SID(シド)コロナ禍で会えなかったファンへの想いを歌い上げるニューシングル「ほうき星」インタビュー!!

今回インタビューさせていただいたのは、Emmaryで何度も取材をさせていただいてきた、SID(シド)の皆さん!!



2020年3月にリリースの「delete」から、実に9か月ぶりの3曲入りニュー・シングル「ほうき星」についてインタビューさせていただきました!! 主催イベントやソロツアーの延期を経て、コロナ禍で会えなかったファンへの想いをストレートに歌い上げるコンセプチュアルなシングルです。どんな想いが込められているのか・・・!?

インタビュー、スタートです!!


――「ほうき星」に込めた想いや聴き所について教えてください。

Shinji
コロナ禍の時期で気持ちが沈んでしまう場面も多い中で、元気や希望を与えられる曲をつくりたい、と思いました。楽曲的には、シドならではの大人っぽさも意識しながら、アレンジ的にも、ファンの皆へのメッセージをよりしっかり伝えることを考えて、ストレートな楽曲に仕上げています。

――「ほうき星」に込めた、「ファンへの想い」について教えてください。

マオ
歌詞の中で、「喜び悲しみも乗り越えたこの繋いだ手を誰も剥がせない」としているように、いくら不安な状況であっても、コロナといえど、僕たちとファンの絆は離すことはできないんだ、という強い言葉を込めてつくりました。

ゆうや
背中を押したり、共感をしてもらったり・・・、こんな状況の中だからこそ、シドとしての「考え」を世の中に発信をしていくべきだと思っています。

明希
この時期に、一人でも多くの人に前向きな気持ちになってほしいという想いを込めた1曲。これから演奏するのも、聴いてもらうのもすごく楽しみです。

 

――タイトルに、「ほうき星」を選んだ理由は何ですか?

マオ
「希望の象徴」としてほうき星と名付けました。あたたかい、前向きなイメージを持ってもらえたらと思います。

Shinji
「そういえば、明るめの曲って最近ないよね」と、最近メンバー内でも話していたので、あたたかさは追求しましたね。ぜひその人間的なあたたかみを共有したいと思っています。

――「siren」について教えてください。

マオ
コロナが流行りだしたことで、色んな場面で”サイレンの音”を感じたんです。ニュースで今日の感染者数のことを伝える様子とか、街中でマスクをしていない人を皆でギョっと見たりだとか、多くの”サイレン”が鳴り響いているなと感じ、この曲をつくるに至っています。

明希
曲の聴きどころとしては、「siren」の世界観に合わせて、重厚感というか、ヘビーなサウンドを意識してつくっています。


――「声色」について教えてください。

マオ
会いたくても会えない男女を歌ったんですが、Emmaryを読んでいる高校生の皆も、もしかしたら、こういう気持ちになっている人も多いんじゃないかなと思います。今って、希望を持っている人もいれば、絶望している人もいる。すべてが今の「リアル」だと思うので、そのリアルな姿を形にした1曲です。

ゆうや
この曲は、全体的にはバラードで、切ないイメージでまとめているのですが、明るい・希望が持てる、というところも全部含めて、様々な人の様々な感情の流れを表したいと思いつくりました。

 

――1月14日の結成記念日配信ライブについて教えてください。

マオ
配信ライブは初めての試みなので、手探りになると思うのですが、その手探り感すらも、ファンの皆と一緒に楽しみたいと思います。僕たちの17年のキャリアはファンと一緒につくりあげたものだから、このタイミングでこの絆を見せる時だと。あとは、高校生のファンも多いのですが、普段のライブでは、地方に住んでいて、なかなか東京に来られない子も、都市に住んでいる子と同じように楽しめるので、ぜひぜひ集まってほしいです。

Shinji
配信ライブということで肩の力を入れすぎずに、いつものシドらしさを見せたいです。今って、コロナ禍で出来ないことは確かに多いですけど、何か見つけてほしい。その一つが、配信でライブを楽しんで、遠くにいても一つになれることだと思っています。


明希
僕らなりに配信ライブを楽しんで、それが伝わるようにしたいですね。熱く伝えられるように頑張りたいと思います。今年は、たくさん楽しみにしてほしいこともあったんですけど、色々なことを断念することになりました。それでも、あきらめないで立ち向かう気持ちが4人とも強いので、その意気込みを感じてもらいつつ、一緒に楽しんでほしいです。

ゆうや
世の中、ライブでも、声が出せないとかあるじゃないですか、その中で、「家で叫べる」っていいんじゃないかという気もしています。コロナで「できなくなっちゃったこと探し」があるように思うのですが、そうじゃなくて、「何ができる」っていうのを増やしていければいいと思います。そうしたら、皆、次へのステップを踏めるんじゃないかと思います。

 

――最後に、Emmary読者にメッセージをお願いします。

ゆうや
今回、全世界共通で起こった事態ということで、決して「いいこと」ではないけど、ポジティブに考えようとしたら、たくさん出てくると思うんです。たとえば、遠くの人を近くに感じるコミュニケーション手段も急速に発達しましたし、今の楽しみ方、やっていき方を感じながら一緒に成長したいです。そういう機会としてとらえることは大切だと思います。

明希
僕たちも含め、この時代に不安もあると思うけど、シドの音楽を通じて、孤独ではないというのは伝えたいです。絶望するよりも、よりよく生きていくことを考えていこう。

Shinji
「4G」でよかったな、と思います。今はオンライン環境がものすごく発達しているじゃないですか。昔じゃありえなかったけど、遠隔でコミュニケーションを取るのもスムーズだし。そういう環境の中で、今までにはない角度で、つながりを強くしていこう。

マオ
高校生とは、世代は違うのですが、同じ人類として、コロナの時代を一緒に乗り越える仲間意識が強くなったと思うので、負けずに手を取り合っていこう。ファンの子にも高校生の子はたくさんいますが、皆、まだまだ先の長い人生の途中なので、その道を照らすような音楽活動をこれからもしていきたいです。

 

――この大変な時代を、一緒に乗り越えていこうという熱い想いが伝わりました・・・!
シドの皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

チームシンデレラ

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日本最大級の女子高校生チーム『Team Cinderella』
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