映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』舞台挨拶付き最速上映会レポート✨

映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の舞台挨拶付き最速上映会が8月10日(木)に都内で行われ、W主演のグローバルボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫、同じくW主演の久間田琳加、箭内夢菜、鶴田真由、そして本作の監督を務めた酒井麻衣監督が登壇。イベントでは映画に関するトークが繰り広げられた。



初めに深川青磁を演じた白岩は「ずっとこうやって皆さんに観ていただく機会を待っていたので、本当に今日を迎えられて幸せな気持ちでいっぱいです。またこんなにたくさんの方に集まっていただけたので嬉しい限りです。ありがとうございます」



丹羽茜を演じた久間田は「本日はお越しいただき本当にありがとうございます。ついにこの日がやってきたんだなと、これから先感想とかも出てくるのだなと思うと、とてもドキドキします。今日は短い時間ですが楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします」



茜の友人・沙耶香を演じた箭内は「皆さんがとてもキラキラして見えて、すごくワクワクしています。これから上映される映画を観るということで、是非楽しんでください。よろしくお願いします」



茜の母・丹羽恵子を演じた鶴田は「皆様本日はお越しいただきありがとうございます。まず私は舞台に立って、瑠姫くん人気にびっくり!すごいですね。確かに私も現場で瑠姫くんの美男子っぷりにびっくりしました。そして茜の可愛い娘役にドキドキして、2人のキュンキュンに私もキュンキュンしていました。撮影監督の酒井さんが撮った美しい映像で絶対今日は楽しんでいただけると思います。よろしくお願いします」



メガホンを取った酒井監督は「皆さん来てくださり、ありがとうございます。今日皆さんに初めてこの映画を届けられて本当に嬉しいです。楽しんで帰っていただけたらと思います」



MCから初めて脚本を読んだ時の気持ちやキャラクターに共感した部分はあったかと問われた白岩は「青磁は“時間が永遠ではない”とか、“人生一度きりだからやりたいことや言いたいことを言ったほうがいい”という、現実的な考え方なんです。僕もライブの最後のMCとかで“このステージが自分の人生で最後のステージになってもいいと思って、全力を出し切ってやってます”と言うことがあるんです。現実的すぎるかもしれないけど、始まったら終わりがあったり、永遠ではないという考えは青磁に似ている部分がありました」と自身の演じた役への共感した点について明かしていた。



役作りに関しては「台詞を言うというよりかは、自分が普段言わないけど、思っているようなこともたくさんあったりして、演じるというより“青磁分かるよ”と思っていた部分もあって。そういう部分では近いしいキャラクターだなと思っていました」と話していた。



久間田は同様の質問に「過去の出来事より、自分の思っていることを口に出せなかったりとか、周りの空気を読んでしまう女の子なんですけど、演じながら学生時代の自分を思い出しました」とコメントし、作品を経て自身の性格で変わったことについては「(この作品が)ターニングポイントだったかもしれないですね。撮影をしていくうちに青磁くんの影響もあって、どんどん自分の気持ちを言えるようになってくるんですけど、その過程にスッキリする瞬間があって、今もズバッと言えるようになったわけではないけど、少しずつ自分の気持ちを伝えられるようになったかなと思います」と話していた。



箭内と鶴田へは不器用ながら愛を育んでいく青磁と茜の印象について投げかけられ、箭内は「私が現場に入った時に、皆さんが仲良くされているのとかをみてすごく楽しそうな現場だなと思っていました。普段の2人はいい感じでしたね。役として2人を見ていてすごくキュンキュンしたし、ぴったりな役どころだなと思います」、鶴田は「一応母という立場があったので、怒るところは怒るけれども、心の中ではしょうがないよね若い2人だもんと思っていました」と印象を明かしていた。



