劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」でネヘレニアを演じられた菜々緒さんにインタビュー🌙

みなさん、こんにちは!

以前に、エマリーで劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」《前編》の魅力を
JKメンバーの座談会でご紹介したのは、ご存知でしたか?
もし見逃していたら、ぜひこちらからご覧ください🌙↓
https://emmary.jp/entertainment/20210108/


今回は、2021年2月11日(木・祝)から公開される《後編》の魅力を、地球と月の征服をたくらむ
デッド・ムーンの頂点に立つ新月の闇の王国の女王・ネヘレニアを声優として演じられた菜々緒さんに、小浜編集長が代表してインタビューしてきました!



◇後編の見所は・・・?

デッド・ムーンとの戦いの中、集結した10人のセーラー戦士たち。しかし、ネヘレニアの「悪夢」に惑わされ苦戦を強いられます。うさぎも「悪夢」に囚われてしまいそうになりますが、タキシード仮面の強い心に勇気づけられ再び立ち上がり、仲間たちの力を集め、究極の姿・エターナルセーラームーンとなり、ネヘレニアとの最終決戦に臨みます!
過酷な運命に立ち向かう、セーラー戦士たちの凛々しく美しい姿がとてもドラマチックに描かれています🌟


後編の予告編はこちらから↓











インタビューでは、「美少女戦士セーラームーン」の魅力や、
役を演じることになった時のお気持ちなどをお聞きしたので、是非読んでみてください💞







「美少女戦士セーラームーン」を好きになったきっかけとは?



小浜編集長
「美少女戦士セーラームーン」が昔から好きだったとお聞きしたのですが、この役をもらった時の率直なお気持ちを教えていただけますか?


菜々緒さん(以下・菜々緒):本当にすごく嬉しかったです。まず最初に幼少期に「美少女戦士セーラームーンごっこ」を一緒にしていた幼馴染の佐藤かよ(モデル・タレント)に報告しましたね。小さい頃に夢見たことが叶ったという感覚でした。

小浜編集長
ありがとうございます!
元々「美少女戦士
セーラームーン」を好きになったきっかけは何だったのですか?


菜々緒テレビアニメを観て好きなりました。

小浜編集長:テレビアニメ、私も観ていました!
今と昔とで、作品の見方が変わったりはするのですか?

菜々緒:幼少期は可愛らしいコスチュームで敵と戦うセーラー戦士にすごく心を打たれていたんですけど、大人になって改めて観るとセーラー戦士たちの台詞や一人一人の感情、立場が自分に重なったりして、胸に刺さる部分がたくさんありますね
映画はどなたでも楽しんでいただける作品だとも思いますし、応援したくなるような、セーラー戦士一人一人の成長を見られるストーリーになっていると思います。

小浜編集長:私も今高校生で、セーラー戦士たちと立場が同じなので重なる部分が多く共感できるところがたくさんありました!

菜々緒:映画の中では一人の女性としての葛藤や、苦悩などもすごくリアルに描かれているので、今言ってくださったように高校生の方をはじめ、今大変な世の中になってきていますが、今だからこそ色々と考えさせられたり、ハッと気付かされたりするような部分がある映画なのではないかと思います。

小浜編集長:“戦士”というとあまり現実味がないですが、この映画はすごく感動しますよね。

菜々緒:そうなんです、本当に感動できるんです。あとすごく可愛らしい子たちが、可愛らしい洋服だったり、セーラー戦士のコスチュームを着ているというビジュアル面と、可愛いだけじゃなくて強くてかっこいいところも「美少女戦士セーラームーン」の魅力ですよね。
うさぎちゃんは勉強も運動もできないドジで泣き虫なキャラクターなんですけど、みんなに支えられながらリーダーとして成長していく姿は、幼少期に観ていた私にとっては、“大人になったらセーラー戦士になれるんじゃないか”という希望を持たせてくれました。









ネヘレニア🌙の魅力とは?


小浜編集長
ネヘレニアは敵ですが、とても重要な役だと思います。ネヘレニアの魅力はどういったところにありますか?


菜々緒:スーパーセーラームーンが光だとしたら、ネヘレニアは影の存在で、光と対極にある影の強さが彼女の魅力ですね。女性のキャラクターなのにラスボスというところも魅力的だと思います。
あと私自身いろんな人を見ているなかで、影があったり、ミステリアスで妖艶な謎めいた雰囲気のある人に惹きつけられるんです。なのでネヘレニアの謎めいた雰囲気はすごく惹かれる部分があると思いました。

小浜編集長
ミステリアスな部分に私もとても惹かれました。

ただ、ネヘレニアは、菜々緒さんが幼少期から好きだったスーパーセーラームーンと、敵として戦わなくてはいけないと思うのですが心境はいかがだったのですか?

