【潘めぐみ・鈴木毬花・咲坂伊緒】豪華インタビュー★映画『思い、思われ、ふり、ふられ』のベストオブ胸キュンシーンとは…

大人気少女コミック『ストロボ・エッジ』『アオハライド』に続く、ピュアとリアルを描く青春作品…

 

思い、思われ、ふり、ふられ』が、アニメーション&実写のW映画化!!

今回は、9月18日(金)に公開となるアニメーション映画から

 

 

 

山本朱里役

\♡潘めぐみ さん♡/

 

市原由奈役

\♡鈴木毬花 さん♡/

 

原作者

\♡咲坂伊緒 先生♡/

 

の三人にインタビューをさせていただきました!

 

潘さんと鈴木さんにはそれぞれヒロインとしての心境、そして咲坂先生からは本作を描かれた際の制作話などをお聞きした豪華インタビューとなっています。

 

さらに、ベストオブ胸キュンシーンも選んでいただきました…(*´꒳`*)

 

ぜひ最後まで読んでください!


※『思い、思われ、ふり、ふられ』を以下「ふりふら」と表記

◆作品について

 

――潘さんは朱里、鈴木さんは由奈を演じられてみて、改めてそれぞれどんな女の子だったと思いますか?

 

鈴木毬花(以下:鈴木)

『由奈は引っ込み思案な所もありますが、「決めた!」と思ったら突き進んでいける女の子だと思います。彼女は朱里ちゃんや理央君と出会うことでどんどん変わっていきます。演じた私から見ても成長していく由奈はすごい子だなと思いました。』

 

潘めぐみ(以下:潘)

『朱里は、コミュニケーション能力も高くスペックも高いけど不器用な所もあって…でも正直に気持ちは言えるけど、肝心なことは伝えられない子なんだなと思いました。』

 

 

 

――お二人は演じる上でどんなことを意識されましたか?

 

鈴木

『緊張しすぎてちゃんと出来ていたのか不安ですが、先程も言ったように、由奈はどんどん成長していくので、それをしっかり出せたらいいなと思っていました。』

 

『朱里のベースになるものってなんだろうと考えた時に、“自分以外の誰かを思っているからそうしない”というのがしっくりきました。誰かを常に思っていることがベースにある子なんだと思えたら、朱里ちゃんというイメージがスッと入ってきましたね。だから、演じる時にあざとくなってほしくない、良い子だから嫌われてほしくないという思いが強かったです。』

 

 

 

――確かに同性からの印象が良い女の子ですよね。「こういう女の子になりたい」というある種の憧れを抱きます。

 

『原作でも評価の高い彼女を演じることで、台無しにしてはいけないというプレッシャーを抱えて現場に持っていきました。

由奈の毬花ちゃんに支えられ、理央の(島崎)信長さんに引っ張ってもらいつつ、和臣君の(斎藤)壮馬君に身を預けて、そうやって周りから受け取っていって彼女の輪郭が出来た感じがあるので、掛け合う相手なくして朱里は出来なかったと思います。』

 

 

 

 

――キャラクターを描く時、咲坂先生はどういったところからインスピレーションを抱くのでしょうか?

 

咲坂伊緒(以下:咲坂)

『どんなお話でもそうなんですが、私の場合は、インスピレーションというより、自分の中のいろんな一面を一人ひとりのキャラクターに育て上げていきます。「こういうタイプの子を主人公に据えたい」と思ったら、自分の中のこっちの面を掘り下げて当てがうと化学反応があるかも…と思いながら。

今回(ふりふら)は、女の子二人が最初に出来上がりました。由奈は、とにかく成長させて一番かっこよくしてやる!くらいの気持ちで作っていたので、かっこよくなった由奈だったらどんな男の子でもゲットできると思って出来たのが理央。朱里はチャラついているように見えて、意外と和臣にいくんだ…と思わせたかったので和臣を真面目な男の子に作り上げたという感じです。

その中に、私の各一面が練り込まれています。』

 

 

 

――実際に映像の中であの四人が動いている、喋っているというのは率直にどう思われましたか?

 

咲坂

『パートひとつ分のアフレコ現場に参加させていただいた時に、声が入ることによって突然の立体感を感じられたのが衝撃的でした。

キャストが決まりましたとお知らせいただいて声を聞かせていただいた時も、朱里たちは最初から“こういう声だ!”という気がしたんです。本当に嬉しかったです。』

 

 

 

――朱里、由奈、理央、和臣の四人との楽しそうなシーンも多くありましたね。実際、アフレコ現場の雰囲気はどんな様子だったのでしょうか?