酒井監督へは原作の映像化に対し大切にしたところについて質問が送られ「主演2人の感情が真っ直ぐな物語なので、そこを大事にしたいなと思いました。学生の頃に感じていた真っ直ぐな感情って改めて感じると本当に綺麗なんだなと思ってそこを繊細に描きたいなとみんなで頑張りました」とコメントしていた。

また映画の内容にちなみ“夜が明けたら一番君に会いたい人”について答える場面で白岩は「そうですね…。大切な人ですよね。JAMの皆さんじゃないですか」「常に映画だけではなくて、自分がファンの立場になったりとかファンファーストで考えるようにしているので、それが少しでも伝わっていたら嬉しいなと思います」と答えていた。



久間田は「私はいつもお世話になっているスタイリストさんです」「すごくハッピーな方で、常にハイテンションで、愛されキャラで、自分のボルテージも一気に上がるので撮影期間が始まってしまって会えなくなると、会いたいなと思いますね。駆け込み寺というか、神社みたいな存在です。緊張していても絶対に背中を押してくれるのでお守り的な人ですね」と自身の会いたい人を明かしていた。



また、今だから言える撮影中の本音のコーナーで白岩は「さっき久間田さんが撮影を重ねることに青磁に感化されて自分の意見を言えるようになったという話があったと思うんですけど、本当にその通りで。撮影が進むにつれてめちゃめちゃ強気になってきたんですよ。僕が偏食でご飯をあまり食べずにお菓子とかで撮影をつないでいたらそれも途中からいじってくるようになりました」と久間田の変化について答え、久間田は「無意識でしたね。すみません!」と謝罪。続き白岩は座長を務める意識について「演技とかだけではなくて、現場の雰囲気とかも自分で作っていかないといけないというのを聞き、確かにそうだなと。いろんなスタッフさんやカメラマンさんと積極的に話すようになりました」と撮影を振り返っていた。



久間田も本音についてのコーナーで「私も白岩さんに一言いいですか。白岩さんは運動神経が良すぎ!」と言うと、白岩は「ああ、はい。自信があります」と笑顔ながらに運動神経がいいことを認め、続き久間田は「体育のシーンとか、青磁くんに手を引かれて走るみたいなシーンが結構多かったんですけど、足がとにかく速くて、私が後ろから追いかけようとするとすごい差ができてしまって。青磁くんを見失うみたいな。困りました」と話していた。鶴田は「とにかく寒かったですね。私の撮影の時は大寒波の時でお弁当が凍りそうなくらい冷たくて、映像は綺麗なのでわからないと思うんですけど、本当に寒くて。2人は頑張っていましたね」とコメント。酒井監督は劇中の白岩のサッカーシーンについて「本当にお上手で、サッカーの演出半分は白岩さんだったのではないかなと。サッカーのシーンの演出ありがとうございました」と白岩に謝意を示していた。

イベント終盤ではSNSの募集で集められた空の写真をスクリーンで見る場面があり、白岩は写真とともに映し出された劇中の予告映像をはにかみながら鑑賞していた。



最後に久間田は「茜ちゃんみたいに自分の気持ちが言えない人って私だけではないと思うので、茜は青磁くんに出会って変わっていきましたけど、皆さんもそういう人に出会えて、茜とか青磁くんの関係性っていいなと思っていただけたら嬉しいです」

白岩は「僕とか出演者の皆さんだけではなくて、いろんな陰で支えてくださっている関係者のスタッフの方がいるからこそ、できた映画だと思います。どうぞこれからも楽しみにしていてください。一生懸命頑張りました」と締め、イベントは終了した。


イベント後ステージを降りる際、JO1のメンバー・金城碧海が行うポーズを真似し、会場からは歓声が上がっていた。
映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は91日(金)より全国ロードショー。

©2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

 

いのうえあやの

【記者・カメラマン】芸術学部写真学科在学中4年の井上綾乃です。高校時代からの記者経験を生かし、いち早くイベントレポートをお届けできるよう頑張ります。