アニメ「山田くんとLv999の恋をする」先行上映会&トークイベントレポート

TVアニメ『山田くんとLv999の恋をする』の先行上映会&トークイベントが3月25日(土)に行われ、水瀬いのり、内山昂輝、加隈亜衣が登壇。イベントでは1話を観た感想や、自身の演じたキャラクターについて話された。



初めに先行上映で1話を観た観客に感想を問うと、会場からは拍手が起こった。

またMCから1話を観た感想を聞かれた水瀬は「アフレコ第1話の時はたくさん台詞があったので喋れるかなと、ドキドキしながらもアフレコは進んでいき、完成した1話を観させていただいた時は本当に純粋に原作の面白さが、アニメーションでポップに、そして可愛く、キラキラと描かれていたので胸がキュンとなりました」



内山は「もう次が見たいですね。1話の終わり方が、“え、どうしたの?”というところで終わっているので、早く次が見たくなりますし、初回から本当にテンポよく話が進んでいくなと思いました。茜さんが少しやらかしてしまったり、話が進んでいったら意外な出会いもあって、“どうなるの?!”と思っていたらあっという間に終わってしまうという。完璧な初回だったなと思います」



加隈は「出番はこれからなので視聴者として皆さんと同じ気持ちで観させていただきました。暗いスタートから始まり、本当にレベル999までいくのかなと観ていたら、最後に“山田!”となりました!」



またオープニング曲とエンディング曲について加隈は「オープニングからキュンときますよね!エンディングは少しずつ印象が変わっていて2人が、近づきそうで近づけない、でも実は近づいてるかも?みたいなところが詰まっていたりして、絶妙!な感じがしました」と話し、内山は「オープニングの男性ボーカルと女性ボーカルが組み合わさっているところが、ラブストーリーのテーマにピッタリだなと思いましたね。また物語とも繋がっていて、本当にこの作品にぴったりだと思います」と絶賛していた。水瀬は「映像が作品愛に満ちてるなと思って観ていました。特にエンディングの恋と愛の表現が秀逸でおしゃれで、作品の要素の散りばめ方が本当に上手だと感心しながら観ていました」とコメントしていた。

また最終回のアフレコ後に企画で集められたファンからの手書きのメッセージが置かれていたことを内山が明かすと加隈が「スタッフさんが貼っていて、私も花江くんもやりました!」と言い、内山は「そこでみんなの想いを受け取ったなと思います」とファンからのメッセージを受け取ったエピソードを話していた。


内山は自身の演じた山田の印象について、「僕が演じて通して思ったのはぶっきらぼうで冷たく見えし聞こえるんですけど、本人はそれを嫌味でそうしているわけではなくて素なので、大事にしたいなと思いました」「人からどう思われてもいい、嫌われてもいいと周りの人からの評価を気にせずに生きているマイペースな人だなと感じて演じていました」と山田について話していた。また演じる上で参考にしたものについては、「僕はあまりゲームには詳しくなく、知らないゲーム用語が台本に出てきた時は、インターネットやYouTubeの解説動画で毎回調べていました」と答え、加隈から「ゲームの解説動画でイントネーションを調べる人って少ないですよね(笑)」とツッコミを入れられていた。




水瀬は自身の演じた木之下茜について、「裏表がない真っ直ぐな女子大生ですね。リアリストというか、素の部分を偽らないでちゃんと出せるヒロインって女性から見ても素敵だなと思います」と言い、演じた時に気をつけた点については「可愛すぎたりとか、女の子らしすぎないようにするのが茜の魅力だなと個人的には思っていたので、カラッとした女性らしさは意識してお芝居はしていました」と撮影を振り返っていた。



加隈は「どちらかというと茜ちゃんと逆で、好きなものや自分の世界だけを大切にしていきたいという突っぱねちゃう子だなと。なので他にも世界があるよと教えてあげたくなるけど、でもどこか共感してしまう部分もあって、みんなの妹的な見方もできるし、応援したくなりますね」と話していた。



花江夏樹が演じた佐々木瑛太について加隈は「いいお兄ちゃん!妹のために動けるお兄ちゃんだと思いますけど、捉え所がないというか」とコメントし、内山は「山田が唯一心を許す、他の登場人物とは少し違う雰囲気で山田が喋っている相手ですね」と説明していた。

そんな花江は同日行われたAnimeJapan 2023の舞台挨拶には登壇するも、同イベントにはスケジュールの都合上来られなかったため、会場のスクリーンに直筆の手紙が映し出された。



また花江から「僕の知り合いに山田という人は何人いるでしょう?」という質問が登壇している3人に送られ、3人は2回目で正解の人数を当てることができ会場は盛り上がりを見せていた。



最後に加隈は「元々原作からファンで、原作ファンとしてもこのアニメを最高と思えるくらい一押しの作品だなと1話をみて確信しました。最終話まで見届けていただくとみんな山田の女、山田の男になれると思います!本当に幸せな気持ちになれる作品だと思っていますので、楽しんでいただけたらと思っています!」、内山は「今日は来ていただきありがとうございました。2話以降も新キャラが登場して、色々な展開を繰り広げていきます。中盤以降はまた違う展開が始まってPVにも少し出ていますが椿さんがいいキャラクターで、いいドラマなので是非最後まで見届けてください」、水瀬は「オーディションを受けさせていただいて、茜ちゃんに決まったと聞いた時は、女子大生の役に挑戦するのが自分の経験の中でなかったので、不安な要素が大きかったですがスタッフの皆様とみんなで作品に向き合って1つの作品を作るというのが改めて楽しいなと思えるような作品でした。山田くんの応援を是非お願いします」と締め、舞台挨拶は終了した。

原作「山田くんとLv999の恋をする」(著:ましろ)はマンガアプリ「GANMA!」にて連載中で、 20226月には「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」にて大賞を受賞した話題作。 KADOKAWAから発行されている単行本の累計発行部数が200万部(紙・電子版合算)を突破し た、今最も勢いのあるラブコメ漫画がTVアニメ「山田くんとLv999の恋をする」として202341()24:30より放送開始。
(C)ましろ/COMICSMART INC./山田くんとLv999の製作委員会