“神宿”インタビュー【いじめや進路で悩んだ過去を明かす】
- イケメン/カワイイ
- チームシンデレラ
- 2019.9.26
「コンプレックスは隠すより伸ばせ!」
全国のコンプレックスに悩む女子高生に向けて発信する、“JKコンプレックス”
今回この取材に応じていただいたのは、アイドルとしての階段を確実に昇りつめている
\♡ 神宿 さん♡/
9月29日に幕張メッセでのワンマンライブを控える注目の5人組アイドルたち。
コンプレックスとはかけ離れた存在というイメージが強い“アイドル”の世界で活躍する彼女達に、一体どんなコンプレックスがあるのでしょうか…!?
いじめ、進路そしてアイドルとしての展望など神宿としての自身の活動理念を語っていただきました!
ステージの上で圧巻のパフォーマンスを届ける彼女達の貴重な過去を振り返る、注目のインタビューとなっています!
まずはグラフと共に自身の過去についてお話しいただきました。
一ノ瀬みかさんの
“自分好き度グラフ”
一ノ瀬みか(以下:一ノ瀬)
『私は精神的な病や悩みというのは、年々若年化している気がしています。だからこそ、自分も苦しんだ時期でもあった小学2年から遡ってみました。
この頃の自分にとっての心の救いがバスケで、学年やクラスが違う人達と一緒にプレイする時間が自分にとって特別でした。その時は、学校の時間がすごく楽しい時期だったんです。
家庭の環境から飛び出して学校でいろんな友達と接する時間でしたから、辛い事も忘れられるような時間でした。でも足の病気でバスケが出来なくなってしまって、しかも中学ではいじめに。学校は行けなくなってしまったのですが、スカウトされてアイドルとして活動し始めた頃から楽しくなって上がっていきました。』
塩見きらさんの
“自分好き度グラフ”
塩見きら(以下:塩見)
『小学校までは何も考えずに楽しかったのですが、思春期入った頃から「自分とは一体何なのか?」ということを考え始めました。他の子と自分を比較して意識し始め、自分のことは好きではないと気付きました。
ずっと勉強ばっかりだったのですが、神宿に入ってからは自分の人生が一気に変わりましたね。
ただ、“アイドル=画面の世界の存在”という認識で、キラキラで充実しているというイメージが強くて、自分が果たしてキラキラ出来ているのかは考えどころです。
アイドルになって自分を変えたかったという思いから今は神宿として活動しています。』
羽島めいさんの
“自分好き度グラフ”
羽島めい(以下:羽島(め))
『小学生の時に女の子の友達に誘われてサッカーに触れたのがきっかけで、サッカーが好きになりました。小学6年の頃が絶好調で全国でベスト16入りするくらいだったんです。
中学校に入るタイミングでクラブチームは卒業して、部活でサッカーをやることになったんですが、当時は女子サッカーがまだ浸透していなくて、入部してもマネージャーと勘違いされました。「なんで女子がいるの?」みたいな目を向けられることも多かったのですが、サッカーが好きだから女子一人でも頑張って続けようと心に決めて3年間継続しました。私もスカウトをきっかけに神宿として活動していく事なったのですが、将来を考えていくうちに「このままで良いのか?」と不安になる事もありました。』
小山ひなさんの
“自分好き度グラフ”
小山ひな(以下:小山)
『ひなは、ずっと自分のことが好きじゃないです。自分に自信もないし、好きになることはこれから先ないんじゃないかなと思います。
でも、伸び代があるよってことだと捉えています。アイドルだからと言って自分を偽っちゃうと余計に辛くなってもっとグラフが下がっちゃうので、神宿の時もそのままの自分を出しています。自分が好きじゃない自分のことも好きでいてくれる人たちがいてくれるなら、それでいいなって。』
羽島みきさんの
“自分好き度グラフ”
羽島みき(以下:羽島(み))
『私にはずっと友達がいなくて、自分から友達を作るのも苦手だったので一人でいることが多かったです。決して一人でいることが好きだったわけではなかったんですけど…苦手意識が強かったんだと思います。
専門入ってから、頑張って自分から話しかけてみたら友達が出来ました。すっごい楽しかったですね。ずっと同じメンバーで3年間過ごして、今では、神宿のライブにも来てくれます。
神宿になってからは、アイドルと勉強の両立に苦しむ時期がありました。』
普段のパワフルなパフォーマンスからは想像もつかない過去が…。
神宿として活動していく事がバネとなったようですが、それまでに起こった事や苦悩した事とはどんなことだったのでしょうか?
