映画『ある男』公開初日舞台挨拶レポート✨

• エンタメ
• チームシンデレラ
• 2022.11.25

妻夫木「城戸章良を演じました妻夫木聡です。本日は初日にお越しくださり、本当にありがとうございます。ある男は、釜山とベネツィアの映画祭と、いろんな場所に行かせていただいたので、ようやく日本の方々に見てもらえるという気持ちで感慨深い気持ちに浸っています。今日は最後までお付き合いください。」



安藤「今日はすごく良いお天気で、午前中をお散歩をしながらコーヒー飲んでたらどうやら、今日は一粒万倍日だということを知ったので、これはいい初日になるなと思って、とてもおめでたい気持ちでおります。今日はよろしくお願いいたします。」



窪田「谷口大祐役を演じました窪田正孝です。今日は初日に来て下さってありがとうございます。皆さん上映後ということで、どんな感想をお持ちになったのかすごく興味があります。どこかに書き込んでもらえたら嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」



清野「後藤美涼役を演じました、清野菜名です。本日は足を運んでいただき、ありがとうございます。たくさんの方々に今日はお会いできて、とても嬉しいです。本日は短い時間ですがよろしくお願いいたします。」



小籔「見ての通り、えげつない俳優の方々と一緒に並ばさせていただいておりまして、大変恐縮しております。最初に台本をもらった時にぱっと見たら出てる人のえぐさと、ストーリーの面白さに、俺関わってええんかなと震えが止まらなくなったのは覚えています。舞台挨拶ということで、普段は一応芸人なので、ネットニュースになりそうなエッジを聞いた言葉と多少のウケも取りながら、映画の宣伝に貢献したいと思うんですけど、この映画は本当にたくさんの人にもらって見てもらいたいですし、シリアスな映画ですので、今日はこんなコミカルな芸人はちょっと言葉少なめで、終わらせてもらえたらと思いますので、1つよろしくお願いいたします。」

坂本「この映画を撮影したのは約2年前で、声変わりもしてしまって本当に悠人なのか？と思う方もいるかもしれないのですが、僕が悠人です(笑)　今日はよろしくお願いします。」



石川監督「撮影は2年前、企画は約3年前にスタートしたので、ようやくここまでこれたなと本当に感慨深いです。今日はこの大切な日に皆さんに劇場に来ていただきありがとうございます。短い時間ですがどうぞよろしくお願い致します。」




ここで映画タイトル『ある男』にちなみ、”ある〇〇”と題して、最近気になることについてMCから問われると、

安藤は “ある写真” と答え、
「現場で妻夫木さんがインスタグラムを始めてばかりで、結構色々な写真を撮っていて、一回だけ私にもカメラを向けてくださったんですけど、恥ずかしくて変な顔してしまったんです。あの写真はどうなるんだろうって思ってて、あれはもうどこにも載せられないような写真だったのかなとずっと気になっています(笑)」

それに対し妻夫木は、「実は今日その写真を見てて、何かを食べているときの不意打ちの写真しかなくて、さすがにその写真を載せるわけにはいかないかなと思って…。
しかも当時さくらちゃんが、この仕事向けてないかもしれないから、この作品で最後にしようかなって言ってて、これで引退になっちゃうかもって思ったら、むやみにカメラとか向けちゃいけないかなって。でも撮影が終わって、テレビ見てたら普通に出てで、え！やってるじゃん！って(笑)　あれはなんだったの(笑)」」

安藤「あれは当時すっごい不安な状態で現場に入って、初日から自信喪失しまくった状態で、これはもう無理かもってなってたんです。けどやっぱり現場で日数重ねていったらやっぱり現場大好きだってなって思って、自信がなくても現場にいれるなら続けていこう！って思えた作品です！(笑)」

会場のお客さんからも笑いと拍手が起こりました😂👏



その後、妻夫木は “あるシーン” と答え、
「清野さんと久々にお会いして思い出したのですが、結構長いシーンを新幹線の中のシーンを撮ったんですけど、丸々カットされています(笑)　お金もそこそこかかっていて、ね、監督！」

すると小藪が「でもすごいですね。お金かけてるシーンでもいい作品にするためにカットするのはだいぶ根性のあると思いますね。」とすかさずフォロー。




イベントも終盤になり、最後に妻夫木から
「本当に今日はお越しいただきありがとうございます。僕はこの作品でダメな自分を認めてあげることはすごい大事なことなんだと気付かされました。そうすることで、意外と幸せってそこらへんに転がっているものだなと気付くようになりました。皆さんにとってもそういう作品になってくれたら嬉しいです。いい映画を観たあとに映画館を出ると、何ともない景色がすごく綺麗に見える瞬間ってあると思うんですけど、皆さんにとっても、この『ある男』という映画がそういう存在になってくれたらすごく嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。」


こうして初日舞台挨拶は大盛り上がりで終了✨
映画『ある男』は全国の映画館で上映中です！ぜひみなさんも劇場へ足を運んでみてください♪


《作品概要》
『ある男』


【ストーリー】 
弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」 (窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。
里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」 と再婚。
そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる中、⻑年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ…。 
「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、
いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。 

出演：妻夫木聡  安藤サクラ  窪田正孝  
           清野菜名  眞島秀和  小籔千豊  坂元愛登  山口美也子
　　　きたろう  カトウシンスケ  河合優実  でんでん
　　　仲野太賀  真木よう子  柄本明
原作：平野啓一郎「ある男」
監督・編集：石川慶
脚本：向井康介
企画・配給：松竹　　
『ある男』オフィシャルサイト：https://movies.shochiku.co.jp/a-man/

©2022「ある男」製作委員会

チームシンデレラ

日本最大級の女子高校生チーム『Team Cinderella』
シンデレラフェスを主催する約100名のJKメンバーが、交替で“イマドキ情報”をお届けします！

このライターの他の記事を見る