12月20日公開映画『ライオン・キング:ムファサ』で初声優をつとめた、尾上右近さん、松田元太さんにインタビューしてきました🦁✨
- エンタメ
- ちゃん
- 2024.11.25
今回は、12月20日公開映画『ライオン・キング:ムファサ』の
”超実写プレミアム吹替版”で主人公ムファサ役を演じた 尾上右近さんと
ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーとなるタカ役を演じたTravis Japanの松田元太さん
に取材をしてきました!
お二人とも声優に初挑戦ということで、役が決まったときの心境から
難しかったこと、日頃のプライベートのお話まで?!色々なことを伺ってきました!
是非最後までご覧下さい✨
◎声優に決まった時の心境や感想を教えて下さい。
右近さん まずオーディションというお話をいただいたとき、絶対に自分がやりたいという気持ちがありました。そして受かったときは自分の仕事として携われるということがはっきりして嬉しかったです。でも解禁までは誰にも言えなかったので孤独との戦いでした。(笑)
松田さん オーディションの話をいただいたとき、頑張って合格したいっていう気持ちが強くあったので全力でオーディションに挑みました。合格を知らされたのはワールドツアーの本番前だったのでハイテンションのまま本番に入りました。メンバーやマネージャーさんたちも喜んでくれました。その日はいつも以上にルンルンでファンサービスをしちゃいましたね。本当にうれしかったです!
◎今回の役を務めるにあたり、意識した点・難しかった点があれば教えてください。
右近さん 真剣に向き合えば向き合うほど楽しむということから遠ざかりがちですが、楽しんでもらうためにはまずは自分が楽しんでやることが大事だなと思いました。またこの作品はいろんなものに寄り添う必要がありました。オリジナルの作品、オリジナルの声、そして日本語のニュアンスになったときの日本語の情感に寄り添いました。その中でも特に難しかったのはセリフのタイミングを合わせることです。決められた尺に合わせて、その中に自分の気持ちを注ぎ込むという作業にとても苦戦して、何度もトライしました。
松田さん 原作を確認しながら、一個一個丁寧に心がけること、楽しむこと、まっすぐ向き合うことを意識していました。
ただ、英語を聞きながらなので、途中で自分が何の日本語を話しているのかわからなくなってしまうゾーンに入ってしまいがちで、かなり苦戦しました(笑)だんだんペースが速くなってしまったり、イントネーションもおかしくなってしまうなんてこともありました。
◎ご自身が演じた役との共通点などはありましたか?
右近さん 一つのことのためにみんなを、同じ方向に向かせることがムファサは得意で、その過程の共通点でいうと自分は人に求められている姿を演じるという意味では似ているかなって思います。でもムファサは王になりたいと思ってなったわけではなく誰かのために王になったタイプで、僕は歌舞伎の王になりたいと思っているのでそこは違うかもしれないです。タカに似ているところも自分にはあって、楽しむとかストレートな気持ちを持っている部分が似ているなと思いました。
松田さん タカとの共通点でいうと単純なところが似てるかなと思いました。
タカの物事をまっすぐ受け止めてぶつかっていく姿、すぐ物事を伝えていくところはすごく魅力的でした。
◎お互いの声の魅力・印象についてはどうでしたか?
右近さん 予告編の一部を聞かせてもらった時の印象と変わらず覇気があるし、エネルギーがあるし、やんちゃっぽさも明るさもあって、その中に可愛げがある愛おしい声だなと思いました。
松田さん ケンケン(右近さん)の素敵な声を聞きながら、レコーディングできたタイミングもあって、その時は右近さんだ!と感動しました。聞き馴染んでいくとムファサだということを感じるようになりまた違う感覚でしたね。すごく安心感のある大好きな声です。
◎印象に残っているシーンはどこですか?
右近さん ムファサが王になっていく過程で、ムファサがみんなの前で演説をするシーンですね。王になる器があることがみられる大事なシーンなので、自分としてもとても気合いが入りました。
松田さん スカーがムファサに直接自分の気持ちを伝えるシーンです。
全ての告白をするシーンでは、タカがスカーになっていってる瞬間を感じ、切なさもあって、このシーンはすごく心が動きました。
◎人生の中で自分の運命を変えた出会いや出来事はありますか?
