【伊藤千晃】6月23日リリース!ミニアルバム「sheer」についてインタビュー🌼💛


こんにちは!りえです♡

今回は、アーティストの伊藤千晃さん
6月23日にリリースされるアルバム、「sheer」についてのインタビューを行いました!

私生活のことや学生時代のお話、ティーン読者に向けたアドバイスも沢山頂きました✨
毎日の生活や夢の叶え方のヒントなど、ティーンのみなさんが勇気づけられるお話がいっぱいです!




今回のミニアルバム「Sheer」について



りえ
「今回リリースされるミニアルバム「sheer(シアー)」に込められた思いを教えて下さい!」

伊藤千晃さん(以下、伊藤)
「今、これまでの当たり前を変えざるをえない状況の中で、自分の心の中に穴があいたような感覚がありました。それを埋めるにはどうしたらいいのか、私の自分ノートに書いたんです。
でも、とある記事を読んだ時に”心の穴というものは消して埋まることはない”と書いてあって、自分は埋めたいと思っていたので、驚きながらその記事を読み進めていると、”埋めることはできないけれど、心の穴というものを満たすことはできる”とあり、その言葉がとても引っ掛かりました。
そして、満たすことって何だろうと考えた時に、自分の息子や家族に対する愛だったりとか、音楽を作らせてくれている周りのスタッフへの感謝だったり、もう一度見直してみようと思いました。今回のアルバムにはそういった想いが込められています。」

りえ
「コロナ禍で心に穴があいてしまった人はきっと多くいますよね。こういった状況であるからこその伊藤さんの応援メッセージが込められているんですね。アルバム名の”sheer”の由来は何かあるんですか?」

伊藤
「sheerには英語で、”極薄な”という意味があります。おうち時間が増えて、SNSを開く機会が増えた時に、みんなSNSで自分の生活を見せているけれど、結局全部は見せていないということに気づきました。みんなの生活は見えているようで見えていない、薄い透明な膜が1枚あることを感じて、それをヒントにこのタイトルをつけました。」

りえ
「確かにSNSの世界って、現実と同じようで違う、不思議な空間ですよね。私たちティーン女子はSNSに触れる機会が多いので、とても共感できます!今回のアルバムは、”こんな時代だからこそ伝えたい、伊藤千晃の「今」が詰まった新境地のミニアルバム”ということですが、どのような姿を届けたいですか?」

伊藤
実はsheerの裏テーマであるのが、”考え過ぎない・気取らない・楽しんで気楽にいこう”なんです。私はとても考えてしまう性格で、それが逆にマイナスになったり、自分にプレッシャーをかけすぎてしまうことがあります。そういうものを1回取り払おうと思い、”考え過ぎず気楽に楽しもう”という想いや姿が込められています。」

りえ
「私も自分自身のこと、周りのことを気にしすぎてしまうことがよくあるので、そんな時に是非聴きたいなと思います!
特にこだわられた部分や、女子高生におすすめの曲があれば教えて欲しいです!」

伊藤
「曲はもちろん、歌詞も皆さんに共感して貰える部分が多くあると思うので、ひとつひとつの歌詞に注目してほしいです。
10代の女子の気持ちって言われると、少し難しいのですが、”真夜中の処方箋”や”アンドロイド”はI Don’t Like Mondays.のYUさんに作詞して貰ったので、どの世代にも共感してもらえると思います!」

りえ
「聴かせていただきました!若者が好む”エモい”という言葉で表現してしまったら少し陳腐ですが、曲の世界観がとても好みで、素敵でした。」

伊藤
「ありがとうございます!10代の女の子にも共感してもらえて嬉しいです!」


『sheer』はコロナ禍で生きる人々に”頑張りすぎなくても大丈夫だよ””たまには現実を忘れて楽しもう”というメッセージが込められていることが分かりました。読者のティーン女子のみなさんも、コロナ禍で学校行事や部活、遊びが制限された中でも、毎日精一杯頑張っていると思います。また、様々な不安を感じやすい年頃ですよね。そんな私たちに、伊藤さんのメッセージは心にグッと響くものです。






これからの目標や夢について


りえ
「マルチにご活躍されている伊藤さんですが、今後取り組みたい活動はありますか?」

伊藤
「最近マンガが好きで、そこからアニメも見るようになったのですが、アニメを見ながら声優さんって凄いなと思っています。なのでもし自分もそういった機会があれば、声の仕事をやってみたいなと思っています!」

りえ
「伊藤さんの追い求める歌手像とかってあるんですか?」

伊藤
「音楽に関わらず、物事を常に楽しそうに捉えている人って魅力的に見えるので、今自分が置かれた状況の中でどう楽しむかっていうことを考えています。それが常にできている人はいいなと思います!」

りえ
「育児とお仕事を両立されているのがとても素敵です!今後女性として、どのようなキャリアを歩んでいきたいと考えますか?」

伊藤
「今までは自分が頼ることの多い人生だったなと思います。会社に入って音楽を作らせて頂くのも、なにか違う仕事をするにも、周りのスタッフがいないと自分1人ではできなかったので。でも今後は自分が引っ張っていくようなキャリアの積み方をしていけたら、とても理想だなと思います。

りえ
「周りの人を引っ張っていく女性、素敵な目標ですね!」

社会人の先輩として、女性としての、伊藤さんの素敵な生き方を知ることができました。今後の伊藤さんのご活躍にも注目していきたいです!






