今年できた最新型の駅「高輪ゲートウェイ駅」へ女子高生メディアが潜入😳❣️ スペシャル取材レポート発信!<後編>
- ライフスタイル
- りえ
- 2020.11.2
こんにちは!milkです💓
後編は、高輪ゲートウェイ駅に新しく導入された無人AI決済店舗「TOUTCH TO GO」についてのインタビューレポートです✊️❗️
編集長見習いの小浜桃奈ちゃん、JKライターのやぎちゃん、milk の3人で
株式会社TOUTCH TO GO 代表取締役社長の阿久津智紀さんにお話を伺いました😊
(株)TOUCH TO GO 阿久津さん
高輪ゲートウェイ駅取材レポートの前編は、
JKライターのやぎちゃんが執筆しております!是非そちらからお読み下さい✨
https://emmary.jp/life/20201101/
私たちはすでにTOUCH TO GOでお買い物体験をしていたので、インタビューも弾みました!
では、早速その模様をお伝えします🌟
◆無人店舗ってどんな仕組み?その秘密が知りたい!
やぎちゃん「さっきお買い物してきたのですが、バーコードとかもなくて、すごく簡単でした!!
いったいどんな仕組みになっているのですか?」
阿久津さん「仕組みとしては、3Dのカメラを使用しています。
みなさんがお店にはいったとき、入り口からたくさんのカメラで、色々な角度から追いかけていたんです。
それと一緒に、商品を取ったよ、戻されたよという動きを感知して、それを組み合わせてデータとして保持しています。」
JK一同「へーー!凄い!!」
阿久津さん「あとは、レジの前に来ると、その明細を出してあげるシステムの処理を走らせているので、あとは自動で明細が出てきて、会計するだけです。」
やぎちゃん「まとめて会計もできるんですね。」
阿久津さん「そうです。 お会計のゾーンに複数人入ってくると、『一緒にお会計をしますか?』といったクエスチョンを投げかけたりとかもします。」
milk「無人店舗は現在、10~15人前後が利用可能とのことですが、どうやって感知しているのですか?入れないようにするのですか?」
阿久津さん「カメラセンサーで、常に入店人数を追いかけているので、
15人入った時点で、ゲートを開かなくするという制御にしています。」
milk「なるほど。では、カメラがいたるところについているんですね。」
阿久津さん「そうです、そうです。天井にたくさんカメラがついています。
これは、今皆さんが勉強しなさいと言われている“プログラミング”で全部制御しているんです。」
milk「そのカメラは目で見えるのですか?」
阿久津さん「はい。黒いのがポコポコいっぱいついてるんです。」
↑なるほど、この天井に写ってるのがカメラだったんですね!
小浜編集長見習い「朝のラッシュ時間とか、帰宅時間とか、すごく混むと思うのですが、
そういう時間でも、ちゃんと感知するのですか?」
阿久津さん「はい、このお店も混むのは朝と夕方なので、それはちゃんと対応できています。
駅は一番混むところかと思うので、この駅のお店できちんと対応できていたら、どこでも対応できるかな、と思います。」
小浜編集長見習い「10〜15人以上の利用はできないのですか?」
阿久津さん「技術的には可能なんですが、やはり、精度が下がってしまいます。
その場合は、さきほどのようにレジでメッセージが流れるので、お客様が手直ししなくてはならない。その手間をかけさせたくないというのと、僕らのシステム上の制御の問題と両方の課題があるので、今は、人数を制限しています。」
◆なぜ無人店舗を導入したの?誰がターゲットなの?
やぎちゃん「なぜ、駅に無人店舗を導入したのですか?また、無人店舗のメリットはどんなところにありますか?」
阿久津さん「僕らの時代に比べて、皆さんの時代はアルバイトをする人や働く人が少なくなっていて、そのため、コンビニなどのお店を運営するのが大変な時代になっています。
一方で、お店はお客様に、サービスを提供しなくてはなりません。
そこで、システムの力を使って人手をかけずに商売できるようにしようと考えたのが導入のきっかけです。
無人店舗のメリットですが、無人店舗といっても実は、バックヤードで働いている人が1人います。
普通あれぐらいの規模のお店だったら、2〜3人、人がいないといけないのですが、
1人で運営しているので人件費を削減するというメリットがあります。」
JK一同「そうなんですね!」
milk「このサービスを特に利用して欲しいというターゲットは、どのような人達ですか?」
阿久津さん「ターゲットは、僕達の母親世代です。
うちの会社は、自分たちのお母さんが使えるようなシステムを作ろうというのをモットーにしています。
僕らとか、みなさんの世代は、スマホを使うのも、ああいうシステムを使うのも全然慣れていると思うのですが、僕らのお母さん世代は、やっとスマホが使えるぐらいです。
ただ、その人たちが世の中で一番お買い物をしてくれる、お金を使ってくれる人たちなので、その人たちが迷うことなく、こういったシステムを使えるようにしようというのをモットーにやっています。」
milk「お母さん層が使えるように、一番工夫した点はどういったことですか?」
阿久津さん「一番工夫したのは、普通の買い物と変わらない動線と変わらない体験を実現することですね。
実は、普通の買い物と何も変えていなくて、明細確認して決済するだけなのです。
例えば、バーコードを出して、それを読み取るなどの操作を入れたりしてしまうと、
できない人が続出してしまうと思うんです。」
小浜編集長見習い「ただゲートがあるだけですものね。」
阿久津さん「そうですね。サイン周りとか何度も試して、誰が来ても分かるようにしようと試行錯誤しました。」
小浜編集長見習い「先ほど、お母さん世代の人が、出口から入ろうとしてましたが、すぐに気づいたみたいでした!」
◆ これから無人店舗は、どんな風に広がっていくの?