いじめを受けている人に
アドバイスは出来ない
ストレスを抱える環境は
“当たり前”ではない
過去にいじめを受けていた事を明かしてくれた一ノ瀬さんと羽島(めい)さん。
二人が実際に受けていた過去のいじめについて、さらに“いじめ”という社会問題についてお話しいただいた。
■いじめを受けていた時期について
一ノ瀬
『中学時代にいじめられたり精神的病にかかったりして、「自分の人生は苦労する人生なんだ」と悟っていました。いじめをきっかけに人との関係は難しいことだと知り、人間関係が怖くなったりもしました。
いじめにあった人のほとんどが「自分に非がある」「自分をどうにかしなければいけない」と思い込むんです。
でも、どうにか出来ることではないんですよね。
自分をどうにかしたくらいでは、いじめはなくならない。
それよりも味方をつけていくべきなんです。
私の場合、迷惑をかけたくなかったから誰にも相談しないでいたら、どんどんしんどくなって負の連鎖に絡まっていきました。
学校に行きなさいと言われたり、友達が手紙を届けてくれるたびに行こうと思ったんですけど、精神的に行くのが怖くて途中で倒れてしまうくらいには追い詰められていました。
この頃の救いは、歌や音楽。ベースを弾いたりして、一人でいる時間が一番楽しい時期でした。』
羽島(め)
『2つ学年上に姉(羽島みき)がいたから、姉と同級生の先輩たちからは優しくしてもらっていましたけど、みんなが卒業してからは、周りからの風当たりが冷たくなりました。
心無い言葉も言われたり、サッカーボールをぶつけられたりしましたけど、悲しいというよりは怒りの方が強かったですね。好きなことをしているのに、周りが受け入れてくれる環境がなくて本当に苦しかったです。
でも私は負けず嫌いだったので、いじめに対しては親に相談したら終わり、学校に行かなくなったら終わりという気持ちでいました。
だから意地でも学校に行ったし、サッカーも最後まで続けました。』
■いじめを受けている人へのメッセージ
一ノ瀬
『いじめを受けている人に、アドバイスはできないです。
もっとああした方が良いとか、それで事が解決するものではないですし、アドバイスする事自体が失礼なことだと私は思っています。
世の中は、協調性を大事にしろという風潮がありますが、個性が素敵な人はたくさんいます。
最近はニュースでも大きく取り上げられてはいますが、それだけではダメなんです。
もっと精神的な成長が必要で、強調性を重視してくる社会から個性は守っていくべきなんです。
本当に、個性は大事にしてほしいです。
悩みや苦しみ、辛いこと…例えば親との問題など、ストレスを抱えている環境が当たり前になっていますよね。本来はそうあるべきではないのに。自分自身もそういう環境に生まれ、当たり前のように育ってきました。
アイドルになってからは、そんな環境をどんどん変えていき、勇気や希望を与えていきたいと思っています。』
アイドルか、進学か
一生懸命勉強していれば、
将来の夢は見つかるものだと思っていた
■進路で悩んだこと
一ノ瀬
『私は勉強もやっていたので進学も考えていました。結果的には、経済的ハンデがあったのも理由の1つですが、進学せずにアイドルを極めていく事を決めました。』
塩見
『私は、一生懸命勉強していれば「医者になりたい」「学校の先生になりたい」とかが自然と見えてくるものだと思っていたんです。でも具体的な職業はなかなか見えてきませんでした。ただ、そういう一般的な仕事は出てこなかったけど、将来は何になりたいのか?と問われた時に、自分の中でやりたいのは“アイドルなんだ”っていうのはハッキリ分かりました。』
羽島(め)
『アイドルを始めてからは、周りの就職や進学ムードに敏感になりましたね。
それまで社会に触れてこなかったので、自分が常識を理解できていなかった事に気付いて自信がなくなっていきました。』
小山
『ひなは、中学までは勉強して親に言われた高校に入ったけど、そのあとはもうやらなくなっちゃいました!(笑)』
羽島(み)
『アイドルで多いのは、学業を優先してアイドルを卒業する事。私はそれをしたくなかったんです。アイドルをやるっていうのは、自分で決めたことだから何がなんでもやろうって。
でもいざ国試を迎えると両立は本当に難しかったです。成績も決して良い方ではなかったので、追試のあとにライブをしたりなんてしょっちゅうでした。体力的にもしんどくて…勉強は嫌いだけど安定を求めるんですよね(笑)
