🖤ストリート女子の教科書!宝島社mini編集長に取材🖤
- ライフスタイル
- ぁぃ
- 2020.12.27
皆さんこんにちは!
今回はストリート女子の憧れ、宝島社 mini編集部さんに取材をさせて頂きました!
今回ご対応頂いたのはmini編集長の見澤 夢美さんです!
miniの裏側から編集部さんの想いまでたくさんお聞きすることが出来ました😆
『編集のお仕事の流れって📖?』
まずはminiができるまでの1️⃣〜🔟までの行程を教えていただきました✨!
1️⃣編集長が全体の構成を考える!
まずはminiの雑誌のページに企画を、割り当てた“台割”をつくる作業からスタート❣️
編集部員さんが企画書を出したら、各企画のページ数、掲載順、担当などを編集長が決めているそうです!
2️⃣担当編集がラフをかく!
次に編集部員さんが企画のラフというものを書きます!ラフとは紙に書いた枠に、モデルカットなどの構成を書いた、そのページのイメージ図の様なものです!
それを編集長がチェック、修正をして、企画やページの構成が決定⭐️
3️⃣各スタッフさんを決める!
雑誌には編集部員さん以外にも、モデルさん、スタイリストさん、カメラマンさん、ヘアメイクさんなど、たくさんの方が関わっています!
初めに他の企画と被らない様にモデルさんを決めて、それからスタイリストさん、カメラマンさん、ヘアメイクさんを決めていきます!メイク企画の場合はヘアメイクさんを先に決めることもあるそうです😘
その後、カメラマンさん、スタイリストさんと撮影場所などを打ち合わせ・・・💭メイク企画の場合は、ヘアメイクさんと打ち合わせすることも!
4️⃣コーディネートチェック
スタイリストさんが衣装を借りてくれたら、今度はコーディネートチェック💕
撮影の1〜2日前にスタイリストさんにコーディネートを組んでもらって、担当の編集部員さんと編集長で企画と合っているか、1つ1つ確認をしていくそう👏!
5️⃣撮影
企画構成を考え、スタッフさんを決め、コーディネートチェックを終えてようやく撮影📷✨
6️⃣写真チェック
撮影のあとは、たくさんある写真の中から主に編集部員さんとスタイリストさんでセレクト!
セレクトした写真を編集長のチェックを受けて、写真が決定😋
7️⃣ページデザイン
写真が決まったら、編集部員さんが書いたラフを元にデザイナーさんがページをデザイン!
ここでは可愛さだけでなく、文字の読みやすさ(大きさや色)までチェックするため、何度もデザイナーさんとやりとりしているんだそう😳
8️⃣入稿
デザインが決定したら印刷所に写真・原稿を入れます(入稿)。
この段階で実際に雑誌に載る写真を印刷し、文字が流し込まれて私たちが見ている雑誌とほぼ同じデザインに🔍
9️⃣色校チェック
ほとんど誌面と同じように出来上がった紙(色校)に対して、実際に誌面上でないと分からない色味などをチェック!
ここで文章の言い回しや漢字のチェックもするそうです✔️🖍
🔟校了
チェックを入れたものを全て集約し色校に赤字を入れ、印刷所に戻します(校了)。
そこから2週間も経たないうちに・・・
ようやく発売✨✨
ものすごい量の行程ですよね😳❗️
しかもminiは毎月発売している雑誌なので、この作業を一カ月単位で繰り返しているそうです!
凄過ぎます。。
雑誌ができるまでの流れがわかったところで、今度は雑誌の企画やデザインについて、もう少し詳しく教えていただきました💜
『企画👗』
あおい「雑誌の中の企画はどのように考えているんですか?」
見澤さん 「SNSのチェックや、街の人の観察、スタッフさんからの情報、他の雑誌を読んだり、編集みんな常にアンテナを張って考えています。そこからminiのイメージでもあるストリートにはまる企画にして構成しています!」
あおい「たくさん企画がありますが、面白い企画を考えるコツはありますか?」
見澤さん「例えば同じスニーカーの企画でも色んな女優さんに履いてもらう企画だったり、履き回しだったり、コーデにフィーチャーした企画だったり、色々なやり方があるんです。自分がどう打ち出したいかを、考えることが大切ですね。」
あおい「企画のタイトルとかを考える時に意識していることはありますか?」
見澤さん 「やっぱり流行っている言葉や、キャッチーなワードを入れることが大事ですね!