菜々緒:光があるから闇が存在できて、闇があるから光が存在できるという2極性というか、コインの裏表みたいな感じで光と闇の2つがないと成立しないと思っているので、スーパーセーラームーンの対極に私が入れるというのはすごく嬉しかったです。私自身悪役をやることに昔はすごく葛藤していた部分もあったんです。でもその時に自分がいないとストーリーが成立しなくなってしまう、闇の存在も重要だということに気づきました。
それと、もちろん敵対している役ではあるんですけど、“スーパーセーラームーンと会話している!”と思うと、とても嬉しく、この作品に携われただけでも私は感謝しています。

小浜編集長
私もそんな風に、スーパーセーラームーンと会話してみたいです!
菜々緒さんは、ドラマでもご活躍されていますが、
声だけで表すのと、実際の演技で表現するのとで難しいなと感じた点はありましたか?





菜々緒:声で表現するのと、演技で表現するのは全く別物だなとは毎回感じますね。
お芝居では自分自身を最大限に活かして表情や目線の動き、声色だったりで表すことができるんですけど、声優となると表現方法が声だけしかないので、本当にプロの声優さんってすごいなと毎回思わされます。
アフレコの時は以前のテレビアニメを見返させて頂いて、自分なりにネヘレニアの声を研究したりしたので、そこに寄せてみたりしたんですけど、監督から「そんなに悪役を意識しないようにやってください」と言われ、自分が思い描いていたネヘレニアと、監督が思い描いているネヘレニアが違う部分もあったので、スタジオでセッションしながらネヘレニアの声を作っていきました。

小浜編集長:人それぞれ思い描くものはやっぱり違うんですね。

菜々緒:そうですね。声だけで芝居をしなくてはいけないということで、私は最初から分かりやすく、悪役っぽさを表現した方がいいのかなと思っていたんですけど、「そんなに悪役っぽい意識はしなくていいです。むしろ普通な感じで、妖艶でミステリアスな感じでやってください」と指導していただきました。

小浜編集長
アフレコで特に苦労した点などがあれば教えてください。

菜々緒:ほくそ笑んだり、嘲笑ったり、「クスクス…」などの笑いの芝居がすごく多かったんですけど、分からないところは「分かりません!」と正直に監督に言っていました。そして「こういう感じで、もうちょっとこういう感じ」とおうむ返しのようにマンツーマンで教えてもらいながら笑いの芝居は録ったりしていました。

小浜編集長:そうなんですね!普段から菜々緒さんが出演されているドラマなどを拝見させて頂いているんですけど、ドラマを観た印象だけだと少し怖いイメージを失礼ながら持ってしまっていたのですが、今日こうやってお話しさせて頂いてとても気さくな方で思っていた印象と違いました!

菜々緒:100点満点のコメントですね(笑)。初めてお会いした方から百発百中そのコメントを頂きます!

小浜編集長
「美少女戦士セーラームーン」の仕事に携わるために菜々緒さん自身が何か行動を起こしたことはあるんですか?


菜々緒:幼少期の頃は本当に「美少女戦士セーラームーン」自体が好きでしたし、うさぎちゃんが大好きすぎたのでその当時のセーラームーン愛は多分世界1だったと思います!なのでその愛が伝わったのかなという風にはすごく思います。

小浜編集長:愛が伝わる!素敵ですね。菜々緒さんは夢を叶えるためには何が大事だと思われますか?

菜々緒:私は成功した時をイメージすることが大事だと思います。



エマリー読者をはじめ、女の子たちへメッセージ🎀


小浜編集長
女の子たちが集まって悪役と戦う作品は他にもあると思うのですが、「美少女戦士セーラームーン」ならでは!という魅力をぜひ、私たち女の子に教えてください!


菜々緒:「美少女戦士セーラームーン」って(女の子たちが集まって戦う作品の)本当に先駆けだと思うんですよね。
それまでのアニメは1人が敵と戦うというものが多かったと思うんですけど、「美少女戦士セーラームーン」に関しては戦隊ものっぽさが取り入れられていて、1人だけじゃなくチームワークも感じられて、一人一人が活躍するというところもやっぱり男女ともに支持される魅力なのではないかと思います。しかもとても内容が奥深いですよね。ビジュアル面も楽しめますし、台詞は大人が観ても心に刺さると思うので、そういうところも魅力だと思います。
あと彼女たちのすごい所は男の子に頼っていないところ!王子も出てきますが、ただ守られている女の子たちではないのでそのポイントが私は好きです。他にも天王はるか(スーパーセーラーウラヌス)やアマゾン・トリオのようにジェンダー関係なく、固定された男性像や女性像ではない作品だとも思うので私は幼少期ながらにすごく素敵だなと思っていた覚えがあります。
「美少女戦士セーラームーン」はいろんなことを教えてくれる教科書みたいな存在でした。本当に魅力がありすぎて語り尽くせないくらい素晴らしい作品です。

小浜編集長
本当に!私も、男の子に頼っていないな、と感じました!
では、最後にエマリーの読者に向けてメッセージをお願いします!


菜々緒
セーラー戦士たちもみなさんと同じ世代の高校生になって、彼女達の女の子としての夢や葛藤、セーラー戦士としての使命、悩みなども描かれているので、そういったところを映画で観ていただいて勇気づけられたり、元気をもらったりできる作品になれば良いなと思っています。








◼️劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」の公式サイト
https://sailormoon-movie.jp/



◼️  菜々緒さんInstagram@nanao_official
◼️ 菜々緒さんTwitter:@NANAO1028

チームシンデレラ

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