映画『月の満ち欠け』公開前夜祭イベントレポート



映画『月の満ち欠け』の公開前夜祭が12月1日(木)に都内で行われ、主演の大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ、そして本作のメガホンを取った廣木隆一監督が登壇した。公開前夜祭では、自身の前世が何であったかや、映画が公開される今の気持ちなどが話された。イベントレポートをご紹介します。




キャスト・監督が登壇すると会場からは大きな拍手が起こった。
登壇後の一言挨拶で大泉は「この広い劇場にたくさんのお客さんが入っていて嬉しく思います。全国の劇場の皆さんも観てくれてますか〜?札幌ー!いぇーいという声が聞こえました。いよいよ明日公開ということで今日は気合を入れて盛り上げていければと思います。どうぞよろしくお願い致します」



有村は「明日から全国公開ということで、この映画が色々な方のもとへ旅立ってもらえたらと思っています。よろしくお願いします」



目黒は「公開ということで今はすごくワクワクしている、そんな気持ちです。本日はよろしくお願いします」



柴咲は「東京も寒くなってきて、この寒い時期に心温まるような映画をみなさんにお届けできることができとても嬉しいです。そして個人的には初めて出させていただいた映画が廣木監督の作品だったので、またご一緒できてとても幸せでした。ありがとうございます」



廣木監督「今日は短い時間ですが楽しんでいこうと思います。最後までよろしくお願いします」



初めにMCから大泉が「GQ MEN OF THE YEAR 2022 ベスト・アクター賞」、有村が「第47回報知映画賞 主演女優賞」を受賞したことが改めて発表された。
大泉は受賞した気持ちを問われると「賞みたいなものをいただいたのが随分久しぶりで。でもマネージャーが表彰式に出るスケジュールがないと言い表彰式への登壇を断るところだったので、慌てて無理矢理スケジュールを空けてもらいましたね」と言い、有村は「本当に信じられなくてすごくびっくりして、マネージャーさんにも本当に?と確認して(笑)。映画『前科者』という作品は私の中でも魂が震える思いで毎日現場で過ごした日々だったので思い入れのある作品なので本当に嬉しいです」と話していた。

次にMCから映画『月の満ち欠け』が明日公開するということで今の心境を問われた大泉は「初めてこの映画の企画をいただいた時から考えると何年経ったのかなと。台本の話もたくさんしましたし、キャストの方が決まってきて、撮影が始まって、出来上がって、宣伝活動もたくさんさせていただきました。映画って本当に子供のような感覚なんですよね。この作品が僕らの手から離れて皆様の元に行くのは嬉しさもあるけど寂しさもあるし。この宣伝が終わり目黒蓮と会わなくなると思うと寂しいなというのはありますね。まだまだ目黒蓮をバラエティータレントとして育てていきたかった、育てきれたのかなとは思いますけど…大きく成長してくれたのでいいかなとは思いますけど」と話すと、目黒は「育ててもらいました」とコメント。また目黒の厚底靴を見た大泉が「あれだけ言ったのになんで厚底の靴を履いてきたの!元々でかいんだから俺と出るときは厚底履くなと言ったろ!(笑)」と言い、目黒が「この前大泉さんに厚底履くなとぼやいていただいたんですけど、今日スタイリストさんが僕の前に2つ靴を置いてきまして。片方は厚底で、もう片方は底がない靴だったんです。でもまた大泉さんにボヤかれたいなと思って、こっちの靴を履いてきました」と厚底を履いてきた理由について話していた。
有村は「何度も舞台挨拶というものを経験させていただいていますが、公開までの1年はいつもあっという間に感じます。撮影が終わり宣伝活動が始まる時に役や作品を思い出すんですよね。そうなった時に撮影が終わっているけどずっと続いている感覚があって、でもそれがようやく公開となると全ていい意味でさようならと送り出すことができるというか。そんな思いで今日はここにいます」、目黒は「僕もお話をいただいた時に小説を読ませていただいて、それからだいぶ経ってこうして公開が近づいてきてすごく楽しみな気持ちでいっぱいです。映画に単独で出させていただくのは個人的に初めてなので、みなさんの手に届いた時にどういうリアクションをしてくれるのかなと楽しみです」、柴咲は「作品に出るということは伝えたい思いがあるから出るわけで、今回はこの作品が悲しみや思いやりとかそういうのをきちんと込められた作品だと思ったので、私も参加させていただきました。年末が近づいてきて今年を振り返ることもあるだろうし、大切な人を失った方もいらっしゃるかもしれないけど、そういった思いにそっと寄り添うような作品に携われてよかったなと思います。みなさんの元にちゃんと届けばいいなと思っています」


