新企画!小浜編集長「プロマイラボ・インタビュー」セルフプロデュースで生きる先輩たち。第一回 吉田朱里さん。


EMMARY
では将来を考えるJKたちのために新たな試みとして、自分軸で生きる先輩たちからセルフプロデュースが出来る生き方を学ぶための連載「プロマイラボ・インタビュー」を開始します。

 


第一回ゲストは、吉田朱里さん。

 

吉田朱里さんは、’11年に大阪にて「NMB48」としてデビューし、昨年グループを卒業したばかり。10年間のアイドル生活の傍ら、19歳からスタートしたYouTubeのメイク動画は登録者数約83万人(20218月現在)を誇っています。

EMMARY読者“憧れの人”である吉田朱里さんに、今回は連載のテーマである「セルフプロデュース」について小浜編集長が伺ってきました!

 

 


♡セルフプロデュースのはじまりは、好きなことをやることから。


小浜「吉田さんが小、中学生の時に『セルフプロデュース』を意識して行っていたことはありますか?」


吉田
「自分で深くセルフプロデュースを意識していたわけではないのですが、小学校3年生からダンスの芸能スクールに通うために、それまでやっていたピアノやテニスの習い事を辞めました。中学生になったら芸能スクールとの両立で部活に入る時間がなかったので、月1回の活動の茶道部や、先生から勧められた放送部に所属していました。中学2年生でNMB48に入ったのですが、もし芸能で成功しなかったとしても大丈夫なように、勉強もそこそこできるように塾にも通っていましたね」

 

小浜「アイドルグループ加入後はどうでしたか?」

吉田「“NMB48”という先輩たち(AKB48など)の功績がある中だったので、与えられる環境や仕事がたくさんあって、自分で仕事を取りに行く、頑張るというよりも与えていただける目の前のことをこなすことに必死でした。今考えると、セルフプロデュースも深くは考えてはいませんでした」

 

小浜「そこからどんな転機があったんでしょうか?」


吉田
「私はNMB48の一期生だったんですが、それが、後輩メンバーがたくさん入ってきたNMB48結成5年目くらいに(がむしゃらにやってきても)頭打ちしてしまったというか。それまでは選抜メンバーとして前に出させていただけていたんですが、もう自分で上がっていかないと次世代の子たちに押されていってしまうというような状態で、どうしたらいいかわからなくて悩んだ時期が1~2年ありました。そこで、本当に好きだったメイク動画をTwitterにアップしたらバスって。YouTubeでメイク動画を上げることのきっかけになりました」

小浜「実は私、Twitter時代からアカリンさんのメイク動画を見ていて、、」

吉田「ええ!すごい。」

小浜「そうなんですよ。その時から大好きで。私はTwitter動画で、“髪の毛の巻き方”を秒速でやっているのを見たのがきっかけでアカリンさん、NMB48も知りました。私がメイクを初めて知るきっかけがアカリンさんだったんです。YouTubeを始める前、Twitterで話題になりだしたときの心境、メイク動画をやろうと思ったきっかけはどんなことがあったんですか?」


吉田
(グループの中では)何やっても特技がなかったのと、当時人気もそこそこしかなかったのと、ですかね。このまま一生懸命頑張っても、新しい次世代の子たちは大人にプッシュしてもらえる立場で、私はNMB48では1期生だったので、存在自体はファンはみんな知ってくれていたけど目新しさがなかったので“自分で武器を持つしかない”と思って。なんでもいいからやってみようという気持ちだったかな」

 

小浜「その頃の初期の自宅で動画を撮っていた時も、全部見ていました()後ろのぬいぐるみが見えたりしていた時もありましたよね。持ち物も真似して買ったりしました。でもYouTubeって先が見えない、当たるか当たらないかわからない中で、不安はなかったんですか?」

 