 

『和気藹々(わきあいあい)としていました。初対面の方が多かったのですが、みんな本当に由奈に接するかのごとく!(笑) 毬花ちゃんは自然とみんながそうしたくなるような要素を持っていて、きっと毬花ちゃんがいたからこうした心地のいい雰囲気になったんだろうなと思うことが多かったです。“真ん中”の存在ってすごく大事で、その真ん中次第で、周りも変わって行くのだなと今回のアフレコで感じました。』

 

鈴木

『初めてで緊張してしまって、一人で焦ってしまう時もあったのですが、皆さんが大丈夫だよって言ってくださり和ませていただきました。

その言葉や行動に心が救われて、収録ももっと頑張ろうと思えました。

後ろに先輩三人がいることで、程よい緊張と何より安心感がありました。』

 

 

 

――咲坂先生の描かれる作品には、実際にもこんなことがあったなと思う“リアルさ”とこんなことがあったらいいなと思う“理想”が描かれています。この描き分けは、何か意識されているのでしょうか?

 

咲坂

『「あったらいいな」ばかりを描いていても嘘くさくなってしまいますし、かといってリアリティのあるものばかりにしても物語の世界に入りきれないのかなと思っています。

フィクションと実際にこれだったらあるかなと思うことを織り混ぜることで、作品の世界と行き来しやすくなるようバランスを考えています。』

 

 

 

――本作も、理想のシチュエーションや胸キュンシーンがたくさんありました!皆さんの思う、「私のベストオブ胸キュンシーン」を教えてください。

 

『ベストオブ…!いっぱいありすぎて…!(笑)

朱里としては和臣君が「山本さん」と呼んでくれる一声が大好きで…。はじめは何気ない“由奈の友達”の「山本さん」が、だんだん彼のマイペースを崩していった必死な「山本さん!」になっていく“「山本さん」案件”がとても胸キュンです。どれを切り取ってもベストオブ胸キュンです!』

 

鈴木

『私のベストオブ胸キュンシーンは、理央君が由奈のほっぺに手を当てて「俺、こっち」って言いながらちょっと顔を上げさせるシーンです。キュンってして「あ…理央君…(*´꒳`*)」ってなりました(笑)あれを普通に出来ちゃう理央君が凄すぎます。』

 

咲坂

『自分で描いている時はそこまでキュンとはしないのですが、よく言われる胸キュンシーンは「ここは、読んでくださる方が喜ぶかな」と思いながら描いています。鈴木さんが挙げてくださった「俺、こっち」もそう思いながら描いたエピソードです。それが今回映像になっていますので、ぜひ皆さんにも注目してもらいたいなと思います。』

 

筆者

『とても胸キュンでした…。由奈ちゃんをフワッと優しく包み込むような綺麗な演出になっていたのも印象的です。』

 

咲坂

『原作でも読者さんにすごく気に入っていただけたシーンなので、それを大事に扱って描いていただけて嬉しいです。』

 

ちなみに潘さんは、恋愛以外の胸キュンとして、物語終盤にて朱里を探しに行く場面で描かれている由奈のモノローグもあげていました!

 

朱里のことを胸の中で語るシーンは、「由奈はこんなに朱里のことを思ってくれているんだ」とキュンとされたそうです(^^)

 

 

 

――『ふりふら』には恋愛や友情以外でも「家族」「きょうだい」「幼馴染み」など様々な関係性を描いたストーリーを見ることが出来ます。皆さんは本作から、こんな関係性が素敵だなと思ったところはありましたか?

 

『価値観も性格も違うけど一緒にいられて、ずっと友達でいようねってお互いが思っている関係ってとても素敵だなと思いました。

自分に無いものを持っている人ってとても憧れますし、且つ相手にとっても自分がそうだったら嬉しいですよね。朱里と由奈のようにお互いに見つめ直して切磋琢磨して成長していく関係は本当に憧れます。

恋愛面でいくと、和臣くんのように何気なく飾り気ない言葉を言ってくれる、その時に必要な言葉を言ってくれるのはありがたくて幸せな関係だと思いました。』

 

鈴木

『“幼なじみ“で“少女漫画”といえば、そこが恋仲になる関係性も好きだったのですが、由奈にとって和君(和臣)は、気兼ねなく何でも話せる相手で、そういう存在(幼なじみ)が近くにいるのは羨ましいなと思いました。

収録時も「理央君や朱里ちゃんには最初オドオドと話していたけど、和君とは何でも話せる間柄だからもっと崩しても良いんだよ」と言われていたので、それくらい由奈にとってはナチュラルな存在なんだと思いました。』

 

 

 

――こういった主人公たちの関係性について、咲坂先生はどんなことをポイントとしながら描かれているのでしょうか?

