【木村拓哉×綾瀬はるか】東映70周年記念映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』

 

621日に東映70周年記念作品となる、新作映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の発表会見が行われました✨


織田信長を演じるのは、日本のエンターテインメントのトップを走り続ける俳優・木村拓哉さん。“本能寺の変”に至るまでの激動の生涯を圧倒的存在感で魅せる。
そして濃姫役には、日本を代表する女優・綾瀬はるかさん。天下統一へと駆け上がる信長と対等に向き合い、臆さぬ物言いで時に信長を導いていく信長の妻を演じます。




会見には主演の木村拓哉さん、綾瀬はるかさん、脚本の古沢良太さん、監督の大友啓史さんの 4 名が登壇し、
作品への思いや撮影現場での様子など、初出しとなるエピソードを語ってくれました。




約25年ぶりに織田信長役を務めた木村は、
「たまたま木村家の家紋と織田家の家紋が同じで、幼少期のとき時代劇を観て、なぜうちのマークがテレビに映っているんだろうと不思議に思っていました。その頃から特別な親近感があって、歴史上の人物の中でも特に織田信長に惹かれる部分が多かったです。
なので今回演じさせていただけることはとても名誉なことでしたし、実際に存在していた人を演じる上で、当時の方々に失礼のないような作品にしたいという気持ちはありました。」と語った。


また、撮影中に織田信長が生涯を終えた年齢と同じ49歳を迎えたことに対し、
「本能寺の変の撮影中に監督がずっとこちらを見ていたので、どうしたんですか?と聞いたら、まさしく同じ年齢で同じ状況になったんだねと言われて、すごぐ感慨深い部分がありました。」と振り返った。



初めて脚本を読んだときの感想について綾瀬は、
「今までに見たことのない信長が描かれていて、その時代に生きている夫婦の生き様や、夫婦の人生が一つになっていく部分がとても素晴らしく、脚本を読み終わったときに心を打たれました。」と話した。
更に濃姫の魅力については「濃姫は女性らしい部分もあるのですが、とても勇ましくかっこいい女性だと感じました。」



脚本を担当した古沢は、
「3年ほど前に東映から木村拓哉さん主演で織田信長の映画を作りたいとお話があり、どういう切り口がいいか考えていました。元々戦国時代の政略結婚について描いてみたいと思っていたので、信長と濃姫の夫婦の物語を描けば、みんなのイメージするカリスマ的な信長の姿と、その裏側の人間信長の姿を描けるのではないかと思って今回書かせていただきました。
歴史劇としてはもちろん、夫婦の愛の物語としても楽しめる作品になっているかと思います。」



脚本を読んだときについて大友監督は、
「初稿を見て撮りたいと思った作品は初めてでした。歴史劇として落とし込める要素もたくさんあるし、創作の余地も残されていた。エンターテインメント性にも溢れ、入口は広いけど最後の出口が物凄く深い部分にある作品だと感じて、脚本にとどめを刺されました。」


また撮影を振り返って木村は、
「思い返すと全てのロケ先で出会った人たちが頭に浮かんできて、本当に恵まれた現場でした。
今回ロケ先が重要文化財だったりしたので、そんな中で自分たちが撮影ができて、京都という特別な空間でしか叶わないような撮影内容だったりもしました。
重要文化財での撮影時の、襖には絶対傷を付けないでください!というスタッフさんの厳しい目は今でも覚えています。(笑)
自分の中ではこのシーンはきっと激情していたんじゃないかなと思うシーンも、重要文化財を傷つけたらいけないので、違う表現に変えました。」と語り、会場は笑いに包まれた。


 

【STORY】
尾張の織田信長は格好ばかりの「大うつけ」と呼ばれていた。この男の元に嫁いできたのは、「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫だった。田舎者で世間知らずの信長は、尊大な態度で濃姫を迎える。対する濃姫も、高い教養と父譲りの激しい気性から信長を馬鹿にする。敵対する隣国同士の“政略結婚”という最悪の出会いで始まった二人の夫婦生活は、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日だった。
そんな水と油の夫婦の前に、強敵・今川義元の大軍が攻めて来る。信長は圧倒的な戦力差に絶望しかけるが、そんな信長を奮い立たせたのは、覚悟を決めた濃姫の言葉だった。二人はともに戦術を練り、激論の末に奇跡的な勝利を収める。この出来事を境に、真っ向から対立していた二人は次第に強い絆で結ばれ、天下統一という夢に向かっていくのであった。

 

【作品情報】
『THE LEGEND & BUTTERFLY』
2023年1月27日(金) 全国公開
配給:東映
©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会


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