小浜編集長見習い「人手不足に悩む地方での需要も見込んでいるとのことですが、今後、どのくらいのペースで出店していく予定ですか?」
阿久津さん「会社の目標としては、4年間で100店舗をめざしています。」
JK一同「すごい!!」
阿久津さん「そこには、もちろん、地方も首都圏も入っているし、最終的には海外も含めて狙っていきたいなと思っています。」
小浜編集長見習い「飲食店にも展開予定とのことですが、そちらではどのようなサービスを取り入れる予定ですか?」
阿久津さん「導入予定のサービスは、いくつかあります。一つは、たとえばパン屋さん。お客様は、パンをとって会計するということで、この高輪ゲートウェイ駅のお店と同じ仕組みでできます。
あとは、うどん屋さんみたいな、トッピングがある飲食店などで導入できると思います。
基本的には、今は人手がかかっているけれど、人間でなくてもできるものや効率化できるものは、どんどんシステムに置き換えていこうということをやっています。
ただ、全部システムでやろうとすると失敗してしまいます。
人でしかできないことはたくさんあって、
今回のお店で言うと、品出しをするとか、最後の会計のときにお客様が分からないことが出た場合にお客様対応するということなどは、やはりそれはシステムではできないので、そこは人手でやっています。」
小浜編集長見習い「人とシステムがうまく融合してやっているということですね!」
阿久津さん「そうです。システムでできることは、システムでやって、人でしかできないことは人でやるということでやっています。」
◆TOUCH TO GO体験の感想もぶつけてみた!
阿久津さん「実際にTOUCH TO GOで買い物してみて、どう感じましたか?」
小浜編集長見習い「やっぱり店舗が狭いので、“一巡で詰まっちゃったりとかするのかな?”と思いました。
先ほど、朝と夕方の混む時間も大丈夫と仰っていたのですが、やっぱり、10人~15人といえども、普通のコンビニよりレジのところも詰まっちゃうのかなと思いましたが、これから改善されていくのかなと思いました。楽しみです!」
阿久津さん「そうですね。頑張ります。(笑)」
やぎちゃん「無人店舗は先端的なお店だからか、並んでいる商品がすごく魅力的に見えました。普通のコンビニなのに、商品がみんな新しく見えました!」
阿久津さん「商品は老舗のスーパーさんから仕入れているので、結構変わったものも置いてあるんですよ。」
milk「はい、変わったものが多かったです。八つ橋とか。。。」
小浜編集長見習い「milkちゃん、買ってたもんね。」
一同 「(笑)」
やぎちゃん「これから、いろんなところでこうした店舗を見ることになっていくのが、楽しみです。」
阿久津さん「ありがとうございます。」
JK一同「今日は、いろいろお話聞かせていただいて、ありがとうございました!」
以上、女子高生メディア初取材の内容をお伝えしました!
今回は、JR東日本さんから、高校生に将来、高輪ゲートウェイ駅を利用して欲しいとのことで特別に取材させて頂きました🧡
私たちが大人になった時、駅や無人店舗はどのような姿になっているのか、とても楽しみですね💓
<今回取材させていただいた会社>
株式会社TOUCH TO GO
JR東日本スタートアップ株式会社と、サインポスト株式会社による合弁会社。『未来を実現する』サービスを生み出すことをミッションに、最先端のIT技術、デバイス開発力、オペレーションノウハウを活かして、ユーザーフレンドリーな「省人化」「省力化」を実現するシステムソリューションを提供することを目指している。そして技術の社会実装を実現し、特に、労働力不足や事業ポテンシャルの低下の課題に対して、最適なソリューションを提供し既存事業の変革をバックアップしている。
*株式会社TOUCH TO GO 公式サイト https://ttg.co.jp/
<今回取材したJK>
◆小浜桃奈(エマリー編集長見習い・高2)
先日はお忙しい中お時間頂きありがとうございました。
高輪ゲートウェイ駅は初めて行きましたがは普通の駅とは思えないくらいくらい綺麗で幻想的で圧倒されました。AI案内盤や無人店舗、そして壁全体に映し出されるプロジェクションマッピングのような映像、すべてが先進的で魅力的な空間でした。高輪エリアもどんどん変わっていくとのことでとても楽しみです!
JR東日本さん、そしてTOUCH TO GOの阿久津さん、本当にありがとうございました。また機会があればよろしくお願い致します。
◆やぎちゃん(JKライター・高3)
駅とは思えないくらい色んな理想がつまった駅でした!特にとても綺麗なお化粧室にはびっくりしました!
たくさんの方に最新型コンビニを知っていただけるとてもいいきっかけとなりそうです💭
ぜひ皆さんも高輪ゲートウェイ駅に行ってみてください☺
◆milk(JKライター・高3)
今回、初めてTOUCH TO GO店舗を利用しました。
簡単な動作と短い時間で会計を済ますことができて、驚きました!
未来の駅や無人店舗をいち早く体験し、ワクワク感と驚きに溢れる取材でした。
今後の高輪ゲートウェイ駅の進化にも是非注目していきたいです!
りえ
【JDライター】JKライター時代は「milk」という名前で活動し、 20件以上の企業・人物取材を行いました。現在は、「日本一企業との関わりのあるJDライター」を目指して日々活動中です! ライフスタイル関連の記事では、女の子らしさを詰め込んだ「りえわーるど」へみなさんをお連れします🏹♡