学生時代、デビュー当時のこと


りえ
「18歳でデビューされていますが、進路を決める上で不安だったことはありますか?」

伊藤
「あります!17歳からオーディションを受けていたので、ちょうど受験の年になる頃だったんです。18歳で合格発表があったので、親からは、夢を追いかけてないで現実を見て受験しなさいと言われていて。なので親とも揉めましたね。でも初めて自分がやってみたいと思ったことだったので親の反対を押し切りオーディションを受けました。
もしあの時オーディションを受けていなかったらきっと後悔したと思うので、自分のやりたいことを主張してよかったと思います。」

りえ
「そこから長い期間ご活動されていますが、物事を長く続ける秘訣などはありますか?」

伊藤
「辞めたいなとか、諦めようと思った瞬間は実は何回もあります。デビューする前までの私って諦めてきた人間なんです。中学の時の部活は陸上部だったのですが、本当に走るのが好きになれなくて、すぐ休んじゃうような性格でした。何かを続ける経験をしたことがなかったんです。
でも、18歳で1人で東京に出てきた時、簡単に家に帰ることがプライド的にできなかったんです。諦めそうになった瞬間、いつもの私がでてきて、辞めようという気持ちになりましたが、この仕事についてからは、初めて自分の言葉に責任を持つようになりました。本当にやりたい、叶えたいという気持ちがあれば絶対に諦めることはないと実感しましたね。」

りえ
「自分らしさや個性に悩むティーン女子は多くいると思います。伊藤さんも学生時代、自分らしさや将来について悩んだことはありますか?」

伊藤
「あります。未だに悩みますよ!30代になった今でも、自分ってなんだろうとか、自分の個性ってなんだろうって考えます。自分より凄い人なんてたくさんいるから、そういう人たちと比べてしまうと、自分は何も持っていないとか、個性を持ってないと未だに感じてしまいます。でもそうやって気づけることが私は凄いと思っています。常に”自分ってなんだろう”と考え続けていることによって、そのうち自分の好きなもの、嫌いなものが年齢を重ねていくにつれてはっきりしていってると思います。
それでもやっぱり悩みは消えるものではなく、常に隣り合わせにあるものだから、悩んだ時はどうしたいかって常にもう1つ先の自分を考えることが、私は必要だと思います。」

りえ
「大人になってからも悩むことは沢山あるんですね。私たちと同世代の時の伊藤さんのお話は心に響くものがあります✨10代の努力が今に繋がっているのはとても素敵ですよね!」





自己プロデュースしている先輩に聞きたいこと


りえ
「伊藤さんの自己プロデュースの方法が知りたいです。」

伊藤
「自分1人では決めず、周りの人に聞いてみることも1つの手だと思います。自分の良さって、自分で見えなかったりもするし、客観視できないのは凄く分かるので。そう思った時は自分の信頼している人たちに、自分のことをどう見えているか聞くことで、今まで見えてこなかった自分が見えて、それが1つの個性に繋がると思います。」

りえ
「初めの質問で、自分ノートをかかれているとのことでしたが、伊藤さんの自己プロデュースに繋がっているのかなと思いました。ノートにはどんなことを書かれているのですか?」

伊藤
「小さいノートを鞄の中に持ち歩いて、自分の思ったことや忘れちゃいけないことをなんでも書いています。例えば、今日の夕ご飯の為にスーパーで買わなくちゃいけないものもそのノートに書いてあるし、自分が人に対して思ったこともノートに書くようにしています。それを後で見返すと、意外と大切なことが書いてあったりするんですよ。それが音楽や自分のブランドに繋がったりするヒントがメモとして残っています。
スマホのメモではなく、書くと手に感覚が残っていて、この時こういう気持ちで書いたなっていうのが思い出しやすいんです。なので普段持ち歩いて書くようにしています。」

りえ
「その中のメモが普段の活動にも活かされているのですね!最後にティーン女子に向けて、将来のアドバイスをお願いします!」

伊藤
「後悔しないように進んでほしいです。やりたいことが見つからないという人も最近多く聞くけれど、それに焦らなくていいんです。一人ひとりそれぞれのペースがあります。
自ずと生きている限り、自分がやってみたいことや好奇心がでてくるので、自分のペースで誰かと比べたりすることなく、後悔なく進んでください!」


伊藤さんの自己プロデュースは完結されているものではなく、日々悩みながら成長されていることが分かりました✨「自分ノート」のお話もとっても素敵ですよね!自己プロデュース方法の1つとして、私も取材後に実践し始めました。みなさんも是非やってみてください!

インタビューの模様は以上です!
取材を通して、多彩な才能を持ちご活躍されている伊藤さんも、日々沢山悩んでご自身を磨かれ続けていることを深く知ることができました。
ミニアルバムも、伊藤さんの生き方も、悩める10代の私たちにエールを送ってくれると感じます
ティーン世代にも響くメッセージの沢山詰まったミニアルバム、「sheer」をみなさんも是非聞いてみてくださいね!


▶️伊藤千晃さん オフィシャルサイト

りえ

【JDライター】JKライター時代は「milk」という名前で活動し、 20件以上の企業・人物取材を行いました。現在は、「日本一企業との関わりのあるJDライター」を目指して日々活動中です! ライフスタイル関連の記事では、女の子らしさを詰め込んだ「りえわーるど」へみなさんをお連れします🏹♡