【日経ギャルズ】自民党が衆院選で歴史的圧勝──「強さ」を選んだ私たちと、置き去りにされた問い

【日経ギャルズ】2026年2月9日朝刊ーー自民党が衆院選で歴史的圧勝──「強さ」を選んだ私たちと、置き去りにされた問い

 

 

こんにちは、あきです🗳️

 

 

今日の日経新聞は、どのページをめくっても衆議院選挙‼️

「自民圧勝」「3分の2超」「戦後最多」

見出しに並ぶ言葉は、とにかく強い結果を強調しています。

 

 

たしかに、結果だけを見れば歴史的で、自民党は単独で衆院の3分の2を超え、参院で否決された法案も再可決できる立場になりました。


憲法改正の議論も、制度上は主導できる位置に立っています。

 

 

でも新聞を読み終えたあと、すっきり、納得した感覚よりも、
「結局、何を選んだ選挙だったんだろう?」という感覚が残りました。

 

 


■ 今回の選挙は「政策」より「空気」で決まった?

 

 

 

 

日経の政治部長の論考では、今回の選挙をこのように表現していました⤵︎

 

「政策の争点はない。あえて言えば、
「高市早苗に国家経営を託すのか」を問う選挙だった。」

 

確かに、

・消費税をどうするのか


・社会保障をどこまで維持できるのか


・若い世代の負担はどうなるのか

 

個別の論点が深く競われた印象は、正直あまりありませんでした。

 

その代わりに前面に出てきたのが、


「強い経済」「強いリーダーシップ」


というイメージの言葉です。

 

 


■ なぜ「強さ」が選ばれたのか

 

 

では、なぜこれほどまでに強さが支持されたのでしょうか。

 

背景として語られていたのが、国際情勢です。

 

・アメリカの強硬姿勢


・中国、ロシアの影響力拡大


・為替の不安定さ、円安、金利上昇

 

 

世界が、軍事・経済・政治などの強さで物事を決める傾向を持つ中で、
対話や協調を重んじてきた日本は、これまでと同じ立場でい続けられるのでしょうか。

 

その中で、
「今は迷っている場合じゃない」「強いトップに任せた方がいい」という
心理が働いたとしても、不思議ではありません。

 

これは右傾化というより、現実的な不安への反応だった、という
見方もできそうです。

 

 


■ でも、その「強さ」は誰のため?

 

 

ここで、気になったことをPick Up❣️

 

それは、


その強さは、私たちの生活にどう返ってくるのか?


という点です。

強い経済、強い財政、強い国家などは、言葉としては分かりやすいですが、


・賃金はどうなるのか


・物価高への対策は十分なのか


・将来世代の負担は増えないのか

 

こうした具体像は、まだ明確にはなっていません。

 

 


■ 中道改革連合は「間違っていた」のか

 

 

出典:中道改革連合 党声明

今回、大きく議席を減らしたのが中道改革連合でした。
立憲民主党と公明党が組み、反高市の受け皿を目指しましたが、結果は惨敗。

 

ベテラン議員の落選が相次ぎ、
「急造」「争点を作れなかった」と厳しく評されています。

 

ただ、記事をしっかり読むと、
彼らが中身のない主張をしていたわけではないことも見えてきます。

 

・食料品の消費税ゼロ


・家賃補助


・奨学金減税

 

 

どれも、若い世代にとって無関係ではない政策です。

 

それでも届かなかった理由は、
考える時間が、圧倒的に足りなかったという現実ではないでしょうか。

 

 

 


■ 「多党化」と「短期決戦」が奪ったもの

 

 

今回の衆院選は、
解散から投票までわずか16日間の超短期決戦でした。

 

その中で、


・野党間の調整は進まず


・争点は分散し


・有権者は比較する余裕を失った

 

 

結果として、
「一番分かりやすい選択肢」に票が集まったのです。

 

これは、誰か一党の責任というより、今の選挙構造そのものの問題にも見えます。

 

 

 


■ 「政治は数、数は力」への違和感

 

 

春秋欄にあった「政治は数、数は力」という言葉。

 

たしかに、民主主義では数がものを言います。

 

でも同時に、


「分からないまま投票した人」「十分に比較できなかった人」


が多かったことも忘れてはいけません。

勝ったからといって、すべてを委ねられたわけではありません。

 

この視点は、これから特に大切になると思います。

 

 


■ これから始まるのは「検証の時間」

 

 

自民党の圧勝で、政治はスピードを上げると考えられます。


法案は通りやすくなり、議論も主導しやすくなります。

だからこそ必要なのは、見る側の目が鈍らないことです。

 

・この力は何に使われるのか


・誰のための改革なのか


・置き去りにされる声はないか

 

 

選挙が終わった今こそ、政治は「評価される側」に回ります。

 

 


■ まとめ

 

 

今回の選挙は、「希望で選んだ」というより、「不安の中で、強さを選んだ」
そんな選挙だったように感じました。

 

でも、それは決しておかしな選択ではありません。
不安な状況に置かれたとき、安定や強さを重視するのは自然なことです。

 

ただ一方で、「強いリーダー」や「強い政策」を選んだ以上、
その結果が社会や暮らしにどう影響していくのかを、
私たち自身が見続けていく必要もあると思います。

 

私は選挙は投票して終わりではなく、
その後の政治や社会の動きを日経新聞を読みながら
考えていきます!!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました📃

あき

【JDライター】 音楽やオシャレなものが好きなあきです💕お散歩をしながらご飯屋さんを見つけたりショッピングをすることが大好きです!皆さんに興味を持ってもらえる記事を作れるように頑張ります✊🏻 -