映画『耳をすませば』公開初日舞台挨拶

映画『耳をすませば』の公開初日舞台挨拶が10月14日(金)に都内で行われ清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、そして本作のメガホンを取った平川雄一朗監督が登壇した。公開初日舞台挨拶では公開を迎えた喜びや、撮影時のエピソードなどが語られ大盛り上がり。イベントレポートを紹介します。



清野「本日はお足元の悪い中お越しいただき本当にありがとうございます。ようやく公開されたんだなととてもホッとしております。今日からたくさんの方々にこの映画が広がっていくと思うと、ワクワクしますし、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。本日は短い時間ですがよろしくお願いします」


松坂「本日は来ていただき本当にありがとうございます。本当に長い道のりだったなと壇上に立って実感しております。撮影初日から今日に至るまで裏で公開まで動いてくださったスタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。ここから先は僕は何もできることはないのですが、みなさんの力を借りてこの作品をどんどん広げていければと思います。本日は最後までよろしくお願いいたします」


山田「今日は劇場に足を運んでいただき本当にありがとうございます。自分が先にクランクアップしてしまったこともあって、この作品完成するのかな、大丈夫かなとマネージャーさんに聞いたり本当に長いこと心配だったんです。なのでようやく今日スクリーンで流れるということが嬉しいですし、ここまで作品を持続させるこの作品とスタッフさんの力がすごいなと感動しております。本日はよろしくお願いします」


内田「本日はご来場いただきましてありがとうございます。私も先にクランクアップした身として撮影終わるのかな?ちゃんと終わって!と思っていたので今日という日を迎えられて嬉しいです。本日は一緒に楽しみましょう」


安原「本日は来てくださりありがとうございます。雫と向き合った日々はがむしゃらで反省の毎日でした。それでも一生懸命雫を演じることができ、そんな雫から一歩踏み出す勇気をもらっていただけると嬉しいです。本日はどうぞよろしくお願いします」


中川「今日はお越しいただきありがとうございます。やっとこの日を迎えることができて幸せです。今日は短い時間ですがよろしくお願いいたします」


荒木「本日はありがとうございます。この作品の現場は本読みの時からコロナなど色々なことが重なって本当に不安でしたが、みなさんにご覧いただける日が来て本当に幸せです。監督に厳しくしていただきながら頑張りました」


住友「撮影が終わったのが2年前でそこから2年という月日を経てやっと公開することができてすごく嬉しいですし、昔から愛されてきている作品で重要な役どころでもあるので、皆さんの期待に応えられるような夕子になっているか緊張しています。今日はよろしくお願いします」


平川監督「1人でも多くの方にこの作品が届くといいなという思いでおります。今日は少しでも楽しんでいってください」


MCからお気に入りのシーンを問われた清野は「聖司くんと一緒に翼をくださいを演奏したシーンです。撮影に入る前から私は歌、聖司くんはチェロを練習してきたて、思い入れもすごくあり実写ならではの本当に素敵なシーンになったと思います」とコメントし、そのシーンに関して松坂は「緊張しましたね。お互い歌とチェロの練習の成果を一番出さないといけないシーンだったので。刺激的ないいシーンになったかなと思います」と撮影を振り返っていた。また松坂のお気に入りのシーンについては「僕は中学生時代の聖司と雫が屋上で喋っているところにクラスのみんなが入ってくるところですね。アニメーションでもあるシーンだったのでここ忠実に再現するんだなと嬉しかったんです。よく再現できたなとほっこりしました」と言い、平川監督は「エキストラも大変だったんだよね」と話していた。


MCから撮影のエピソードを問われた山田は「内田さんと僕と清野さんのシーンが多かったんですけど、撮影の合間で清野さんがやられていたシューティングゲームみたいなのをダウンロードしてと強制的に頼まれまして、ゲームだけでは収まらず戦いごっことか匍匐前進をした思い出があります」と振り返り、内田は「ものすごく撮影は楽しかったんですけど、映画を見てすごく夕子がたっちゃんのことを叩いているなと。監督が夕子はたっちゃんに厳しくいこうとおっしゃられていたのでバシバシ叩いていた気がします」と話し、山田は「今まで出演した作品の中で一番叩かれた気がします」と言い、会場を笑いに包んでいた。


また先ほどと同じく見て欲しいお気に入りのシーンを聞かれた安原は「全部好きなシーンではあるんですけど、特に好きなシーンは雫と聖司くんが図書館の前で相合い傘をして帰るところ。憧れだったのでできて嬉しかった」、中川は「高台に行くまでの坂道のシーンが一番印象に残っています。たくさんのスタッフさんから後ろに座っている雫ちゃんを絶対に落とすなよと言われ緊張感が高まっているときに、平川監督から“松坂桃李は登ったけどね”と言われてさらに不安が高まってきて」と言うと、松坂が「最悪だね(笑)」とツッコミ拍手が湧き起こった。また荒木はお気に入りのシーンについて「神社のシーンがすごく印象に残っています」、住友は「雫と屋上で話すシーン」と話していた。


自身の甘酸っぱい青春について清野は「私は甘酸っぱいというよりは“青青”していたんですよね。体を動かすことが好きだったので、毎日夜公園に行って高いところに空き缶を置いて後回し蹴りを練習したり、バイオハザードにすごく憧れてあの蹴りをやりたいなと。甘酸っぱいですね。ひと気のない時を狙ってやっていました」と話し、内田は「バレンタインの時にピンクと黄緑の毒々しいキノコをモチーフにクッキーを作って男子にひかれまして。クラスメイトの男の子に配ったらみんな手をつけてくれなかったです」と振り返っていた。
松坂は「今思うと甘酸っぱいなと思うんですけど、中学生の夏休みに部活で練習を頑張ったからと海で花火をしたところ、ロケット花火が違う方向に飛んでいってしまって、その飛んでいった先が割と怖い感じの人のところで。“何やってんだ!こらぁ!”と砂浜を追いかけられまして、砂に足を取られて1人が捕まって、心の中でごめんと思いながら逃げ切ったんですけど、元いた場所に戻って一斉に土下座をして謝りました」と話し会場を笑いに包んでいた。山田は「中学校の卒業式で第二ボタンを友達とかに欲しいと言われても好きな子にあげたいからと守りきり、友達が手伝ってくれてその好きな子から欲しいと言ってくれてあげることができて、お付き合いすることもできました」とコメント。

イベント中盤には原作者である柊あおい先生からメッセージが読まれた。

メッセージを聞いた清野は「この作品の生みの親である先生に素敵な言葉をいただけて嬉しいです。雫ちゃんは壁にぶつかった時も常に前向きに進んでいく力がある女の子で、私自身もこの役を通して勇気をいただいたので、とても感謝しています」と話していた。

最後に松坂「本日は本当にありがとうございました。エンディングまで聞かれて分かったと思うんですけど、“翼をください”がここまでこの本作と合うものかと感動しました。劇中で歌っているお二人の歌声やエンディングを担ってくださった杏さんの歌声も含めてとても清涼感のある清々しい気持ちになれる作品だなと思っています。本日は本当にありがとうございました」、
清野「本日はお忙しい中ありがとうございました。2年半の思いがぎゅっと詰まっている作品になっていて上映後に皆さんの顔を見ることができてホッとしています。微力ながら私もたくさんの方に見ていただけるように発信していけたらとおもています。ありがとうございました」と言い公開初日舞台挨拶は終了した。


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©柊あおい/集英社 ©2022『耳をすませば』製作委員会
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹

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