吉田「そうですね。時代的にはYouTuberは今よりもずっと少なくて、当たるとは思ってなかったけど、やってみることに意味があるかなって。数字が取れればいいなというよりは、新しいことをはじめてほかの子とは違う方面で頑張れるのが、うれしかったですね。NMB48にいたら、握手会などでみんなと同じように、ファンの多さを競うしかなかったんです。でも、外に飛び出してみたら全然もっと広い世界でNMB48 のことを知らなくてもこのメイク動画を見てファンになってくれた人の方がどんどん増えてきてくれて。それこそYouTuberだと思われたりとか()NMB48の活動だけではできなかったそのモデルの仕事もいただけたりして。どんどん世界が広がってきたから、楽しかったですね」

小浜(感動で息をのむ)そんな中で、一番好きな自分の動画はありますか?」

吉田「正直一番再生回数があったのは、さや姉(山本彩)のメイク動画です() でも一日密着動画とか好きですね」


小浜
「私、握手会の準備の動画も好きです!動画に出てきた指輪や香水も真似して買ったりしていたんです()

 

 


♡メイクしてかわいくなることより、自立することが女子力。

 

小浜「山本彩さんから命名された「女子力おばけ」というキャッチフレーズがありましたが、吉田さんにとって“女子力”ってどんなものなんですか?」

吉田「最初はメイクしてかわいくなること、世間一般的なことが女子力だと思っていたんですが、今は自立した女性、自分のために自分のことを好きになるためにすべてを使うことが女子力だと思います。


小浜「ご自身のYouTubeチャンネルでも言っていた、スキンケアが辛い時にさぼったりするのも“女子力”でいいのでしょうか?」


吉田
「手を抜きたいとき、サボりたいんだったらサボりたい時の力の発揮の仕方があると思っています。ずっと頑張り続けるのって、難しいじゃないですか?難しいってわかっているからこそ、その日はサボるなりにいい物を探すとかできますよね。例えば、オールインワンジェルの良いものを探すとか。毎日完璧じゃなくてもいいなって思います

 

小浜「アイドル時代から、現在ならばYouTubeの再生回数などで数字に追われることが多いと思うのですが、思うように“数字”がついてこないときのメンタルの保ち方はありますか?」


吉田
「数字に追われてどうしようというのは、ずっとですね。正直今もです。YouTubeも飽和状態で YouTuber さんも増えてきて、すごい悩んでいます。でも悩んだときに思ったのは、私の動画はなんだかんだ毎回5万回は再生はされたりとか、どんな動画も10万人ぐらいは見てくれたりするのってすごいことだと思ったんですよね。その数値をちゃんと着実にキープし続けているのってすごいことなんだと思って。ポンってバズことも確かにすごいことだけど、自分が40代になっても支持されるような人でありたいなって思うと、焦らず頑張ることの方が大事なんだろうなって思いながらも、焦ってはいます()

 

小浜10年間NMB48に所属されていて、アイドル時代はたくさん後輩が入ってきたと思います。“後輩に抜かされそう!”という時はどうやって切り抜けましたか?」

 

吉田「新しい人たちは新しい人たちなりの戦い方をしてきて、絶対的に注目されるし、それはその時にしか出せないものであったりするんですよね。自分もデビュー当時はそうだったと思うんですよ。それってその時しか出せないものなので、早い段階で自分の武器を見つけるのが大事だと思います。アイドルってずっとできるものではない、アイドルを卒業したら何も残らない自分より、何個も武器がある自分であったほうがいいと思います」

 

小浜「そんな中で、卒業を意識したのはいつだったんですか?」

 

吉田「アイドルからの卒業は常に意識していましたね。周りからも卒業後を意識しなさいと言われていたんです」

 

 


♡自分が本当に良いと思うことをプロデュースしたり発信したい。

 

小浜「アイドルだった頃と卒業後で、自分の中で『女子力動画』の考えが変わった部分はありますか?」

 

吉田「今は自分の感覚もアイドルだった時と変わってきていて、それこそコスメプロデュースもしているので、コスメに対する考えも変わってきました。最初はなにを使っても可愛いし、なんでも好きでした。YouTuber もそんなにいなかったから、人との内容のカブりも気にしていなかったんです。本当に純粋に“楽しい”って気持ちでコスメを伝えられていたけど、今は本当に自分のコスメが良いものだと思って伝えるようになりました。1の商品だと思えないと、私は商品を出さないようにしいます。だからこそ、自分のコスメブランドを PR してしまう回数が、動画でも増えていってしまうんですね」