 

咲坂

『由奈と和臣の関係性については、幼なじみだからといって恋愛へ発展させなくても良いのではと考えていました。幼なじみと恋仲になる展開は多くあるので、読む人にとっては「この二人は恋愛に発展するのでは…?」と思っていただき、実はそうならないというのも面白いなと。

私の中では、由奈と和臣は「仲良しこよし」というよりも、ただ小さい時から一緒にいてスクスク育った仲。呼吸をするのに必要な空気のように、居るのが普通というくらい、あまり深い意味を持たせたくなかったんです。』

 

 

 

――良い意味で「幼なじみ=恋愛」という概念を裏切っていただきました!そんな二人にも、それぞれ朱里と理央との“運命の出会い”というのが訪れるわけですよね。皆さんは、今までに運命だと感じた人や物との出会いはありましたか?

 

『あります…!

まさに咲坂先生の作品は私の青春そのもので。この仕事を始める前から作品に出会っているんです。自分がこの仕事をして、こうして実際に咲坂先生とご一緒出来て、お話が出来るというだけでも「あの時、本屋さんで私と出会ってくれてありがとう!」という気持ちです。

好きなものに携わる身として還元できるというのは、本当に幸せなことなので、この仕事をしていて縁とか運命を感じるようになりました。

出会うべくして出会って今ここにいるんだなというのを実感します。』

 

咲坂

『告白された気分で嬉しいです…(笑)』

 

『告白!(笑)』

 

鈴木

『私も潘さんと同じです。咲坂先生の作品を本屋さんで見かけて、絵を見た瞬間面白そうと思って手に取ったのが「ストロボ・エッジ」でした。声優の仕事を目指して、こうして咲坂先生とお会い出来たことが本当に嬉しくて…!嬉しすぎて、普段あまりこういうことは言わないのですが咲坂先生に初めてお会いした時に「ストロボ・エッジの大ファンです!」とお声がけさせていただきました。もう本当に嬉しくて…。咲坂先生、こんなにお綺麗な方ですし。』

 

『二人目の告白!(笑)どっちを選ぶんだ…!?(笑)』

 

筆者

『咲坂先生、どうしますか…?二人の女性からアタックされていますが…(笑)』

 

咲坂

『どうしましょう…(笑)本気で迷っています(笑)

 

私の場合、運命的なこととただの偶然との区別がつかなくて、普段からあまり考えていないんです。偶然の重なりがあっての運命なのかなとか、考えすぎてよく分からなくなってしまってあまり記憶に残らないんです。』

 

『今日のことは必然だと思うので、覚えていてくださいね!(笑)』

 

咲坂

『しっかり覚えておきます(笑)』

 

 

 

 

◆最後に…

 

――EMMARY読者の女子中高生に恋のアドバイスをお願いします!

 

『思ったら伝えるべきです!

次に言おうって思っても次が来るかなんて分からないですし、学校だったら明日があるかもしれないですが、でも明日には彼女ができているかもしれない…。言わない後悔より言って後悔!後悔になるかも分かりませんし!好きな人だけでなく友達でも家族でも、伝えたいことはちゃんと伝えるべきだと思います。』

 

鈴木

『高校を卒業した今だからこそ、やっておけばよかったと思うことも多く、今でも戻りたいなと思うことが何度もあります。高校生でしか出来ないことはたくさんあるので、学校生活をしている方々は藩さんの言う通り、好きと思ったら迷わないで伝えてほしいなと思います。卒業して会えなくなったり、もしかしたら一生会えないかもしれないから、勇気を出して想いを伝えてください。』

 

咲坂

『実ってくれれば嬉しいですが、告白すると嫌な結果も出ちゃうというのも怖かったりしますよね。遠目で見ていることも楽しいので、それが出来なくなってしまいますし。

でもふられるのもひとつの経験だと思います。数年後「こんなふられ方しました」って語れたりもします。ふられることは決してマイナスではないので、自分の気持ちがあるのであれば相手に伝えるべきだと私も思います。』

 

 

 

潘めぐみさん

鈴木毬花さん

咲坂伊緒先生

ありがとうございました!

 

女子会のような雰囲気の中でのインタビューとなりました♡

 

4人が描く青春と恋の物語は、最後まで目が離せない展開となっています!

 

今恋をしている子もそうでない子も、オススメシーンに注目して、ぜひ劇場で“胸キュン”してください!

 

 

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』9月18日(金)に公開です。

 

C2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会

C)咲坂伊緒/集英社

 

■公式サイト

https://furifura-movie-animation.jp/

 

■公式Twitter

https://twitter.com/furifura_anime

 

■公式Instagram

https://www.instagram.com/furifura_anime/

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