国で発行部数130万部、日本でも若い女性を中心に大ヒット中で、社会現象を巻き起こした小説です!
主演は、チョン・ユミさんと、コン・ユさんです!
パニック映画の大作『新感染 ファイナル・エクスプレス』で共演している2人が初の夫婦役、コン・ユは韓国の大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」でトッケビシンドロームを巻き起こしたと言われており、大人気女優・俳優ですよね!
◆高校生から見た「82年生まれ、キム・ジヨン」
◎これは“出口を見つけたら壁が立ちはだかっていて、他の道にも壁がある”を表現した映画。
その壁は、全て“女性だから”という理由で現れてしまう。まさに絶望的。
しかし、そんな絶望的な状況は、多くの女性の”日常”であり、何も珍しいことではない…ということを表現した映画だと思いました。
◎しかし、最後にはジヨンとデヒョンは希望の出口を見つけることができます!✨
◆腹が立った場面
この作品は、女性を付きまとう些細な生きづらさの積み重ねや、絶望的に理不尽な状況を描いているので、見ていて思わず怒りそうになる場面がとっっっても多かったです。
◎娘が2歳になった頃、主人公・ジヨンは再就職を試みる。しかし、義母に「息子の人生を邪魔する気なの!?」と、猛反対されてしまう…。
2020年にはこんな酷いおしゅうとめさんは居ないと信じてます…。
果たして、ジヨンは再就職出来るのでしょうか??
◆思わず号泣した場面
◎主人公・ジヨンの実の母親、ミスクがジヨンの家に訪れた日のこと。実母・ミスクは、具合が悪いジヨンを目の当たりにし、深く同情して泣いてしまう…
ここ、私も泣いてしまいました…ジヨンも母・ミスクも、“女性だから”という理由で理不尽な目に遭ったり、夢を諦めた経験があります。そのためか、ジヨンとミスクが、お互いに同情し、思いやっているのが伝わってきました。とても切ない気持ちになりました。
また、そんなジヨンとミスクを見て、女性の生きづらさを目の当たりにしているジヨンの夫、デヒョンの気持ちを考えると…
これもまた、やるせなくて切ないです…(;;)
女性を付きまとう生きづらさは、女性だけでなく、男性のことも不幸にするのかもしれない、と思いました。
◆最後に
「82年生まれ、キム・ジヨン」は、女性の日常的な絶望を一つ一つ見つめ直させてくれるだけではなく、反面に、絶望の中にいる全ての人に希望を与えてくれる作品だと思いました。
男子にも女子にも、皆にオススメできる映画です!
是非、映画館へ足を運んでみてください!
◆あらすじ
結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが、本人は「ちょっと疲れているだけ」と深刻には受け止めない。しかしデヒョンの悩みは深刻だった。妻は、最近まるで他人が乗り移ったような言動をとるのだ。ある日は夫の実家で自身の母親になり文句を言う。「正月くらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」。ある日はすでに亡くなっている夫と共通の友人になり、夫にアドバイスをする。「体が楽になっても気持ちが焦る時期よ。お疲れ様って言ってあげて」。ある日は祖母になり母親に語りかける。「ジヨンは大丈夫。お前が強い娘に育てただろう」――その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが…。
「82年生まれ、キム・ジヨン」は
10月9日(金)より 新宿ピカデリー他 全国ロードショー
監督:キム・ドヨン/出演:チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン
原作:「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著/斎藤真理子訳(筑摩書房刊)
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みん
【JKライター】音楽とメイクが大好き!原宿系を極めたい高校1年生の"みん"です🍭❤️読者の方の疲れを吹き飛ばせるような、ワクワクできる記事や、悩みを楽に出来るような記事を書けるように頑張ります😋💭