廣木監督
は「映画は本当にお客さんに見てもらって、完成だと思っています。どんな風に届くかはわからないけど、可愛がってあげてください」とコメントしていた。

また生まれ変わりがテーマの作品ということで、今回は自分がもし生まれ変わりだとしたら前世はなんだったのかというテーマが出された。
大泉は「確か昔ローカル番組で調べた時は空き缶だった気がするんです。魅力のない前世だったなと思うんですけど。でも北海道の王様と言われたこともありましたね、わかりませんけども。そういうことにしましょう、北海道の王様でした」と言い会場を笑いに包んだ。
有村は「私は北欧が好きなんですけど、以前20歳くらいの時に初めて番組でノルウェーとフィンランドに行きまして。その時にすごく呼吸がしやすくてフィーリングが合って大好きな場所かもしれないと思って、また24歳の時に1人で行ったんです。その時も自分の居場所みたいな感覚で。私も前世に関して伺ったことがあってその時にスウェーデンかデンマークにいた人と言われたて、それで何か関係していることがあるのかなと思いました」と言うと、北欧に行ったことがあるという大泉が「私も北欧に行ったことがあるんですけど人間が崩壊しかけました。ずっと美しいフィヨルドを永遠と車で回らされまして、あまりにも綺麗な景色が続き過ぎいておかしくなりました」と話すと、有村は「じゃあ合わないですね(笑)」と言い会場からは笑いが起こった。続き目黒は「僕は牛です。干支も丑年というのもありますし、シンプルにマイペースなので動きが遅くてノロノロしている感じが牛っぽいかなと思います。僕、小さい時に2時間くらいかけてご飯を食べていたことがあって(笑)。小さい頃はそういう子だったので牛かなと思います」と言うと、大泉が「牛が食べるのが遅いと言うのを決めてかかるのはどうかと思いますけど!結構な勢いで彼らは牧草を食べるからね!」とツッコミを入れていた。柴咲は「私は武士ですね。牛が出たからとかじゃなくて。刀が並んでいるのを見たりするとゾクゾクして欲しいなと。なので侍系の映画に出ると、私は女性なので侍の役ではなくて悔しいなと思うんですよね」と話し、廣木監督は「ミズスマシですかね」と答えていた。

また自身の思い出の中で運命が変わったなと思う場所を問われた大泉は「北海道で私は大学受験に失敗しましたけど、北海学園大学に行って、Snow Manのみんなに会えたことかなと」と言うと、目黒が「いやいや!TEAM NACSですよね!」とツッコミを入れ、大泉は「TEAM NACSってなんですか?僕はSnow Manです。何言ってるのあなた!」と答え、目黒が「僕がSnow Manです!今、嘘をついて笑いを取りに行くなというのが分かりましたよ(笑)。よかったツッコミの準備をし始めていて」と言い笑いが起こった。



最後に廣木監督は「生まれ変わりというのを僕は割と信じていて、この映画はそれぞれの役者さんがそれぞれの立場での生まれ変わりを描いています。それを見てもらえると嬉しいです」、大泉は「この映画で私が演じた役は柴咲さんと娘と3人家族だった私が突然妻子を失いどん底の境遇に置かれる男で。撮影中は家に帰って、娘の寝顔なんかを見ると本当に自分の周りにある普通というのは有難いことで奇跡の連続なんだなと。辛い映画ではあるけど観終わったあとは温かい気持ちになれる作品だと思います。映画はクチコミが命でございます。もしよかったら伝えてもらえればと思います。映画側からもお願いされてまして、SNSで呟くんですよね?同じハッシュタグで呟くと威力があるわけでしょ? #目黒蓮厚底の靴履いてんじゃねぇよ 、#大泉洋はSnow Man で!」と話すと、目黒から「それトレンド入れても意味ないです!違います!」と言われ、大泉は「#月の満ち欠けみたよ で感想を書き込んでください。どうか我々が必死に作った映画ですのでたくさんの方に観ていただければと思います。明日から公開になります。よろしくお願いします」と締め、拍手の中舞台挨拶は終了した。

 


12月2日(金)全国公開
©︎2022「月の満ち欠け」製作委員会
配給:松竹株式会社
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