右近さん 歌舞伎に出会ったことが一番大きいです。3歳の頃、曽祖父の鏡獅子という演目を見たのが歌舞伎に出会ったきっかけです。獅子っていうのがライオンなんですけどそういう意味で僕の人生はライオンと出会うことによって何かが起きているので、なにかと縁があります。
松田さん Travis Japanに加入したことです。メンバーとは家族と同じくらい色々な時間を過ごしていてコンサートを作り上げたり、色々なジャンルのお仕事などもさせてもらい、日々更新しながら、切磋琢磨しながら過ごしています。
◎日常の中でピンチな出来事とかあったりしますか?
右近さん 胃袋のピンチでいうと、僕はカレーが好きで多く食べちゃうんです。以前、舞台の本番前にかなりの量を食べてしまい、丁度その舞台が女性の役で幅の広い帯を締めないといけなくて。。。かなり辛い思いをしましたね。まさにピンチでした。
松田さん デリバリーで多めに頼んでしまうことです。それで毎回、胃袋に負荷をかけすぎてて胃袋に申し訳なくなります。胃袋のピンチですね(笑)
◎お二人が似ていると思う動物はいますか?
右近さん 仕事柄、眉毛を剃ることがあるのですが、普通は怖くなるのに、ファニーな感じになれるらしくて、眉部分はゴールデンレトリバーに似てるかなと思います。見た目だけではなくて人懐っこい性格や支配されて安心してるところが近いのかなと思っています。
松田さん 僕はリスですね。アメリカに留学した際、庭にリスが沢山いてずっと見ていたら、何も考えずにひたすら餌を食べて詰め込んでいたり、そのキョロキョロしている姿も見ているようで、多分何も情報入っていないような気がして、、そんな単純さやちょこまかしてる感じが似てるなと思いました。
◎映画のタイトルにかけて、お二人の〇〇キングを教えて下さい!
右近さん 僕はカレーキングですね。毎日でも食べるし、1日3食4食、食べる日もあります。同じ味のカレーでも全然いけます。カレーは色々なバリエーションが楽しめるから好きです。一番好きなカレーはスパイスカレーいや…キーマ-かな!
松田さん 靴並べキングです。靴並べるのかなり上手いんですよ。小学校の時、靴並ベ係をしてました。みんなが給食食べている間に、僕は全校生徒の靴を並べていて、校長先生から靴を並べる賞を頂いたこともあります。そこだけは誰にも負けないなというところです。
◎これから映画を観る方にメッセージをお願いします!
右近さん 『ライオン・キング』をご存知の方もまだ見ていない方も是非見ていただきたいです。見終わった後は今まで以上に愛をもって人と接して、前向きになれる作品だと思います。
松田さん 『ライオン・キング』の深さを知りながら、可愛さ、兄弟関係、などなど色々な様子を楽しんでほしいです。全力で声優をつとめたので皆さんにも是非楽しんでみていただきたいです。
いかがでしたか?!
お二人の声優初挑戦の様子からプライベートのお話まで色々と伺うことができました🦁✨
お二人の今後のご活躍にも注目です😎
『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日公開!
是非チェックしてね🌟
【ストーリー】
ディズニーが贈る『ライオン・キング』はじまりの物語。息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。孤児であった彼の運命を変えたのは、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーとの幼き日の出会いだった。血のつながりを越えて兄弟の絆でむすばれた彼らは、群れを守るために新天地を目指す旅に出るが…。「ずっと“兄弟”でいたかった」──ムファサを偉大な王にした兄弟の絆に隠された、驚くべき“秘密”とは?心ゆさぶる楽曲にのせて、超実写版で描くキング・オブ・エンターテイメント。
【作品概要】
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:バリー・ジェンキンス
字幕版声優:アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティファニー・ブーン、ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ、マッツ・ミケルセン、ブルー・アイビー・カーター
超実写プレミアム吹替版声優:尾上右近、松田元太(Travis Japan)、渡辺謙
公開日:12月20日(金)全国劇場にて公開
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・尾上右近
ヘアメイク: 西岡達也(Leinwand) スタイリスト: 三島和也(Tatanca)
衣装クレジット:ジャケット/\50,600/Ohal(オーハル)/パンツ/\35,200/Ohal(オーハル)/共にJOYEUX※その他スタイリスト私物
・松田元太
ヘアメイク: 宇佐見順子(JOUER) スタイリスト:日夏(YKP)
衣装クレジット:ジャケット¥57,200、パンツ¥33,000/共にCULLNI(Sian▲PR)