miniでいうと、着回し企画は人気があるので、”着回し”という言葉だったり、あとはタレントさんやモデルさんの名前だったり、とにかく多くの人の興味に引っ掛かりやすいワードを入れるようにしています。」
あおい「文章を書く時に多くの人に分かりやすく伝えるためのコツはありますか?」
見澤さん「自分が理解していないことは人には伝わらないということ。自分がその服について理解していなかったりすると伝わらないので、まず自分がしっかり理解して把握することで読者の方にも伝わる文章を書くことができると思います。」
milk「撮影の際、mini独自のこだわりは?」
見澤さん「miniはストリート雑誌なので、スタジオのキラキラした雰囲気よりは日常のシーンのようなリアルさにこだわっています。あとは、ファッション企画なら服がしっかり見えるようにすることですね。」
あおい「モデルさんの系統に合わせて企画を変えたりとかもするんですか?」
見澤さん「いいえ、していません。miniのコンセプトとしてどんな方にもストリートに染まってもらうということを大切にしているので、タレントさんに寄せることはせずに、miniに染まってもらってます!普段は違う雰囲気の女優さんやタレントさんのストリートっぽい雰囲気が見れることに価値が出ると思うので。」
『デザイン🎨』
milk「miniの表紙やデザインはシンプルですが、デザインのこだわりについて教えて欲しいです!」
見澤さん「miniの表紙ではあまり情報を詰め込みすぎず読みやすいこと、ページの中では目の移る順番が明確であることを意識しています。目立たせたい順番にちゃんと目立つように色や文字の大きさに気をつけています。
あとは、とにかく可愛いことを大前提にしています!」
milk「いつも付録も可愛いですよね!付録ってどうやって決めているんですか?」
見澤さん「付録ってアパレルメーカーさんとかが作っていると思われがちなんですが、実は全て編集部で作っているんです。miniでも付録担当がいて、全員で案を出して実務を2人が担当しています。編集部で考えたものに対して、キャラクターやブランドさんにお願いして、コラボしていくイメージです!」
あおい「最後に、雑誌編集の仕事を目指している女子高生にアドバイスをお願いします!」
見澤さん「雑誌編集のお仕事ではコミュニケーション能力とトレンドに敏感なことが大事だと思います。その他にも自分の強みを持つことも大切だと思うので、とにかく楽しく色々なことにチャレンジしてみて欲しいです!」
いかがでしたか?
雑誌を読むときの見方がまた変わり、雑誌への関心を深めることが出来ましたよね😊💓
たくさん丁寧に説明して下さり、貴重なお話をありがとうございました🥰!!
■取材させていただいた会社
《株式会社 宝島社 mini編集部》
ファッション雑誌販売部数トップシェアを誇る宝島社は、企業理念「人と社会を楽しく元気に」のもと、
雑誌をはじめ、ブランドブックやムック、書籍など多種多様なコンテンツを企画しています。
▶️宝島社 公式ページ
▶️mini 公式Instagram
■取材したJK
あおい(JKライター・高2)
雑誌編集のお仕事を深く知ることが出来て、とても将来にプラスになる貴重な時間となりました。
素敵なお話をありがとうございました。
milk(JKライター・高3)
何年も前から好きな雑誌の編集長さんに取材をさせて頂くことができて、とても嬉しかったです!
たった5人でminiを作られているということや、今まで知り得なかった制作のお話など、新しく知ることが沢山あり、終始ドキドキとワクワクでいっぱいでした。
貴重なお話をありがとうございました!
ぁぃ
【JKライター】可愛いと美味しいが口癖な高校2年生☺️ メイクやスキンケアが好きなので、皆さんの可愛いに少しでもプラスになる記事が書けるように頑張ります( ..)"