 

小浜YouTubeのご自身のチャンネルでアップしている『女子力動画』で、現在大事にしている考えはありますか?」

 

吉田「動画を始めた頃よりは自分の商品に対する想いもあり、その辺の気持ちが複雑になってきています。自分もコスメに対する目が厳しくなっているし、難しいですね。だからこそで今芸能生活11年目なんですけど、普通の女の子たちが働いて一生懸命お金を貯めてコスメを買っている、という感覚を忘れたくないです。忘れたら、もったいないですよね。だから普通の生活から離れないように、大阪にも帰って、刺激をもらったり生活を変えないようにしています。芸能界の友達も好きだけど、私がコスメの良さを伝えたい、励みにしてもらいたいと思っている女の子達は、一生懸命お金を貯めて私のコスメを選んで買ってくれている子達だから。その気持ちを忘れちゃダメだなっていうのは毎日感じていますね」

 

小浜「“普通”でいるということを大切にしているということは、例えばYouTubeは今後もスタッフを入れずに自分で編集していくんでしょうか?」

 

吉田「メイク動画の編集も、カメラが何台もあったりドッキリのような企画モノなどは私もプロではないので人に頼んではいるのですが、ほとんど全部最初から自分でやっていて。ほかのYouTuberの方がテロップも自分で入れていたりしますが、私は口頭で説明してテロップはポイントでしか入れていなかったんです。全部にテロップを入れたほうがドライヤーしながら見れるなと思って。そういう時は手伝ってもらう時もありますが、ほとんど自分でやっています」

 

小浜「スゴイ。自分自身の中身の“普通”の感覚を変えないようにやりながら、5年間ずっとYouTube動画を上げ続けるってスゴイことですよね。長く続けている動画作りで大切にしていることはありますか?」

 

吉田「親近感!(即答)そこがファンの方から好きって言ってもらえるポイントなんだろうなと感じています。あとは本当にいいものじゃないと紹介しないという“精神”ですね。正直に。一消費者として、見てくれる方に伝えられたらいいなと思っています。でもそれはすごく難しくて。昔と環境が変わっていますし。ずっと内容は葛藤してますね」

 

小浜「まさにそういったところが私も好きになりました。6年くらい私はアカリンが1番、ずっと好きで。ほかにもかわいいと思う子もいますが“一番の推しは?”って言われたら絶対アカリンさんで。ずっと“EMMARYで取材したい!”って思ってました」





 

♡高校時代だからこそ、やりたいことは全部やったらいいと思う。

 

小浜「吉田さんのメイク動画は視聴者が真似しやすい、真似してみたくなるようにできていて非常に完成度が高いのですが、メイクの練習をしたりするのでしょうか?」

 

吉田NMB48時代は、セルフメイクだったんですね。握手会はメイクを自分でやらなきゃいけなくて。メイクさんが髪の毛やってくれてる間に、自分でメイクをやるみたいな感じで。そしたらどんどんこだわりが出てきちゃって。10年間、ずっと自分でやってたので自分で似合うメイクは自分が一番わかると思っています。練習はしないでぶっつけ本番です。失敗したら失敗したところを見せていこうって」

 

小浜「実は私も少しYouTubeをやっているのですが最近伸び悩んでいて…アカリンさんはYouTubeではどんなことを考えて動画を作っていますか?」

 

吉田「メイク動画とかもやってる?」

 

小浜「やってます…」

 

吉田「今思っているのは、世間の女の子がどれだけレビューを大事にしてるってこと。みんな買い物する時、携帯見て照らし合わせて買い物していて。今の女の子たちはとりあえず自分が買ってみて良いものかではなく、人のレビューを参考にして慎重に買い物するんですよね。自分も正直におすすめレビューをしなきゃいけないなと思いました。あとは小浜さんは高校生の肩書を存分に使ってみるとかどうでしょう。私は高校生のナイトルーティーン動画はやろうとしても、もう出来ないですし。できる子はいいなあって思います」

 

