映画『OUT』完成披露上映会、アクションで鍛えた身体で尻相撲対決!

11月17日(金)公開の映画『OUT』の完成披露上映会が10月1日(日)に都内で行われ、主演の倉悠貴、醍醐虎汰朗、乃木坂46の与田祐希、水上恒司、11人組グローバルボーイズグループJO1のメンバーである與那城奨、大平祥生、金城碧海の3名、そして本作のメガホンをとった品川ヒロシ監督が登壇。イベントでは映画に関するトークや、キャスト同士で“尻相撲”対決が行われ、盛り上がりを見せた。



初めに、自身が演じた役の説明とともに演じる上で心がけたことがキャストそれぞれから話された。

倉は「この度はたくさんの方々に来ていただき嬉しいです」「僕はすごいヤンキーという訳ではないので、強く見えるように心がけました。強く見えていたら嬉しいです」



醍醐は「楽しんでいただけましたでしょうか?僕はネジを外さないといけない役だったので、できる限り外して頑張りました」



与田は「先程役との共通点を聞かれたのですが、何ですかね?と逆に質問してみたら、怖いもの知らずなところと言われまして。でも私はヤンキーが怖いので結局は女性というところが共通点かと思います。よろしくお願いします」



水上は「僕たちが話しているのにJO1ばっかり見てないですか!今日の配置間違えていません?髪染めてこれば良かったな(笑)」と会場の笑いを誘い、「声をアフレコの時などにかなり変えながら演じていました」とコメント。



與那城は「髪型にこだわった役です(笑)。よろしくお願いします」



大平は「役に入った期間はずっと眉間にシワを寄せていました」「今日は短い時間ですがよろしくお願いします」



金城は「僕は苦い食べ物をたくさん食べていましたね」と話すと、水上から「なんやそれ!」とツッコミを入れられていた。続き金城は「普段はJAM(JO1のファンネーム)の皆さんに光を与えている存在なので、渋い感じになろうと思って、俳優金城碧海として役に入っていました」



本作のメガホンをとった品川監督は「僕らの時代のヤンキーにしてしまうと(映画が)古臭くなってしまい、普段は僕もJAMに光を届けている方だったので…」と金城のコメントを真似て会場を笑いに包み、「仕事に対するストイックさやギラギラした部分を役を通して出してくれたらなと思って。本当にアクション練習とか撮影に至るまでも体を鍛えてくれたりしていて、それが映画に出ているかなと思います」と作品について話していた。



MCからアクションシーンを撮影するにあたり事前に準備をしたことがキャストそれぞれに問われ、倉は「撮影のイン前に品川さんからジムに誘っていただきました」と言うと、品川監督は「毎日水上くんと倉と、最後の方には醍醐もジムに行って体を大きくしたんです。3人とも今ではガリガリに戻ってしまったんですけど、映画を観ていただいた時と体付きが違うと思うんですよ。JO1も3人でジムに行って、やっていたよね」とキャストそれぞれ体を鍛えていたことを明かした。また倉は「拳が腫れてしまったり、大変でした」とコメント。



水上は「ジムの一番カロリーが高いプロテインを買ったりしていました。今とは5、6キロ違うんじゃないですかね。(体重の)数字は見ていないんですけどフォルムでそれくらいかなと思います」と撮影時と現在を比較していた。



醍醐は「みんなと違ってアクロバティックなシーンが多く、バク転を今回覚えました」と言うと、品川監督が「30分でバク転ができるようになったんですよ。30分ですよ!?」と驚きを見せていた。



與那城は「それぞれ(アクションの)スタイルが違かったので、大変でしたし、碧海は元々動けるんですけど、僕と祥生は初めてだったので頑張って練習していましたね」と振り返っていた。

大平は品川監督からジムに自主的に1人で通っていたことが明かされ、「3人で練習している時に動きが素人すぎて自分的にすごく面白くて(笑)。」と話していた。

金城は品川監督がメガホンをとった別のドラマ作品に出演した過去があり、アクションができることを事前に知っていたため品川監督は「ほっといてもいいやみたいな(笑)」と言うと、金城は「本当そんな感じでしたね(笑)」とコメントしていた。



与田はアクションシーンの撮影を見て、「どうかみんな無事でいてくれと思っていました。安全にはできないかもしれないですけど、怪我はしないでと思いながら見守っていましたね」と言うと、水上から「誰が一番かっこよかった?」と問われ、与田は悩みながらも「一雅ですかね」と敵キャストを答えた。続き与田は「(アクションを)見てるとやってみたくなりました!何もできないのがもどかしくて」とアクションに挑戦したいと話していた。



MCから品川監督の撮影時のすごかったエピソードを問われた水上は「倉くん演じた達也が初めてボウリング場に来たシーンで、周りから暴言を投げかけられ、キレて殴るところがあったと思うんですけど、あのカットの手は本当は品川さんなんです」「役者だから傷つけられないし、撮影の繋がりのシーンもあるからと言って(品川監督が)“俺がやるよ!”と。すごかったです」と言うと、品川監督は「何かを殴る時の手は俺」と明かし、会場からは驚きの声が上がっていた。



イベント中盤では劇中に相撲のシーンがあるということに擬え、キャスト同士で“尻相撲対決”が行われた。



トーナメント戦で2回尻相撲が行われ、

1回戦目は
Aチームは金城VS大平
Bチームは醍醐VS水上
Cチームは倉VS與那城というチーム分けに。



結果、金城、水上、與那城が勝利し、2回戦目では金城が勝利した。






会場からは応援する声が上がり、盛り上がりを見せていた。



優勝した金城は「JO1としても作品に携わることができて、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。本当にたくさんの人に観てもらいたいと思っていますし、僕たちもこれからPRなど頑張るのでよろしくお願いします」とコメントし、舞台挨拶は終了した。

映画『OUT』は11月17日に全国の劇場で公開。

いのうえあやの

【記者・カメラマン】芸術学部写真学科在学中4年の井上綾乃です。高校時代からの記者経験を生かし、いち早くイベントレポートをお届けできるよう頑張ります。