でも、その頃の自分があるから今があると思っています。結果、神宿として今は楽しく活動させていただいているので、頑張れば“やりたい事”って叶うんだなって思います。
今は勉強をする必要がないから神宿の活動に全力です!(笑)』
20歳=大人
になっていくこと
強制的に変わらなければいけない
次のステップアップ
羽島(み)
『まさに10代の憧れですよね。でも、20歳の1年が良かっただけで、1歳年を取ると「こんなものか」と思いました(笑)
20歳を過ぎたらあとはもう歳をとっていくだけ。』
塩見
『自分の場合は焦っていました。「将来、これからどうしよう」って。やっぱり、大人になるってことは先も考えないといけないですし、不安を煽る年齢でもあったので、20歳はマイナスなイメージで嫌でしたね。』
一ノ瀬
『私はまさにこれから20歳を迎える身ですが、14歳からアイドルをやっていて、グループ内の末っ子という立ち位置でやってきたのですが、20歳は20歳としての新しい魅力を出さなければいけないという事は考えてきています。
10代のままではいられない、強制的に変わらなければいけない年齢だと思うので、次のステップアップだと思っています。』
■メンバー同士のイメージとは
《一ノ瀬へのイメージ》
羽島(め)
『しっかりしてます。でも時々変…(笑)
実はデビューしたての頃は私とみかは気が合わなかったのですが、コミュニケーションをとっていくうちに互いに理解してきました。
彼女は向上心が常にあるから、一緒にいて上を目指せる良き仲間ですね。』
小山
『自分も周りにもストイックです。現場に満足することがないので、常に高みを目指している感じです。向上心が本当に誰よりもすごいです。』
《塩見へのイメージ》
一ノ瀬
『自分のやるべきことをちゃんと考えていると思います。20歳になったからこその楽しい時期でもあるけど、「自分が神宿でどうなりたいから今これを頑張らなければいけない」という現状を理解して自分の進むべき道を見定めている子です。』
羽島(み)
『成長が早い!歌も踊りもどんどん成長しています。初めて会った時から、この子なら神宿が出来るって思っていました。』
《羽島(め)へのイメージ》
塩見
『ピュアさが素敵です。いい意味でも悪い意味でも、相手の言葉をそのまま受け取るんです。
MCやセトリを考えてくれているので、時々無理してないかなと心配ですね。
すごく周りのことを考えてくれていると思います。』
一ノ瀬
『良い意味で脳筋!
どうにかしたいっていう爆発的なパワーがすごいんです。変化を生み出すエネルギーが強いので、彼女のMCや煽りは多くの人に届いているという実感が湧きます。』
《小山へのイメージ》
羽島(み)
『出会った時からずっと可愛い!自分に自信がないって言っているけど、でもそれなりに努力はしているんじゃないかなと思います。
初めての顔合わせの時に、待ち合わせ場所の近くに可愛い子がいるな〜と思っていたらひなでした(笑)』
一ノ瀬
『こう見えて賢いです。
自分がどう見られているかをちゃんと意識していて、周りが仕立てあげているわけではなく、自分でちゃんと立ち位置を確立しているのがすごいと思います。』
《羽島(み)のイメージ》
全員
『『『『最高に尽きる!』』』』
神宿としての展望
国民的アイドルへ…
一ノ瀬
『5周年、10周年過ぎてからもそれぞれの個性を大事にして、ぞれぞれのやりたい活動をしながら、集まったらステージをしようと言えるような、国民的なアイドルを目指していきたいです。』
神宿さん
ありがとうございました!
意外な一面を垣間見ることができた今回のインタビュー。
パフォーマンスをこなすアイドルとしての神宿ではなく、彼女たちそれぞれの新しい一面を知る事が出来たのではないでしょうか。
最後に読者のみなさんへサインのプレゼントもいただきました!
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10月10日(木) 終日
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チームシンデレラ
日本最大級の女子高校生チーム『Team Cinderella』
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