小浜「吉田さんのように将来、化粧品開発をしてみたい高校生にアドバイスはありますか?」

吉田商品開発の仕事は“本当に好き”と思うことが大事だと思います。
自分が詳しいものとか、これならいくらでもという“語れるもの”を作ること。私は、新しいコスメが家にどれだけ増えても好きで、仕事になってしまっても、まだ好きなんですよ。私の場合はそうだったんですけど、好きなのに仕事になったらきっと嫌いになってしまう人もいると思います。私も YouTube 始めた頃は楽しくて、いろんな動画を片っ端から見てました。でも思うように結果が出なくてモチベーションが下がってしまった時期は YouTube を開けることさえ嫌で、他の方の動画も見れなくなるくらいしんどかったです。そこで、嫌いになっちゃう可能性もあるから、好きだけじゃダメだった時は趣味として大事にした方がいいものもきっとあると思います。ただ、やりたいことは全部やってみたらいいと思うんですよね」

 

小浜「吉田さんのようなキャリアを築きたい、または吉田さんのようにセルフプロデュース力を発揮して輝きたいと思っている高校生たちにアドバイスはありますか?」

吉田「アイドルは10年やらせていただいて、いつ卒業してもやり切れたな悔いはないなと思えるまでやらせてもらいました。挑戦できるうちは、やりたいと思うことはとことん、全部経験としてやってみたらいいなと思います。若いうちは時間がない!と思うくらいやってみればいいと思います。私は女子力動画を始めた時19歳でしたが、もっと若いうちからやっていたら、もっとできることがあったのかなとか考える時もあります。やっぱり14歳から芸能界に入っていてももっと早くやってみればよかったと思って、焦ったりした時もあったので。若い時に失敗しても立ち上がれる若さがあるうちに、やってみることが大事だと思います。大人になってから失敗して立ち上がるって、また失敗するリスクも大きくてなかなか動けなくなると思います。高校生なら家族にも頼れるし、まだリスクが少ないからやりたいことはやったらいいなって思います」

 


♡小浜桃奈の編集後記コメント




第一回のプロマイラボは、私が昔から大好きでこの世界に入りたいと思うきっかけを下さり、可愛くなる方法とメイクの楽しさを教えて下さった吉田朱里さんと対談させて頂きました。

 

Twitter30秒の女子力動画を投稿しているアカリンさんに出会って約6年、時にはライブを見に行ったり「なんば式写メ会」に参加しに幕張メッセに行ったり、YouTubeをスタートされてからは毎週定期的に投稿される動画を楽しみに待ち、どの動画も欠かさずに見ていました。

 

私の夢は「憧れのアカリンさんとお仕事で共演する」ということでした。

 

今まではあくまでもファンとアイドルという立場がありましたが、「いつかは私もEMMARY編集長としてアカリンさんにお会いしたい!」と思い、それをモチベーションに今までなんとか頑張ってこられました。

そう思い続け1年半の時を経て私のために、EMMARYの為にお忙しい中貴重な時間をくださり本当にありがとうございました。

 

アイドルとして、グループ1期生で常に最前線を走り続けたアカリンさんのお話を直接聞かせて頂くことが出来たので、その一言一言を心に留め今後の編集長としてのお仕事に活かしたいと思いました。

 

アカリンさんにずっと元気や勇気を貰っていたので、私もアカリンさんのように日頃からEMMARYの記事を読んでくださっている全国の女の子たちに自分らしく生きていく為の「自己プロデュース」をする“楽しさ”を伝えられるような人になりたいと思います。


 

<吉田朱里プロフィール>

1996年816日生まれ、大阪府出身。愛称はアカリン。2010年よりNMB481期生として活動。202012月にNMB48卒業。2016美容系YouTuber”としてチャンネルを開設。『アカリンの女子力動画』が好評を博し、20177月に初のフォトブック『NMB48 吉田朱里ビューティーフォトブック IDOL MAKE BIBLE@アカリン』を発売。各方面に支持を拡大し、2018年からは『Ray』専属モデルとしても活躍中。2019年には自身がプロデュースするコスメブランド『B IDOL』を立ち上げ幅広く活躍。


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